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水道の凍結にご注意を
2018年1月26日
カテゴリ:その他
皆様こんにちは!管理部の原です。
本社の東京では4年ぶりの大雪に続き大寒波となりました。
今回の寒波は48年ぶりだそうです。
氷点下4度以下になると、水道が凍結して湯や水がでなくなることがありますが、
当社にも昨日から「お湯が出ない」「蛇口から水が出ない」といったお問合せを多くいただいております。
首都圏で氷点下4℃になることはほとんどありませんので、冬の度に凍結対策をする必要はありませんが、自分でできる方法をご紹介いたします。
・一部の水栓金具から湯水が出ない場合
水栓金具本体内部で凍結している可能性が高く、水栓金具にタオルをまいて栓を開けた状態で熱めのお湯をタオルにかけていると少しずつ出るようになります。
沸かしたままの熱湯は、壁中の配管が塩ビ製の場合などに配管傷める可能性がありますので、湯でお試しください。
・湯だけ家全体が出ないという場合
給湯器周辺の給水・給湯配管が凍結している可能性が考えられます。
外の配管は通常保温材を巻いて凍結対策を行っていますが氷点下3度~4度になると、それでも凍ってしまう場合があります。
この場合は自然解凍を待つのが良いのですが、給湯器からは配管が水、湯、ガスと数種類が出ていますので、保温材が巻いてある配管に、水栓金具と同様にお湯をかけていると出る場合があります。
また、水が出た後は、凍結が原因となり配管周りの接続部から水漏れをすることがありますので、念のためご確認ください。
水、湯の配管には保温材が巻かれています。凍結の心配が無いガス配管には巻かれていません。
保温材が巻かれていても、猫にかじられたりしてボロボロのケースもあります。
工事前 配管の保温が取れてしまっています。
工事後 保温材を配管にかぶせて、キャンパステープという
専用仕上げ材を巻いて仕上げます。
では雪国の給湯器は大丈夫なの?と思われる方もいるかも知れませんが、
寒冷地では給湯器は屋内に設置しています。
・氷点下予想の前日にできる対策
寒冷地では水抜き方式、配管ヒーター、流動方式など、色々な対策がされていますが首都圏ではそのような想定で配管をしていませんので、できることは限られてきます。
水道は止めずに流れていると凍りにくく、蛇口の水を少しだけ出し続けるのは凍結防止になります。
その際水道メーターからなるべく遠い水栓金具で行っていただくのが理想です。
浴室の水栓なら風呂桶に貯めれば水道が無駄になりませんね。
尚、朝凍って出なくても、日中は温度が上がため大抵の場合はその日のうちに出るようになります。
少しでても出始めたら、しばらく栓を開けておくようにしてください。
首都圏で水道が凍結するほどの寒波は数年に一度あるかないかですが、
今年はまだまだ寒い日が続きそうですので、ご注意ください。
以上、簡単ですがご紹介させていただきました。
本日も宜しくお願いいたします!