現場に勇気を与える「トイレ少年」 | 交換できるくんスタッフブログNO-13218

おはようございます。
制作担当の加藤です。

少し前ですが、ニュースで福岡在住のM君の話題があり、
思わず目が留まってしまいました。

「ぼくはいま、トイレにむちゅうです」と、熱い思いを作文につずり、
「将来の夢はトイレの開発者」という彼は、まだ小学2年生の8才です。

彼は不動産関係の仕事を営む父親と一緒に住宅を回るうちに、
最新の多機能トイレに興味を持ち、惹かれて行ったそうです。

彼が興味を抱いたポイントは「独自の洗浄方式」と「デザイン」
だったそうです。

部屋はトイレのカタログで溢れ、大手メーカーのショールームに
毎日通って販売員を質問攻めにしたそうです。
いつまでも飽きずにトイレを眺める姿が話題を呼び、人気者に、、、。

そのプロ顔負けの知識、情熱がメーカーの本社まで伝わり、
夏休み中に工場の見学にに招待されたそうです。

普段は社員しか入れない工程も見せてもらえたそうで、本人は大興奮。
「思ったより手作業が多くで難しそうだった」と、さすがの視点です。

見学で質問を受け続けた開発担当の方曰く、
「あこがれの対象がイチロー選手ならともかく、我々というのが、、、」
「でも、こんなに嬉しく、勇気づけられた事はありません」
と話していたそうです。

さらに、
「うれしいと同時に、中途半端なものは作れないと身が引き締まる思です」
との事。

国内製造業の苦境が続く中、現場の従業員らに勇気を与える事になりました。

当人の将来の目標は、
「もっと節電できたり、コップ1杯の水で流せたりする夢のトイレ」
との事でした。

彼はきっと実現する事でしょう。
心温まると同時に、無条件に応援したくなる話題でした。