ウォシュレットの水圧調整ができないのは故障!?考えられる原因と対処方法
2024/04/10
2024/04/10
「トイレのウォシュレットが動かない」「水圧調整ができない」といったトラブルは、決して珍しくありません。
ウォシュレットが機能しなくなる理由は、さまざまです。普段の使用方法が原因の場合もあれば、ちょっとしたうっかりや、寿命による故障も考えられます。
この記事では、ウォシュレットの故障の原因と対処方法について、ご紹介します。
ウォシュレットが動かずに困っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ウォシュレットの水圧調整の機能が壊れると、水の勢いが強すぎたり弱すぎたり、勝手に水が出たりします。
なぜウォシュレットの水圧調整が故障してしまうのでしょうか。
考えられる原因と対処方法について、解説します。
トイレのウォシュレットが動かない理由の1つとして、リモコンの電池切れが考えられます。
ウォシュレット本体は壊れていないため、電池の交換をすれば改善します。
リモコンの電池の取り替え方法は、メーカーや品番によって異なります。以下にトイレ大手メーカーのTOTO、Panasonic、LIXILのトイレリモコンの電池交換方法について記載されているので、使用しているトイレの品番を確認の上、チェックしてみてください。
TOTO|「ウォシュレット」リモコンの電池交換方法 | 修理 | お客様サポート | TOTO株式会社
Panasonic|温水洗浄便座のリモコン・ひとセンサーの電池の交換方法は
LIXIL|シャワートイレ用リモコンの電池を交換する方法 – LIXIL | Q&A (よくあるお問い合わせ)
ウォシュレットが反応しないのは、電源プラグが抜けているせいかもしれません。掃除をする際に、何らかの拍子で電源プラグが抜けてしまうケースも考えられます。
トイレ本体から繋がる電源プラグがコンセントに刺さっているか、確認してみてください。
ウォシュレットの便座には、着座センサーが取り付けられています。着座センサーが便座カバーで隠れていたり汚れていたり、座り方が浅かったりする場合、センサーが反応せずウォシュレットを動かせなくなることがあります。
また1時間以上、便座に座っていると、安全機能が作動してウォシュレットが作動しなくなることも考えられます。
水圧調整機能が効かない方は、センサーが作動しているかどうかをチェックしてみてください。
トイレ周りの床・壁などに、トイレ本体から伸びる水道管が設置されています。トイレの水は、この水道管から流れてきています。
水道管の蛇口がしっかり閉められていると、トイレの水は流せません。トイレの水が足りなくなるため、ウォシュレットも機能しなくなります。
ウォシュレットが使えない方は、トイレの止水栓の開き具合を確認してみてください。
ウォシュレットの水圧が強すぎる場合は、止水栓が開きすぎている可能性があります。
蛇口を軽くひねり、水の出が弱まるように調整してみてください。
ウォシュレットのフィルターやノズルが詰まり、ウォシュレットの水が出なくなっている可能性も考えられます。
ウォシュレットのフィルターは、水道管とトイレ本体の接続箇所などにあることがほとんどです。トイレの機種によっては別の場所に設置されていることもあるため、取扱説明書を確認してみてください。
フィルターを確認したら、取り出してハブラシなどで水洗いをします。その後、フィルターを元の位置に戻せば完了です。
ノズル詰まりを解消するには、「ノズル掃除機能」を活用するのがおすすめです。ウォシュレットの機種によっては、「ノズル掃除」の機能が備わっています。軽いノズル詰まりであれば、この機能で解消できます。
しつこい汚れがこびりついてノズルを詰まらせている場合は、ノズルを出してハブラシなどで擦り洗いをしましょう。
ノズルが自動で出てこない場合は、ノズル付近に尿石がこびりついてノズルの出入り口を塞いでいないか、確認してみてください。汚れを落とすことで、ノズルが出てくるケースもあります。
上記のどの内容にもあてはまらず水圧調整機能が動かない場合、ウォシュレットが故障している可能性があります。
ウォシュレットの故障は自分で直すことはできないため、メーカーや専門の会社に修理を依頼してください。
使用してから長い年月が経過しているトイレであれば、寿命の可能性もあります。その場合は、修理よりも交換をしたほうが、結果的に安く済むことが考えられます。
昨日まで普通に使えていたウォシュレットが、突然壊れてしまうと焦ってしまうものですよね。
ウォシュレットの水圧調整機能が壊れてしまう理由とは、どのようなものがあるのでしょうか。
ウォシュレットはトイレの中では数少ない、電気系統に該当する部分です。電気系統は寿命が突然訪れることも多く、ウォシュレットが動かなくなった理由も経年劣化が考えられます。
トイレに強い衝撃が加わり、ウォシュレットが壊れてしまうケースもあります。
重たい物をトイレに落としてしまったり、掃除の際にトイレの上に立ったりした覚えのある方は、それがウォシュレットが故障した原因かもしれません。
日々のお手入れをサボってしまうと、トイレの汚れはあっという間に蓄積されていきます。溜まった汚れは、トイレの使用に悪い影響を与えることも少なくありません。
ウォシュレットが故障するのも、その1つです。ノズルやフィルターのお手入れ不足が、ウォシュレットの故障の理由として挙げられます。
ウォシュレットの寿命は、10年前後とされています。
使用状況や環境によって寿命は前後しますが、使用から10年経過して壊れたウォシュレットは、寿命を迎えたと考えても良いと思います。
また、メンテナンスが不足しているトイレであれば、10年を経過せずに寿命を迎える可能性もあります。トイレを長く使用するためにも、日頃のお手入れは欠かさないことが大切です。
ウォシュレットが壊れたら、修理が必要です。修理費用は、トイレの状況や依頼先の会社によって異なりますが、2〜3万円ほどが相場とされています。
相見積もりを取ることで、より安く修理先を選べます。しかしトイレは毎日複数回使用するため、ウォシュレットが使えないと困るシーンも多いかと思います。
相見積もりを予定している方は、なるべく早く専門の会社に修理依頼をしたほうが安心です。
使用年数が10年に近いトイレのウォシュレットが壊れた場合、修理をしてもまたすぐに別の箇所に不具合が発生する可能性があります。
また、ウォシュレットは便器と一緒に取り付けるケースがほとんどのため、寿命を迎えたウォシュレットは、一緒に取り付けられているトイレも寿命が近いと考えられます。
修理を繰り返し行うよりも、トイレそのものを交換したほうが、長い目で見ればお得かもしれません。
トイレの交換費用の相場は、10〜20万円ほどです。トイレのグレードや一緒に行うリフォーム工事の有無などで、金額は変化します。
トイレやウォシュレットは何年も利用する設備ですので、交換を依頼する際は、保証がどのくらいの期間ついているかも、検討の
トイレを交換する際、床に元のトイレの設置痕が残ることがあります。設置痕は汚れが溜まりやすく、お掃除がしにくい場所です。また、トイレの壁紙にも尿の飛び散りやニオイがついていることが考えられます。
衛生面や美観の観点からも、床や壁のリフォームはトイレ交換の際に一緒に行うことをおすすめします。
トイレ交換と床・壁のリフォームを別々にやると、工期がかかり費用が高くなりがちです。同時にリフォームを行うことで工事を1つにまとめられるため、費用面での負担が減ります。
ぜひ、トイレ交換の際は床・壁のリフォームも検討してみてください。
ウォシュレットが動かなくなったり、水圧調整が機能しなくなったりしたら、まずは原因を探ってみてください。原因がわかれば、対処方法も見えてきます。
記事の中でご紹介した内容で、トイレのウォシュレットが直れば幸いです。
記事内のどの症状にも、ご自宅のウォシュレットがあてはまらない場合は、故障している可能性があります。使用年数が10年前後のトイレであれば、修理よりも交換を視野に入れてみてください。
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