条件から壁掛エアコンを選ぶ

理想的なエアコンの取り付け位置を徹底解説

理想的なエアコンの取り付け位置を徹底解説 おすすめのエアコン取り付け位置や場所とは?おすすめのエアコン取り付け位置や場所とは?

ルームエアコンの取り付け位置は冷暖房の効きを左右する重要なポイント。理想的な設置場所に取り付けることでエアコンがもつ本来の能力を最大限引き出せるようになります。エアコンの交換または新規設置をご検討の際に役立つ「室内機と室外機の理想的な取り付け位置」について詳しくご紹介します。

おすすめのエアコン室内機取り付け位置

室内機はなるべく室外機と近い場所に設置する

近い(配管距離が短い)
エアコンの配管距離が近いケース|熱効率が良いため、冷暖房が効きやすいエアコンの配管距離が近いケース|熱効率が良いため、冷暖房が効きやすい
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冷媒配管の距離が短い方が熱効率も良く、冷暖房が効きやすい

遠い(配管距離が長い)
エアコンの配管距離が遠いケース|熱効率が悪く、ガス追加補充や長時間の真空引きなどが必要になるエアコンの配管距離が遠いケース|熱効率が悪く、ガス追加補充や長時間の真空引きなどが必要になる
△

室内機と室外機をつなぐ冷媒配管が長いと冷暖房の効きが悪くなる

室内機と室外機は冷媒配管と電源配線で繋がっています。電源配線についてはある程度離れてもさほど問題はありませんが、冷媒配管は距離が長くなるほど冷暖房の効きが悪くなってしまいます。また2階に取り付けるエアコンの室外機を1階に設置するなど配管の高低差が大きい場合でも熱効率が悪くなり、ガスの追加補充や真空引きの時間が長くなるなどのデメリットがあります。
使用できる冷媒配管の最大長さはメーカーや機種ごとに規定がありその範囲内であれば問題ありませんが、室内機と室外機はできるだけ近い位置に設置するのが理想的です。

室内機の周辺に必要なスペースを確保する

エアコン室内機に必要な周辺スペース目安とは|天井から5cm以上、壁から5cm以上、カーテンレールから10cm以上の間隔をあける
エアコン室内機に必要な周辺スペース目安とは|天井から5cm以上、壁から5cm以上、カーテンレールから10cm以上の間隔をあける

エアコン室内機は左右、上下及び前方にスペースが必要です。以下は目安となる離隔距離寸法で、実際は機種ごとに異なります。特に新築で設置する場合は希望のエアコンが収まるよう、設計段階で考慮しておく必要があります。それぞれの離隔距離についてご案内いたします。

離隔距離の目安

  • 室内機が天井から5cm以上離れている
  • 室内機がカーテンレールから10cm以上離れている(真下に窓がある場合)
  • 室内機が壁から5cm以上離れている
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当社ではお見積りの際に、添付写真から判断いたします

左右壁からの距離
エアコン室内機の取り付け位置は左右壁からスペースをとらないと修理やメンテナンスができなくなる

取り外しや修理時に必要なスペースとなります。このスペースが確保できていないとメンテナンス対応できない場合も。左右で必要最低寸法が異なる機種も存在します。

天井からの距離
エアコン室内機の取り付け位置を天井にくっつけてしまうと空気を取り込めず、充分に能力を発揮できない

エアコンは上部から空気を取り込む構造のため天井に近すぎると能力が十分に発揮されません。余裕をもったスペース(離隔距離)を確保したいところです。

カーテンレールからの距離
エアコン室内機の取り付け位置はカーテンレールからスペースをとらないと送風フラップが干渉してしまう

送風フラップがぶつからない距離を確保する必要があります。直接干渉しなくともダイキンの「垂直気流」など真下に送風する機能をご使用の場合は余裕をもったスペースが必要です。

室内機の周辺に必要なスペースはメーカーや機種により異なります。詳細については各メーカーページや据付説明書をご確認ください。

高さが足りない場合はコンパクトサイズを検討

エアコン室内機の周辺スペースを確保するのに高さの余裕がない場合は250mm前後のコンパクトサイズを検討する

高さに余裕がない場所に設置ができるよう高さ250mm前後のコンパクトサイズを用意しているメーカーもあります。設置場所に余裕がない場合は、コンパクトサイズのエアコンをご検討ください。

該当する商品を探す

室内機の据付高さは1.8~2.3mが目安

エアコン室内機の取り付け位置が高すぎると冷暖房効率やメンテナンス性の低下が発生してしまうため1.8~2.3mが目安

各メーカーで室内機は1.8〜2.3mの高さに設置することを目安としています。
一般住宅の標準的な室内天井高さは2.4mですが、昨今では2.5m以上を確保した住宅も増えてきました。

高すぎる位置に取り付けると「暖房及び冷房効率が低下してしまう」、「フィルターの取り外しなど掃除やメンテナンスが大変になる」といったデメリットがありますので、メーカーの推奨する目安をもとに高さをお決めください。

室内機は外壁に面した窓周辺に取り付けるのが理想的

マンション・集合住宅の場合
マンションや集合住宅では室外機の場所が決まっていることが多いため、室内機取り付け位置の自由度が低いマンションや集合住宅では室外機の場所が決まっていることが多いため、室内機取り付け位置の自由度が低い

取り付け位置の自由度は低い

マンションは室外機の設置場所が決まっていることが多いため、室内機の取り付け位置は自由度が高くありません。室内機は外壁面に設置することがセオリーですが、部屋の形状によっては内壁面に設置した方が良い場合もあります。

戸建ての場合
戸建てでは外壁に面している場所も多く、室内機取り付け位置の自由度が高い戸建てでは外壁に面している場所も多く、室内機取り付け位置の自由度が高い

取り付け位置の自由度が高い

戸建ては2面が外壁に面していることもあり、室内機の据付場所を中心に室外機の設置場所を選べる自由度があります。部屋の形状に合わせて空調効率が一番良い位置に室内機を設置できます。

エアコンは室内機と室外機をそれぞれ冷媒配管や電源配線でつなげる必要があります。配管及び配線距離はエアコンの冷暖房効率の点でも短いほど良いので室内機は外壁に面した壁への取り付けが理想的です。マンションの規約で室外機の設置場所が決められていたり、家屋の構造上難しい場合は内壁面への取り付けとなります。

取り付ける場所は窓の上か横に取り付けるのが一般的

窓の上に取り付ける
室内機を窓の上に取り付ける場合はエアコン本体の高さに注意する

エアコン本体の高さに注意

天井高さ、窓高さによってはエアコン本体の高さに注意が必要です。室内機周辺のスペースに余裕がない場合は高さコンパクトタイプのエアコンをご検討ください。

窓の横に取り付ける
室内機を窓の横に取り付ける場合はエアコン本体の横幅に注意する

エアコン本体の横幅に注意

窓が天井いっぱいまであり、窓横に取り付けるケースの場合は高さよりも本体横幅に注意が必要です。余裕がない場合は横幅コンパクトタイプのエアコンをご検討ください。

外壁に面していて、据付高さ1.8~2.3mの位置を考慮すると窓周辺へ取り付けるのが一般的です。窓枠の大きさや高さによって窓上か窓横どちらに取り付けるのが良いかを判断します。室内機のサイズは各メーカーで「高さコンパクトモデル」または「横幅コンパクトモデル」が販売されていますので周辺スペースに余裕がない場合はご検討ください。

窓の横に取り付ける場合は扉の干渉がないかを確認する

窓の横に取り付ける場合は扉の干渉がないかを確認する
窓の横に取り付ける場合は扉の干渉がないかを確認する

室内のドアやクローゼットなどを開いた際に扉がエアコンに当たるかも確認しておきたいところです。主に新規で設置する場合の注意事項となりますが、買い替えの場合でもエアコンの幅・高さが大きくなることで扉が当たってしまうケースがあります。設置場所の周辺に干渉するものが無いか事前にご確認ください。

室内機は配管穴よりも高い位置に取り付ける

エアコン室内機を配管穴より低い位置に取り付けると、ドレン水が逆流して室内へ水漏れしてしまうリスクがある
エアコン室内機を配管穴より低い位置に取り付けると、ドレン水が逆流して室内へ水漏れしてしまうリスクがある

配管穴に通すドレンホースは冷房・除湿運転の際に発生するドレン水(結露水)を屋外へ放出する役割がありますが、排水勾配(傾斜)を確保できないとドレン水が逆流してしまいエアコン本体から水漏れするリスクがあります。このため、エアコン本体は配管より高い位置に取り付ける必要があります。

壁の穴開けにはご注意ください

柱と柱の間に斜めに入れる補強材で建物を支える筋交いに穴を開けてしまうと建物の強度を損なわれる|壁の穴あけ注意点柱と柱の間に斜めに入れる補強材で建物を支える筋交いに穴を開けてしまうと建物の強度を損なわれる|壁の穴あけ注意点
筋交いに穴をあけてしまった
穴あけの際に防水シートを切ることになるので、雨が直接当たる場所などの場合は雨仕舞いが重要|壁の穴あけ注意点穴あけの際に防水シートを切ることになるので、雨が直接当たる場所などの場合は雨仕舞いが重要|壁の穴あけ注意点
知らないうちに雨水が漏水

室内機と室外機をつなげる配管を通す穴が壁に設けられていなくても後から開けることは可能です。ただし、「筋交いに穴を開けて建物の強度を損なってしまった」、「気密性が失われる」、「知らない間に雨漏りしていた」などのリスクもあります。エアコン配管用の穴を開ける場合は、お住まいの住宅を建てられたハウスメーカーや工務店にご相談されることを推奨いたします。

真下や正面に障害物がない位置へ取り付ける

暖房は下に向かって暖気を送る
エアコン暖房時の気流は下方向に吹き出される
気流は下方向

暖房時は床方向に温風を吹き出し、部屋全体を床・足元から暖めます。エアコンの真下に家具・テレビなどの障害物があると風通しが制限されてしまい、空調効率が悪くなります。

冷房は天井に沿って冷気を送る
エアコン冷房時の気流は横方向に吹き出される
気流は横方向

冷たい空気は下に溜まりやすいため、部屋全体に行き渡るよう天井に沿って水平に冷風を送ります。風の進行方向にシャンデリアなどの障害物があると冷風が部屋の奥まで届かなくなります。

エアコンは暖房と冷房で気流の方向が異なります。送風の進行方向に障害物があると吹き出した風が障害物に当たり、そこに滞留してしまうため効率的な空調ができなくなります。送風先に障害物となるものが無い位置に室内機を取り付けるのがポイントです。

エアコンの真下に物を置かないメリットとは?

ドレンホースの勾配をしっかり確保していても、パイプの詰まりや経年劣化等によって本体から水漏れすることがあります。テレビなどの家電が下に配置されていると、水が掛かって故障・漏電といったリスクがあります。またエアコンクリーニングをする際も家具移動が必要になり手間が掛かってしまいます。エアコン本体の下には何も置かない方がメリットが多々あります。

エアコンの真下に物を置かないメリットとは?

室内機は部屋の長辺方向へ送風できる位置が効率的

長辺方向に送風
長辺方向に送風するため短辺壁に取り付けたエアコン室内機の見取り例|設置しにくい和室への送風や消費電力の節減が可能
〇

直接送風できる距離が長く、想定した送風効率が確保できる

短辺方向に送風
短辺方向に送風するため長辺壁に取り付けたエアコン室内機の見取り例|空気が循環しづらく、送風効率が落ちる
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直接送風できる距離が制限されるため、送風効率が落ちる

エアコンは前方へ送風して空気を循環させる設計となっています。部屋が長方形の場合は前方への送風能力を活かせるよう長辺方向へ送風ができる短辺側に室内機を取り付けるのがおすすめです。上記は一般的なマンションのL型間取り例で、長辺方向に風を送り出すことで空気の循環がしやすく消費電力(電気代)が抑えられるといったメリットがあります。
ポイントは「長辺方向へ送風ができること」、「室外機との配管距離が短い場所に設置する」の2点ですが、家屋構造や設置状況によっては難しいケースもあります。

扇風機やサーキュレーターを併用するとより効果的

同じ部屋でも場所ごとに寒い・暑いなどの温度ムラを感じる場合は扇風機、サーキュレーター、空気清浄機などを併用するのが効果的です。
滞留する空気をかき混ぜて、部屋全体に流れを作ることで温度ムラをなくし安定した空調管理ができるようになります。

参考:ダイキン「空気をかき混ぜると、温度ムラの解消ができる?」

エアコンの温度ムラをかき混ぜるための扇風機やサーキュレーターがあるとより効果的

専用コンセントと近い位置に室内機を取り付ける

エアコン室内機は配線コードが届く位置(専用コンセントに使い場所)に取り付ける必要があり、難しい場合はコンセントの移設工事を行う

室内機から出ている配線コードは機種により異なりますが、50cm〜1mが一般的な長さです。この配線が届く範囲にエアコン専用のコンセントを設ける必要があります。
無い場合は電気工事によるコンセント移設が必要ですが、市販の延長コードは絶縁不良や許容電流オーバーなどにより感電や火災の原因となるため使用は控えてください。

市販延長コードでは多くの場合、許容値オーバーとなります

市販の延長コードは消費電力の許容値を超えてしまうため、使用は控える(ルームエアコン1,280~4,000Wに対して一般延長コードは1,500Wまでしか対応できない)
市販の延長コードは消費電力の許容値を超えてしまうため、使用は控える(ルームエアコン1,280~4,000Wに対して一般延長コードは1,500Wまでしか対応できない)

市販されている一般的な延長コードの多くは100Vタイプで許容消費電力が1500Wが上限です。対して壁掛けエアコンの消費電力は1280W〜4000Wでほとんどの場合、延長コードの許容値を越えてしまいます。過電流は発熱や感電、火災の原因となります。各メーカーの施工説明書にも「延長コードの使用は不可」と記載されており、コードが届かない場合は電気工事によるコンセント移設が別途必要となります。

室内機の吹出口と火災報知器は1.5m以上離す

エアコン室内機は火災報知器と1.5m以上の間隔をあけて取り付ける

部屋に設置されている火災報知器からエアコンの吹出口まで、1.5m以上離す必要があります。
距離が近いと煙を正確に感知できず、火災報知器が正常に作動しない可能性があります。

エアコン室内機取り付け位置に関するその他の注意点

エアコン室内機取り付け位置に関するその他の注意点
  • 日光が直接当たらない場所に取り付ける
  • 近くに熱や蒸気、油煙の発生がある場所への設置は避ける(キッチンへの設置は不可)
  • 出入り口扉の上は避ける
  • テレビ・ラジオ・無線機、蛍光灯から1m以上離す
  • 電話機から2m以上の間隔をとる

まとめ

エアコン室内機の理想的な取り付け位置

室内機は室外機となるべく近く、かつ最も空調効率が良くなる位置へ設置することでエアコンのもつ能力を最大限に発揮できるようになります。配管を通すパイプ穴位置については、機種ごとに設けられた設置基準を十分クリアできる位置に設ける必要があります。

  • 室内機と室外機の距離はできるだけ近い位置にする
  • 機種ごとの設置基準・推奨目安を守って設置する
  • 穴あけが必要な場合はお住まいを建てた業者に依頼する
  • エアコン本体及び送風方向に干渉物がない位置へ取り付ける
  • 部屋の長辺方向に送風できる位置に設置する
工事エンジニア_イラスト

おすすめのエアコン室外機取り付け位置

室外機の周辺に必要なスペースを確保する

エアコン室外機に必要な周辺スペース目安とは|パナソニックの推奨設置例

室外機は壁・障害物からの離隔距離が定められています。設置スペースに限りがある場合は、メーカー指定のスペースを確保することが重要です。周囲をできるだけ広く確保することで効率の良い運転ができるようになります。
必要なスペースはメーカーや機種ごとに異なります。

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当社ではお見積りの際に、添付写真から判断いたします

前後のスペース
エアコン室外機は後部から新鮮な空気を吸い込み、前方に排出するため前後のスペースが足りないと運転効率が落ちる
エアコン室外機は後部から新鮮な空気を吸い込み、前方に排出するため前後のスペースが足りないと運転効率が落ちる

後方から空気を吸い込み、内部の熱交換機を通過して前方に排出する仕組みのため、前後スペースが不足していると本来の能力が発揮できません。また効率が下がるため電気代が高くなる原因につながります。

左右のスペース
エアコン室外機は左右のスペースを活用して修理やメンテナンス(経年劣化によるガス漏れや水漏れなどの対応)を行うため、一定の間隔を空けておく
エアコン室外機は左右のスペースを活用して修理やメンテナンス(経年劣化によるガス漏れや水漏れなどの対応)を行うため、一定の間隔を空けておく

左右スペースは交換や故障時の修理作業スペースとして確保するのが主な目的です。左右スペースに余裕があるほど後部からの空気を取り込めるようになるため、運転の効率化につながります。

室外機は雨や直射日光が当たりにくく、風通しがよい場所に設置する

日光が直接当たる場所に室外機がある場合は、すだれや庇による日除け対策を行うことで消費電力を抑えながら効率的にお部屋を冷やすことが可能

室外機に日光が直接当たると、内部の温度が上昇して冷房が効かなくなることがあります。屋外設置を前提としている設計なので、雨風にさらされても耐えられる構造になっていますが、本来の能力を十分発揮できるようその設置場所には配慮したいところです。

室外機は、雨や直射日光が当たらず、風通しの良い位置に設置するのがベストです。夏場はすだれや庇を設けて直射日光を避けるようにすると効果があります。

室外機全体を覆ってしまうカバーは避ける

市販されている室外機カバーなどで、全体を覆ってしまうものはエアコンの能力を大きく損ない、また負担も大きく寿命を縮める事になるので、使用はお控えください。日除けカバーは「室外機の背面から空気を十分に取り込むことができる」「前面に吹き出す空気を妨げない」といった2つの条件を満たしていることが重要です。

室外機は水平に設置する

床置き

床置き・地面置き|エアコンの室外機を水平に設置した例

水はけのため、前方方向に勾配がとられていることが多いため、ワッシャー等による水平調整を行う

ベランダ置き

ベランダ置き|エアコンの室外機を水平に設置した例

床置き同様に水はけの勾配がとられているのでプラブロックと本体の間にワッシャー等をいれて水平調整する

二段置き

二段置き|エアコンの室外機を水平に設置した例

架台自体を調整することで水平位置をある程度キープ可能、下段と上段それぞれが水平になるように調整

屋根置き

屋根置き|エアコンの室外機を水平に設置した例

架台の脚部分で屋根勾配に合わせた水平調整を行うほか、落下防止の転倒防止金具やワイヤーもつけておく

壁掛け

壁掛け|エアコンの室外機を水平に設置した例

架台と外壁面で水平調整が可能だが、空気を取り込む背面の離隔距離確保に注意が必要

天吊り(公団吊り)

天吊り(公団吊り)|エアコンの室外機を水平に設置した例

天吊架台は架台側である程度水平調整が可能で、架台と本体の間にワッシャーを入れる場合もあり

室外機は床置き(地面置き)、ベランダ置き、壁掛け、屋根置きなどご自宅の状況に合わせて様々な設置方法がありますが、いずれの場合も水平に設置しなければなりません。一般的に許容傾斜角度は3°までと規定されています。室外機を固定させるための架台がある場合は地震による転倒防止対策、地盤がしっかりしていない場合はコンクリート打設などの対策も合わせて行います。

室外機の騒音や振動を考慮した位置に取り付ける

室外機からの騒音、異音、振動などによる近隣トラブルを避けるため、室外機の取り付け位置を変更する

通常の利用であれば室外機から大きな騒音や振動が発生することはありませんが、人によってはうるさいと感じることも。また室外機からでる「風の向きによって隣家の植栽が枯れた」などのトラブルもあります。室外機の近くに隣家の窓などがある場合は、室外機を移設して風が向かう方向を外すのが効果的です。

エアコン室外機取り付け位置に関するその他の注意点

エアコン室外機取り付け位置に関するその他の注意点
  • プロパンガスがある場合は2m以上離す
  • 室外機の吸込口、吹出口を塞がないようにする
  • 北側や西側など、季節風の当たる場所は避ける
  • 室外機吹出口の正面に、強風が連続的に吹き付けない位置を選ぶ

まとめ

エアコン室外機の理想的な取り付け位置

機種ごとの推奨される離隔距離を遵守し、余裕のあるスペースを確保します。直接日光が当たらず、風通しが良い場所へ水平に取り付けるのが理想です。

  • 機種ごとに規定された周辺スペースを確保して設置する
  • 直射日光を避け、通気の良い場所に取り付ける
  • 水平になるように取り付ける
  • 近隣居住者とトラブルにならないように配慮した位置を選ぶ
工事エンジニア_イラスト

エアコン取り付けなら交換できるくん

交換できるくんは住宅設備交換のパイオニアとして工事のネット見積りを開始して23年。おかげさまで東証グロースに上場いたしました。
株式会社交換できるくんは東京証券取引所グロース市場に上場しております 証券コード7695
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ルームエアコン交換の流れ

1 Step1. 商品を選ぶ

商品を選ぶ|ルームエアコン取り付けの流れ【交換できるくん】
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取付されたいルームエアコンをお選びください。当社にてお客様にあった商品をご案内することも可能です。

2 Step2. 見積りをご依頼

見積りをご依頼│ルームエアコン取り付けの流れ【交換できるくん】
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ルームエアコンが決まったら見積りをご依頼ください。現状の画像をお送りいただければ、設置適合確認も当社で行います。

3 Step3. ご注文

ご注文|ルームエアコン取り付けの流れ【交換できるくん】
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見積りの内容にご納得いただいたらご注文手続きをお願いいたします。工事日程のご希望をお伺いします。

4 Step4. 工事お伺い

工事お伺い│ルームエアコン取り付けの流れ【交換できるくん】
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工事担当が商品を持って、お客様のご自宅へお伺いし、交換工事一式(本体・室外機の取り付け、真空引き作業、試運転等)を行います。