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網・プレート・ココットでグリル汚れ比較
2017年2月3日
カテゴリ:ガスコンロ
おはようございます。加藤(麻)です。
当社ショールームでもよくお見かけするのが、
リンナイ デリシアのココットを購入するか否かを
悩まれているお客様です。
ココットはグリルを汚さずにグリル調理をするためのデリシア専用調理器具で、
その使い勝手についてはこちらのページで詳しくご案内しています。
悩まれているお客様からは、
網とグリルプレートが付属しているからココット使うかな、
ココットを使いこなせるかな、といったお声をよくお伺いします。
そこで、本日は、デリシアでココット・グリルプレート・網を使って
グリル調理をした際のグリル庫内の汚れ比較をしてみたいと思います。
調理内容は鶏のモモ肉のグリルです。
唐揚げ用にカットされたモモ肉に
市販のグリル用調味料で味をつけて8切れずつ焼きました。
まずは最もベーシックな網から。
網に載せて、グリルで11分加熱します。
こんがり焼けました。
焼き上がりをトングで持ち上げると、
フッ素加工した網からすっとはがれます。
網には油と肉汁が焦げ付いたような汚れがついています。
そしてグリル皿には鶏から出た脂がたっぷり…。
グリル皿のフチまで細かい脂が飛び散っています。
網もグリル皿もコーティングがしてあるので、
汚れがこびりついて落ちない!ということはありませんが、
調理後はなるべく早く洗ってしまった方が良さそうです。
グリル庫内のサイドカバーを外して確認すると、
脂などの飛び散りはほとんどありませんでした。
網で調理した際は、調理するたびにサイドカバーも洗わなくちゃ…
というほどは汚れないようですね。
次に付属のグリルプレート。
プレートに鶏を並べ、グリルプレートモードで11分加熱しました。
ジュウジュウと焼ける美味しそうな音が聞こえます。
焼き上がりはこんな感じです。
波状プレートの凹み部分に脂が流れ出て、調味料の混じった肉汁の焦げがついています。
もちろんプレートから下には落ちないので、グリル皿はきれいなままです。
サイドカバーを確認すると、細かい脂の飛び散りが点々とついています。
網ではそれほど汚れていなかったことから考えると、
鶏から直接脂が飛び散るのではなくて、
プレートに溜まった脂が熱せられて飛び散っているようですね。
プレートを使用した場合は、調理内容によってサイドカバーも洗う必要がありそうです。
最後にココットです。
ココットの底の凹凸はグリルプレートよりもかなり深くなっています。
ココットモードで15分加熱します。
当たり前ですが、ココットに入っているので、
焼けている様子は見えません…。
音もプレートに比べると静かです。
焼けました。
ココットで焼いた鶏はタンドリーチキン風味だったので、
スパイスの混じった黄色っぽい脂が流れ出ています。
蓋の裏にも細かな脂が飛び散っています。
もちろんグリル皿はプレートと同じくきれいなまま。
サイドカバーを確認すると、こちらにも脂の飛び散りのような汚れは
まったくありませんでした。
お客様から
『ココットの蓋の穴(スラッシュ)部分から汚れが飛び散るのでは?』
という質問をいただくこともあるのですが、
実は真上から直接バーナーの火が当たっているため、
穴からの飛び散りはほとんど焼き切れてしまうので、
庫内は汚れません。
その代わり、例えばコンロ上のバーナーでココットを使用すると、
火は底面にしか当たらないので、穴から脂が外に飛び散ってしまうそうです。
ココットでグリル調理をした場合は、
本当に庫内はほとんど汚れませんでした。
使用したココットだけを洗えばOKです。
特に、今回焼いた鶏肉のように、
スパイスなどの香りが強く、脂の多いものは、
特に庫内に脂汚れが散るとにおいも残りやすくなるので、
ココットを利用していただけると良さそうですね。
グリルは汚れると手入れが面倒だから使いたくない…
そんな声の多いガスコンロの魚焼きグリルですが、
お掃除のしやすさや汚さずに使える方法など
様々なポイントで改善されています。
ココットはその改善策のひとつで、
グリルを汚さずに、でもその機能をしっかり活用できる
便利な使い方の代表と言えます。
デリシアは、ココット付属、ココットなしを選択できますので、
ライフスタイルやよく料理するメニューなどに合わせてお選びください!
>>リンナイ デリシア(3V乾電池式)の商品一覧はこちら
※デリシア100V電源式、デリシアグリレには、ココットが付属しています。
それでは本日もよろしくお願い致します。