【2024年度】エアコンで使える補助金・助成金を紹介

家電製品のなかでも使用頻度が高いエアコン。電気代がかかる空調設備だからこそ、なるべく初期費用を抑えて取り付けたいものです。そこで利用したいのが国や各自治体で実施している補助金・助成金制度です。壁掛けルームエアコンや天井エアコンを交換する時に活用できる2024年度の補助金・助成金制度や申請に必要な条件をご紹介します。

子育てエコホーム支援事業は「全国で利用できる」、「子育て世代以外でも利用できる」など利便性の高い補助金制度ですが、申請要件には注意が必要です。

本制度では住宅設備品のカテゴリごとに「必須工事対象製品か補助工事対象製品」と「補助金額」が規定されています。補助金は必須工事を含め、1申請あたり補助金額5万円以上が交付の要件となっています。
エアコンの場合は補助工事対象品で補助金額が19,000～26,000円のため単体では申請ができません。他の必須工事対象製品と組み合わせて「5万円以上」になるように複数設備の改修・交換が必要になります。

子育てエコホーム支援事業では壁掛けルームエアコン、天井カセットエアコンどちらも補助金の申請が可能ですが、「空気清浄機能または換気機能付き」のエアコンを設置することが要件の1つになっています。

なおエアコンの冷房能力によって補助額が変わります。例えば6畳用エアコンの場合は19,000円の補助額が交付されるため、50,000円以上の要件を満たすためには残り31,000円分の補助額を必須工事含めたほかの住宅設備品交換で補う必要があります。 そのほか申請に必要な条件をまとめましたので、以下も合わせてご確認ください。

都道府県および市区町村でエアコンを対象とした補助金制度を実施しているケースがあります。申請に必要な要件は自治体により異なりますが、以下が一般的な要件です。

そのほか過去に同制度の利用がない、工事業者の選定に制限がある（役所が選定した業者が工事を行う）などの条件がある場合もありますのでお住まいの自治体ホームページをご確認いただくか、役所の担当窓口にお問い合わせください。

下記は2024年（令和6年）9月時点で各自治体から公表されている補助金・助成金の一例です。制度の詳細や申請・採択に必要な要件は各自治体のホームページも必ず合わせてご確認ください。

エアコンの補助金でまず検討したいのは、政府が推進する住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」。複数の住宅設備品を交換する必要がありますが、「全国で利用することが可能」、「補助額が高い」というのが最大のメリットです。各自治体の補助金制度は「子育てエコホーム支援事業」と併用できない場合もあるため、検討の際は事前にご確認ください。

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