蛇口の語源|スタッフブログ | 交換できるくんスタッフブログNO-3686

    おはようございます!
    リモデル事業部二課の落久保です(*^^*)

    梅雨で雨が多く、洗濯物がカラっと乾かないのがちょっと困りますが、
    この梅雨が明ければ夏に突入ですね!
    夏が大好きな方もいらっしゃれば、暑くて嫌いだという方もいらっしゃいますよね(*_*;
    私はどちらかというと前者です!!

    今回は梅雨ということで、水に関わる『蛇口』の由来について少しお話させていただきますね(^J^)

    蛇口は、蛇に似ているから・・と単純に想像してしまいますが、それなら象の鼻でも良かったのかな・・いえいえ!明確な理由があるようです。

    日本で初めて水道が開設されたのは明治20年の横浜です。水道が敷設された当初は、道路の脇に設けられた共用栓から水を出して利用していました。

    当時の共用栓はほとんどがイギリスからの輸入品で、ほとんどのものにヨーロッパの水の守護神である「ライオン」のレリーフがついていました。
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    今でもこのようなライオンは稀に健康ランドやホテル・旅館の大浴場で見られますよね。
    つまり、もともとはライオンの口から水が出るのが一般的だったのです。

    その共用栓が徐々に国産化されていく過程で、ヨーロッパの影響からの「ライオン」が、
    中国や日本の水の守護神である「龍」の形に変わってきました。
    そして「龍口」がいつしか「蛇口」と呼ばれるようになり、
    「蛇体鉄柱式共用栓」が正式な名称となったのです。

    架空の動物の竜の元になった生き物が「蛇」であるため、
    日本になじみがある身近な「蛇」の名称が使われるようになったようです!

    確かに龍はなじみがないですもんね(^_^;)

    ちょっとした豆知識として、知って頂ければ幸いです!!
    本日もよろしくお願い致します!