
TOTOのウォシュレット一体型トイレ!選ぶ際のポイントやおすすめシリーズご紹介
2025/03/23
2025/03/23
トイレは毎日使う場所だからこそ、快適で清潔なものを選びたいですよね。
TOTOのウォシュレット一体型トイレは、タンクレスのように見えるすっきりしたデザインと節水機能などを兼ね備え、グレードによっては自動洗浄といった機能もあり、多くの家庭で人気を集めています。しかし、「どの種類を選べばいいの?」「費用はどれくらい?」といった疑問を持つ方も多いはずです。
この記事では、トイレの種類や費用相場、TOTOのおすすめシリーズなどを解説します。一体型トイレのメリット・デメリット、掃除方法なども紹介するので、トイレ選びで失敗しないために、ぜひ参考にしてください。
目次
トイレには主に以下の4つの種類があります。それぞれの特徴と費用の目安は、以下の通りです。
トイレの種類 | 特徴 | 費用相場 |
組み合わせ便器 | 便器、タンク、便座が別々になっている一般的なタイプ。部品の交換がしやすい。 | 約10万〜20万円 |
一体型トイレ | 便器とタンク、便座(TOTOの場合はウォシュレット)が一体化しているタイプ。見た目がすっきりしており、掃除がしやすい。 | 約15万〜25万円 |
タンクレストイレ | タンクがなく、直接水道から水を流すタイプ。デザインがスタイリッシュで、設置スペースが小さい。 | 約20万〜35万円 |
システムトイレ | カウンターや収納が一体化した高機能なタイプ。デザイン性が高く、機能も充実している。 | 約30万〜50万円 |
トイレを選ぶ際は、トイレに求める機能やデザイン、予算など、優先するポイントを決めておくことが大切です。
費用を抑えつつすっきりとした見た目のトイレを希望する方には、一体型トイレがおすすめです。
TOTOのウォシュレット一体型トイレでおすすめは、「GG/GG-800」シリーズです。
このシリーズは、タンクレスのようなデザインが特徴です。すっきりとしたタンクレス風デザインでありながら、施工のしやすさや手洗い付きモデルの選択肢など、一体型トイレならではの実用性も兼ね備えています。
「タンクレスにしたいけど、水圧が心配」「費用を抑えてスタイリッシュなトイレにしたい」という方に適しています。
それぞれのシリーズには、グレード1〜3(GG1, GG2, GG3)まであり、グレードによって機能が異なります。例えば、GG3/GG3-800は、オート開閉機能や温風乾燥機能などが搭載されています。一方、GG1/GG1-800は、基本的な機能に絞られています。詳細な機能の違いについては、以下の表を参考にしてください。
グレード | 便座蓋の自動開閉 | 温風乾燥 | 便座・蓋のソフト開閉 | 節水機能(オートeco小3.4L) |
GG1(GG1-800) | × | × | ○ | × |
GG2(GG2-800) | × | ○ | ○ | × |
GG3(GG3-800) | ○ | ○ | × | ○ |
TOTOウォシュレット一体型のトイレを選ぶ際のポイントは、次の3点です。
それぞれの詳細を解説します。
一体型トイレと一言で言っても、細部のデザインやサイズなどに違いがあります。また、タンク上部の手洗い部分があるタイプとないタイプや、トイレの胴体部分がくびれているタイプ・そうでないタイプなどがあるため、好みや使い勝手に合わせてデザインを選ぶことが大切です。
一体型トイレの価格帯は、約15万〜25万円ほどが相場です。価格は機能によって異なるため、予算に応じて必要な機能を持つグレードを選びましょう。
また、初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮することが重要です。節水効果や電気代などを比較し、初期費用を含めて、総合的に負担の少ない選択肢を選ぶことが大切です。
一体型は高機能な製品が豊富ですが、機能性は高ければ高いほど良いとは限りません。「ハイグレードタイプを設置したものの、機能の半分も使用していない」というケースもあるため、自分が必要と思える機能をあらかじめ把握しておくことが、一体型トイレ選びの大切なポイントです。
TOTOウォシュレット一体型のトイレには、次のメリットがあります。
それぞれの内容を解説します。
一般的なトイレである「組み合わせ便器」は、便器とタンク、便座が別々になっているため、それぞれの接続部分に埃が溜まりやすいといえます。
一方で、一体型トイレは便座とタンクのすき間がなく、隙間に汚れがたまりにくい構造です。拭き掃除が簡単にでき、清潔な状態のトイレを維持しやすくなります。
また、TOTOの「GG/GG-800」シリーズには独自の「トルネード洗浄」という機能が設けられています。この機能によって、少ない水で強い渦を作り、便器内をしっかりと洗い流すため、便器内の掃除の手間もぐんと減らせます。
一体型トイレは、節水性能に優れている製品が豊富です。例えば「GG/GG-800」シリーズでは、一度の洗浄で使う水の量が少なく、従来のトイレに比べて大幅な節水ができます。
水を節約しながらも、十分な洗浄力を保つことが可能です。
また、「プレミスト」機能が搭載されたモデルでは、使用前に便器内にミストを噴射し、汚れが付きにくくなるため、少ない水でもトイレを清潔に保つことができます。
トイレは毎日使用するため、節水性能の高いトイレを選ぶことは、長期的なコスト削減につながります。
一体型のウォシュレットトイレは、見た目がすっきりしており、トイレ空間を広く感じさせる効果があります。そのため、狭いトイレ空間であっても、収納スペースや手洗い場を確保しやすくなります。
TOTOウォシュレット一体型のトイレには、デメリットもあります。
それぞれの内容を、解説します。
一体型トイレは、便座・タンク・ウォシュレットが一体化しているため、部品ごとの交換ができません。たとえばウォシュレット部分が故障した場合でも、便器ごと交換しなければならないケースがあります。
そのため一体型のトイレを検討する際は、修理・交換時のコストが高くなる可能性がある点をあらかじめ想定しておくことが大切です。
一体型トイレは基本的に多機能な設計になっています。そのため、組み合わせ便器よりも高額ですが、すべての機能が必要とは限りません。人によっては多機能のトイレを使いこなせなかったり、ボタンが多すぎて混乱してしまったりすることも考えられます。
本当に欲しい機能を検討することが、自分にとって本当にコスパのいいトイレを選ぶことにつながります。
ウォシュレット一体型トイレは、掃除のしやすさが特徴ですが、長く清潔に使うためにも、適切な掃除を行うことが大切です。
日常的な掃除方法としては、トイレ用洗剤を用いて軽く拭き掃除をすればOKです。便器内部や外側など、埃や汚れが溜まりやすい部分をさっと拭いてください。
便器内部の汚れがこびりついている場所は、ブラシで軽く擦り洗いをします。ノズル部分はノズル掃除ボタンを押して自動洗浄を行います。汚れがひどい場合は、歯ブラシや綿棒で優しく拭いてください。
また研磨剤入りの洗剤や硬いブラシは、便器を傷つける可能性があるため使用しないほうが安心です。さらに酸性・塩素系洗剤は、ウォシュレットの部品を傷める可能性があるため、こちらも使用を避けてください。
一体型トイレは掃除のしやすさや快適な機能が魅力ですが、購入前にデメリットも把握しておくことが大切です。
費用や機能、デザインのバランスを考慮し、自分に合ったモデルを選んでください。また、掃除のポイントや適切なメンテナンス方法を知ることで、一体型トイレを長く快適に使用できます。
トイレは日々の生活に欠かせない設備です。ぜひこの記事を最適なトイレを選ぶ際に役立ててください。
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