意外と悩む…奥行きが深い階段下収納スペースの有効活用方法とは?アイデアをご紹介!
2023/07/24
2023/07/24
収納場所はあればあるほど便利…と思っていたけれど、奥行きが深い階段下収納がうまく活用できずにお悩みの方も多いようです。
スペースは広いのに手前しか使えなかったり、出し入れしにくかったりと、収納にコツがいる階段下を活用するにはどのようにすれば良いのでしょうか?
この記事では、階段下収納を使いこなすための整理整頓術や収納アイデアをご紹介いたします!
目次
階段下収納の最大のメリットは、デッドスペースを収納場所として有効利用できることです。
新たに収納スペースを作ると、居住空間が狭くなってしまいますが、階段下なら元々使われることのない場所なので、空間を圧迫せずに、収納スペースを広げることができます。
特に、和室が無い家だと、押し入れがないので、階段下収納のように広い収納スペースは大型の荷物や季節用品を片付けられる貴重なスペースです。
簡単に隠す収納ができるのも、メリットのひとつといえます。
階段下収納を効果的に活用するためには、奥行きがある広い空間を収納しやすい空間に作り変えることが重要です。そのためには、整理整頓術を駆使し、階段下収納のデメリットをカバーする必要があります。
階段下収納を有効活用するためには、意識したい整理整頓のポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説いたします。
階段下収納のように、奥行きの深い空間は、手前側のスペースが一番使いやすいものです。いくらスペースが整ったとしても、いちいち奥まで行って出し入れするのは面倒ですよね。
使いやすい階段収納にするためには、使用頻度の高いアイテムを手前に収納することを意識してみるのがオススメです。毎週使う趣味の道具や掃除道具など、こまめに使うアイテムを手前に、奥にはストーブや扇風機などの季節用品を収納すると良いでしょう。
食品や日用品のストックも、なるべく手前に入れると、ストックしているものを把握しやすくなります。便利なストック品が死蔵品になってしまうことほど悲しいことはないですよね。トイレットペーパーや調味料、油など、ストックしておきたいものは、手前〜中間あたりに配置してみてください。
階段下収納は形状上、ホコリがたまりやすい場所です。定期的に掃除しないと、どうしてもホコリっぽくなってしまいますが、収納グッズを入れることで掃除しにくくなってしまうこともあります。ホコリが溜まるとダニやカビの原因となってしまうので、対策が必要です。
床を掃除できるよう、直置きしなくて良い収納棚を使ったり、キャスターで収納を移動できるようにしておくと、掃除しやすくなります。
階段下収納にDIYで棚を付けてしまうというアイディアも。壁に棚を付ければ、収納グッズを使わなくても綺麗に物が収まります。棚板の高さを後から自由に変えられる可動棚にすれば、生活スタイルが変わって収納する物を変えたい時にも安心です。
階段下は天井が斜めになっていたり、ほかのスペースに比べ特殊な形状になっているのも収納を難しくさせる要因のひとつになっています。DIYで棚を作れば、スペースにぴったりフィットする収納棚を作ることもできるでしょう。
階段下収納は、人から見えにくい場所なので、人の目を気にせず趣味に合わせて好きなようにDIYできます。色や材質など、遊び心あふれるデザインにしてみるのも良いかもしれませんね!
階段下収納を有効活用するためには、便利な収納グッズを使うのもオススメです。突っ張り棒や台車など、階段下収納に使える6つのアイテムと収納アイディアをご紹介いたします。
なんでもない場所を収納スペースに生まれ変わらせてくれる救世主的アイテムといえば、突っ張り棒です。天井が斜めになっていたり、高すぎる場合は、突っ張り棒の出番!高いところに突っ張り棒を設置し、クローゼットのようにしたら、S字フックでさまざまなものを掛けられます。
例えば、長さのある掃除用具やモップ、ホウキなどは、吊り下げ収納の方がスッキリ収納できます。モップやホウキのヘッド部分が痛みにくいといった利点も嬉しいポイントです。
もちろん、ハンガーを掛けて、衣替えした衣類を収納するのにも使えます。その場合は、定期的に換気をするなどし、通気性を良くしてあげると、衣類が痛みにくくなりますよ!
収納棚の下にキャスターを取り付けることで、収納している物を出しやすくなります。掃除するときに、一旦外に出したり、物を使うときに棚ごと出すことができれば、利便性が高まるでしょう。キャスター付きシェルフやキャスター付きワゴンがオススメです。
調味料や日用品をストックするキャスター付きワゴンを作れば、買い物後にワゴンを外に出し、過ごしやすい空間で気軽にストックを整理できます。リビングでソファーに座りながらなら、ストック品の整理も簡単です。
奥に行くに従い天井の高さが変わる階段収納もあります。そんなスペースには、可動式棚が便利でしょう。
可動式の棚なら、高さを自由に変更できるので、収納する物に合わせて棚板の高さを最適な場所に変更することが可能です。棚の上段が捨てスペースになってしまう心配もありません。収納するものや用途に合わせ、棚の位置や高さを調整することで、より効率的な収納を実現できます。
壁に棚柱と棚受けを付けて、可動式棚をつくるDIYもオススメです。
重たいペットボトルやお米などは、台車を使うと便利です。荷物の下に台車を入れておけば、いつでも簡単に引っ張り寄せることが可能でしょう。中でも、縦横に連結できる無印良品の台車は階段下収納の整理にうってつけです。
防災のための備蓄食料や水筒を乗せておけば、万が一の時にも安心です!
賃貸住宅の場合、壁に穴を開けるのは御法度という家もあるでしょう。それだと、使えるグッズが限られてしまいますね。
そんな方にオススメなのが、市販の押し入れ収納グッズです。押し入れも奥行きが深いので、奥行きが深い階段下収納との相性は抜群!キャスター付きの押入れ収納を奥に入れれば、取り出しやすくなるうえ、掃除もしやすくなるなるでしょう。
壁に立てかけるだけで使えるラダーラックも、壁に穴を開けたくない方にオススメの階段下収納グッズです。片側の壁にラダーラックを立て掛けて簡易的な収納場所をつくれば、日常使いのバッグの一時置き場やジャケットなどの上着、マフラーなどをかけてしまうことができるでしょう。
ペットを飼っている方は、お散歩グッズやおもちゃなど、軽量のペットグッズを収納するのにも便利です。
使用頻度の高いアイテムを手前に配置し、突っ張り棒や台車、可動式棚などを利用して収納空間を作れば、奥行きの深い階段下収納がステキで便利な空間に様変わりします。
階段下収納を上手に活用して、スッキリした生活空間を作っていきたいですね。
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