ダイキンルームエアコンの取り付け・交換が安い

外気中の水分を室外機の中にある加湿ユニットが取り込み、無給水で加湿できる「うるる加湿」は1999年にダイキンが世界に初めてエアコンに搭載しました。この革新的な技術は、以降20年以上の歳月をかけて進化し続け、現在でもダイキンエアコンの代名詞となっています。畳数(kW)のクラスにより加湿量が異なります。

一般的に湿度（＝相対湿度）とは空気中に含まれる水分の割合を指しますが、この空気という器は温度によって含むことができる水分量が変化します。部屋が乾燥するとお肌の乾燥をはじめ、さまざまな影響が表れます。同じ温度でも湿度が高いとお肌に潤いを与えてくれます。

室温が下がる弱冷房除湿方式や電気代がかかる再熱除湿方式といったこれまでのデメリット面を見直したダイキンの「さらら除湿」。
熱交換器の冷やす範囲を可変するため寒くなりにくく除湿ができる「さらら除湿」、室内の状況に合わせ熱交換器の冷やす範囲を可変しつつ、一部を加熱して除湿する「さらら除湿ハイブリッド方式」、熱交換器の冷やす範囲と過熱する範囲をリニアコントロールする「さらら除湿リニアハイブリッド方式」の3種類あります。
特にリニアハイブリッド方式は必要な分だけ冷却・加熱するため梅雨時など低負荷時にもパワフルに除湿できるダイキン独自の技術となります。

湿度をコントロールする「デシクル制御」と温度をコントロールする「ピット制御」により、室内が設定温度に達した後も蒸し暑さを感じにくい冷房運転を行います。時間が経過しても快適な湿度をキープしたまま過ごせます。

空調システムの心臓部ともいえる圧縮機(スイングコンプレッサー)に耐久性を高めたタフネス設計を採用しています。ローラーとブレードを一体化させて部品点数を減らし回転時の摩耗を低減。圧縮室と吸入室を仕切る部分からのガス漏れも発生せず、環境に配慮した最新冷媒ガス「R32」にも適合させて高効率を実現しました。
また、制御基板の両面にしっかりコーティングを施すことで雨や雪などからプリント基板を守ります。この技術はダイキンエアコン全てのシリーズに搭載されています。

ダイキンルームエアコンはグレードごとに搭載されているセンサーが異なります。上位グレードになるほど搭載されるセンサーの種類が多くなり、より最適な自動運転を行うことができます。

左右160°に対応した回転式のセンサーが床や壁の温度(輻射熱)など、快適性に影響を与える空間の「熱」をセンシングして自動運転。また過去に操作した運転内容の履歴をエアコンが記憶し、運転傾向から使う人の好みを学習します。

室温が設定温度に達し安定すると節電を重視した運転を実施。低回転で効率の良いスイングコンプレッサーの働きにより消費電力量を約20%^※削減。その時々の空調の必要能力に合わせて、かしこく、無理をしすぎない省エネ・節電運転を行います。

室内の空気を取り込み、ストリーマが高速電子を放出。空気中の窒素や酸素と衝突・合体し、分解力を持つ4種の分解素（レイキ窒素、レイキ酵素、OHラジカル、酵素ラジカル）を生成し、空気中に浮遊する有害物質を抑制します。ウイルス、細菌、カビのほか花粉などのアレル物質に対して抑制効果があります。
ストリーマ空気清浄はダイキンの全シリーズに搭載されています。

冷房運転で発生させた結露水を利用して、掃除するのが難しいエアコン内部の熱交換器を洗浄する機能です。洗浄後はカビの繁殖を抑制するストリーマを照射しながら送風乾燥させ、仕上げに加熱乾燥を行います。
さらに、加湿機能のある上位モデルは暖房運転で発生する加湿水でも洗浄できるため夏は「結露水」を、冬は「加湿水」を利用することで常に清潔な状態をキープできます。

冷房・除湿後に動作する熱交換器の結露水洗浄は、シャープが世界で初めてエアコンに搭載し、現在では多くのメーカーに採用されています。ただし結露水を利用するため、熱交換器の自動洗浄は主に夏場で、暖房使用時の冬場は活用できていませんでした。無給水加湿機能をいち早くエアコンに搭載したダイキンではこの加湿機能を活かし、冬の暖房運転後に加湿水を利用した熱交換器洗浄を行い、一年を通して熱交換器の自動洗浄を実現。現在、この機能をもつのはダイキン「RXシリーズ」と「MXシリーズ」のみとなります。

水内部クリーンはリモコンの手動操作で行います。1ヶ月に1回を目安に実行することをメーカーは推奨しています。これとは別に冷房・除湿を５分以上運転し、停止したときに毎回自動でエアコン内部を乾燥させる自動内部クリーンがあります。

エアコン内部の熱交換器フィンに親水性に優れた2層コートを施し、冷房・除湿で発生した結露水で汚れを浮かし洗い流す「クリアコート」に対して、上位モデルでは親水性・耐食性に優れた3層の「セルフウォッシュ」コーティングを採用。クリアコート熱交換器よりも油系成分の汚れを落としやすいのが特徴です。定期的に清掃を必要とするクリアコートに比べセルフウォッシュは自浄効果が10年とお手入れの面でも優れています。

屋外から新鮮な空気を取り込み(給気)、エアコンの熱交換器で適温に整えてから室内に循環させることが出来るから温度変化がなく常に快適な温度を保ちます。除湿・加湿機能が搭載されているエアコンであれば換気と同時に除湿や加湿も行えます。
またダイキンの最上位プレミアムモデル「RXシリーズ」なら、給気だけではなく排気換気が可能。窓を開けることなく効率的にお部屋の熱気や不快な空気を屋外へ逃がし、内部クリーン乾燥運転で生じる湿気を排出できます。