
TOTOウォシュレットのボタンが反応しない!原因と簡単に試せる対処法
2025/03/02
2025/03/02
「ウォシュレットのボタンを押しても反応しない」
「いつも使っているのに、急に動かなくなった」
ウォシュレットは毎日使うものだからこそ、突然の故障は厄介です。ボタンが効かない原因は、電源やセンサーの不具合、リモコンの電波トラブルなどさまざまですが、適切に対処すれば解決できることもあります。
この記事では、TOTOのウォシュレットのボタンが反応しない原因と対処法を詳しく解説します。修理や交換の費用相場についても紹介するので、トラブルが発生した際の判断材料として参考にしてください。
目次
TOTOのウォシュレットのボタンが反応しない原因としては、以下が考えられます。
それぞれの詳細を、解説します。
ウォシュレットのコンセントが抜けていたり、ブレーカーが落ちていたりすると、ウォシュレットは動作しません。TOTOのウォシュレットが反応しないときは、本体の電源をまずは確認してみてください。
トイレの掃除や停電後などに、意図せず電源が切れていることもあります。
リモコンで操作するタイプのウォシュレットの場合、リモコンの電池が切れていて、ボタンが反応していない可能性があります。まずはリモコンの表示を確認し、電池残量が少ない場合は新しい電池に交換してください。
電池交換後も反応しない場合、リモコンや本体の接続不良が考えられます。リモコンの故障が疑われる場合は、専門の業者に点検を依頼してください。
リモコン式のウォシュレットの場合、ボタン周辺にホコリや水垢が溜まると、押しても反応しなくなることがあります。
乾いた布やアルコールを含ませた布でボタン部分を拭き取ってみてください。汚れを取り除くことで、ボタンの反応が改善することも考えられます。
TOTOのウォシュレットには、安全のために着座センサーが搭載されています。このセンサーが反応しないと、ウォシュレットのボタンを押しても作動しません。
着座センサーが反応しない原因として、以下が挙げられます。
センサーにホコリや汚れが付着すると、正しく検知されません。乾いた布で拭き取ると改善することがあります。
黒や濃い色の衣類を着ていると、センサーが誤作動を起こしやすいと言われています。違う服装で試してみるのも一つの手です。
センサーの位置によっては、座り方によって反応しないことがあります。センサーの位置に合わせて、しっかりと便座に座り直すことが大切です。特に、座る位置がずれていると、センサーが誤作動を起こすことがあります。
リモコン式のウォシュレットは、赤外線通信によって本体と信号をやり取りしています。そのため、リモコンの信号が届かないとボタンを押しても反応しません。
以下のような原因が考えられます。
距離については、リモコンとウォシュレットの間に障害物がないか、リモコンとウォシュレットの距離が約5メートル以上離れていないか確認してください。
自宅のウォシュレットのリモコンが、これらに該当する場合は、対処が必要です。リモコンの位置を自分で変えることは難しいため、業者に依頼したほうが安心です。
ウォシュレットは、水が適切に供給されていないとノズルが作動しません。以下の点を確認してください。
止水栓が閉まっている場合は、適度に開いて調整してください。また、止水栓の開き方が足りず、水圧が不足していることもあります。
止水栓のレバーが左に回して開くタイプや、右に回して開くタイプがあるので注意が必要です。
止水栓を確認し、閉まりすぎている場合は少しずつ開き、適切な水圧になるよう調整してください。
さらに、イタズラなどが原因で、水道の元栓が閉じられていることも考えられます。止水栓の調整で水圧が改善されない場合は、元栓もチェックしてみてください。
TOTOのウォシュレットには、長時間の使用を防ぐための自動停止機能が備わっており、2時間以上座り続けると、センサーが反応しなくなる仕様になっています。
「もし2時間以上座り続けた場合は、一度立ち上がり、数分間トイレから離れてから再度座り直してみてください。これでセンサーが再度反応することがあります。
上記の原因で解決しない場合、ウォシュレットのリセットを試してみましょう。リセット手順は以下の通りです。
リセットによって問題が解決することもあるため、TOTOのウォシュレットのボタンが反応しない際は、一度試してみてください。
TOTOのウォシュレットのボタンが反応しなくなった際は、トイレの使用年数を確認してみてください。
ウォシュレットの寿命は約10年と言われています。使用頻度や環境によって異なりますが、10年を超えると故障のリスクが増え、ボタンを押しても反応しなくなることも考えられます。
寿命を迎えたウォシュレットは、修理を行ってもすぐに別の箇所に不具合が生じる可能性が高いため、交換をおすすめします。
修理を依頼する場合の費用は、故障の内容によって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです。
修理の費用は、故障の内容やウォシュレットのモデルによって異なります。例えば、ボタンやリモコンの修理は比較的安価で済むことが多いですが、基盤交換が必要な場合は高額になる可能性があります。
メーカー保証がある場合、保証期間内であれば無料で修理できることもあります。保証期間を確認し、適用される場合はまずメーカーに問い合わせるのがおすすめです。
修理では対応できない場合や、寿命が近いウォシュレットが壊れた場合は、交換を検討するのも選択肢です。
ウォシュレットの交換の費用相場は、ウォシュレット便座のみであれば3万円〜10万円です。トイレ本体も含めた交換の場合は、10万円〜20万円が相場費用となります。
最新のウォシュレットには節水・節電機能が備わっているものも多く、古いものを使い続けるよりランニングコストが下がる可能性もあります。
ウォシュレットが寿命を迎えている場合、トイレ(便器)自体も交換時期を迎えている可能性が高いため、場合によっては丸ごと交換するのも手です。
ウォシュレットのボタンが反応しない原因は、電源の問題、センサーの不具合、リモコンの電波障害などさまざまですが、多くの場合は簡単なチェックやリセットで解決できます。まずは電源や電池、汚れを確認し、適切に対処してみてください。
ご紹介した対処方法で問題が解決しない場合は、修理や交換が必要です。ウォシュレットの寿命は約10年とされているため、長年使用しているトイレのボタンに不具合が生じた際は、修理よりも交換をおすすめします。
ARTICLE LIST
2024/01/05
2025/02/02
2023/11/13