ウォシュレットからの水漏れをきっかけに、自宅の1階・2階トイレを交換することにしました。 いろんなメーカーのショールームへ行ったり、カタログをもらってきては自分で調べてみて、 最終的にTOTOのタンクレスのネオレストRHタイプを検討しています。

早速いくつかの業者に見積もりをしたところ、 カタログで見た定価と見積りに記載している定価が違うんですが、 特殊な工事が必要とかではなく普通の交換工事なのに、この差はなんでしょうか?

専門家からの回答

アドバイザー井口

回答日時:2022/3/15

トイレは毎日使う場所だからこそ、 ショールームへ行ったり、カタログを見たりして、商品を選ぶ時間が楽しいですよね。 トイレ交換の際は、床や壁などの内装もこのタイミングで一緒に張り替えされることをおすすめします。 交換後のトイレ空間が全然変わりますよ!

さて、ご質問のメーカーカタログと業者さんの見積りに提示された定価が異なるということですが、 トイレは排水仕様・給水仕様・手洗い有無・リモコン仕様・機能グレードなどの違いにより、細かく品番が分けられています。 各グレードの違いはメーカーのカタログに記載されているので、分かりやすいと思います。

例えば排水仕様であれば、「床排水」と「壁排水」があり、 また、その中でも排水管が床や壁のどの位置にあるのかによって 4種類に分かれていて、それぞれ品番も定価も異なります。

排水仕様一覧

小太郎さんのご検討されているネオレストRHタイプは、 給水ホースがパネルの内側に付く「隠蔽タイプ」と、パネルの外側に付く「露出タイプ」があり、定価が異なります。 また、ホースがなく見た目がすっきりとした隠蔽タイプを取り付けたいと思われるかもしれませんが、こちらは給水管が所定の位置に立ち上がっている新築住宅向けです。小太郎さんは既存トイレの交換のため、露出タイプが該当商品になります。

業者さんからの見積りは、上記のような仕様から 小太郎さんのご自宅にあったトイレの品番をご案内していると思いますので、 その品番とご覧いただいているカタログの品番が同じかどうかをご確認ください。 仕様別の品番、価格一覧は、カタログの最後の方にまとめて載っています。

なお、業者さんからの見積もりに品番の記載がなく、 商品名や仕様の記載だけの場合は、必ず品番を教えてもらってください。 教えるのを渋ったり、教えてくれない業者さんは…念のためちょっと注意した方がいいかもしれないですね。