先日トイレを交換しました。TOTOのネオレストを設置しましたが、交換後に便座の高さが左右で違うことに気づきました(便座裏のクッションの凹凸の高さが違う)。これは初期不良ですか?

専門家からの回答


こちらはTOTOウォシュレットに搭載されている「着座スイッチ」のための仕様で、商品の欠陥、初期不良などの不具合ではないので、ご安心ください。

■着座スイッチとは

人が便座に座らないと洗浄、脱臭などの機能を作動させない誤作動防止の機能です。
便座の片側を沈み込ませて着座を検知することで洗浄などの機能を使用することができるようになります。

便座を沈みこませるため、便座と便器の間にすき間をもたせていますが、このすき間を確保するのに便座クッション(便座裏の4つの突起物)の高さに違いがあります。

TOTOでは着座スイッチという名称ですが、他メーカーでは「着座センサー」などの機能名称の場合もあります。
また、製品によっては、便座の沈みこみではなく、便座本体(座ったときに腰のあたりの位置)に設けられた赤外線(黒い小窓)で着座を検知しているタイプもあります。
詳しくは取扱説明書をご確認ください。

【参考イメージ】TOTOネオレストAH 便座裏の便座クッションの高さが異なります