トイレのスイッチはDIYで交換できる?ほたるスイッチに交換するには?
2024/08/31
2024/08/31
毎日使うトイレのスイッチ。古くなると、不具合が気になったり汚れが目立つようになってきます。
また、「古いスイッチから新しいスイッチに交換したい」「デザインを変更したい」と思うこともあるでしょう。
トイレのスイッチはDIYで交換できるのでしょうか?
スイッチの交換は、簡単そうな作業に思えるかもしれませんが、実は自分で交換できない可能性があります。
この記事では、トイレのスイッチをDIYで交換する方法や交換手順について解説いたします。ほたるスイッチへの交換についても合わせて解説するので、ぜひチェックしてみてください!
目次
トイレのスイッチ本体を交換したい場合には、国家資格である「電気工事士」の資格が必要となるため、資格を持っていない方がDIYで交換することはできません。
ただし、スイッチカバーの交換までなら、誰でも交換できます。
普段スイッチカバーの存在を意識することは少ないですが、カバーを交換するだけでも雰囲気をガラっとかえることができるため、外観が気になるだけならカバーを交換するだけでも十分かもしれません。
スイッチが動作しない場合やスイッチの大きさを変えたい場合は、スイッチ本体の交換が必要になります。
スイッチ本体の交換は、しっかり施工しないと漏電や感電のおそれがあるため、法律で有資格者しか工事できないよう定められています。
資格を持っていないのにDIYで交換した場合は、電気工事士法第14条により、3万円以下の罰金または3カ月以下の懲役が課せられる可能性もあるため、業者に依頼しましょう。
スイッチカバーの交換は、比較的簡単で安全な作業です。以下の手順に従って、トイレのスイッチカバーを交換してみましょう。
スイッチカバーは、白いプラスチック製のもの以外に、木目がプリントされたデザインのものやブリキ、陶器など、さまざまなタイプのものがあります。廊下の壁紙やトイレのドア、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
Amazonで購入できる、おすすめのスイッチカバーを3つ紹介します。
ナチュラルな木目プリントのスイッチカバーです。コンセントプレートとしてもお使いいただけます。
木目の幅やカラーも豊富に用意されているので、廊下やトイレの扉の雰囲気に合わせて最適なものを選択可能です。
ブリキ製のポップなスイッチカバーです。アメリカンヴィンテージテイストとなっているので、遊び心溢れるデザインがお好きな方におすすめ。カラバリも豊富です。
陶器でできたスイッチカバーは、ヨーロピアンテイストのインテリアによく馴染むデザインです。白地に青い文字がオシャレで、花柄の壁紙とも相性抜群です!
さて、トイレのスイッチは複数のスイッチが設置されていることもあれば、一つだけのこともあります。
改めてトイレの電気スイッチの種類をチェックしてみましょう。
トイレに設置されていることが多い代表的なスイッチの種類を紹介します。
ほとんどのトイレに設置されているのが証明用のスイッチです。
トイレの照明をオン・オフするためのスイッチになります。電球を交換しても電気がつかない場合、証明用のスイッチが壊れている可能性があります。
トイレの換気を行うためのスイッチです。照明用スイッチと換気扇スイッチが連動するタイプのものやタイマー機能が付いたものもあります。
ほたるスイッチとは、スイッチ本体に小さなランプがついているスイッチです。
最近では多くの一般住宅にも設置されており、暗いところでもスイッチの場所がわかるようになっています。
スイッチがOFFの時は緑、ONの時は赤色に点灯します。
電気工事士の資格を持っている場合や身近に有資格者がいる場合には、トイレのスイッチを交換できます。
その場合の交換手順について、簡単に解説します。
作業中の感電やショートを防ぐため、スイッチの交換作業を行う前に、必ずブレーカーを落として電源を切ってください。
電源が完全に切れていることを確認してから作業に移ります。
本体の枠部分についているネジを緩めて、古いスイッチを慎重に取り外します。
次に、古いスイッチを取り外す作業に移ります。スイッチカバーを取り外したら、スイッチ本体を固定している枠の部分にあるネジを慎重に緩めます。
このとき、ネジを無理に回すと枠や壁にダメージを与えてしまう可能性があるため、ゆっくり丁寧に作業してください。
ネジを外したら、スイッチ本体を丁寧に取り外します。
スイッチ本体にどの配線が接続されているかを確認しておくと、後の作業がスムーズになります。
取り外した配線を、新しいスイッチに接続します。
元々繋いであったとおりに配線を接続すれば問題ありませんが、銅線がさびていたら紙やすりをかけてください。
また、もし絶縁体に傷があった場合には、絶縁テープで補強しておくと安心です。
配線を正しく接続したら、スイッチ本体を壁に取り付けます。
スイッチ本体を枠内に収め、ネジでしっかりと固定します。
スイッチがぐらつかないよう、ネジがきちんと締まっていることを確認してください。
取り付けが完了したら、最後にブレーカーを再び上げて電源を入れ、スイッチの動作確認を行います。
夜にトイレに行く際など、トイレスイッチの場所がわかりやすいと安心です。
また、押しやすいワイドなスイッチだと、ストレスなく電気のON/OFFができます。
自分での交換は難しいですが、業者に依頼すれば、押しやすくて便利なほたるスイッチへの交換は可能です。
3000円〜5000円前後で依頼することができ、通常は30分程度で交換できます。
トイレのスイッチ交換は、カバーの交換のみならDIYで簡単にできます。
スイッチ本体の交換は業者に依頼するか、有資格者に依頼してください。
雰囲気を変えたいだけなら、スイッチカバーの交換だけでも効果があるはずです。
インテリアや内装にあったスイッチカバーがないか探してみると楽しいかもしれませんね。
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