「2年前にトイレを交換して、TOTOのピュアレストQRとウォシュレットのアプリコットF3Aを取り付けました。
トイレットペーパーの使う量が多いのか、子供たちが使ったあとにトイレットペーパーが完全に流れないことがあります。
トイレの詰まりが心配なので、便器を流す水量を変更することはできますか?」

専門家からの回答

節水や節電などのエコが重要視されている昨今、多くのメーカーから節水性を謳うトイレが展開されています。
そんな中、TOTOに限らず、「エコを重視した節水型トイレに交換してから流れにくくなった」というユーザーの声がしばしば見られます。

節水トイレであっても、洗浄水量は変更できるように作られているのでご安心ください。

各メーカーの節水トイレは、洗浄水の流れ方や便器の素材など、さまざまな技術が施されています。
それでも節水=流す水が少ないということなので、今までと同じように大量にペーパーを使った場合など、流れ残りや詰まりが発生することがあります。

なお、一部の地域では、自治体によって便器の洗浄水量に関して規定されている場合があります。
一度自治体に確認をとっていただき、規定がある場合は自治体の指示に従って水量を調整してください。

TOTOピュアレストQRの洗浄水量はどのくらい変更できる?

TOTOのピュアレストQRも、洗浄水量の変更が可能です。 変更可能な水量は2パターンあります。

<標準洗浄水量>
大洗浄4.8L・小洗浄3.6L・eco小洗浄3.4L

<変更可能な洗浄水量>
1. 大洗浄6L・小洗浄4.8L・eco小洗浄4.6L
2. 大洗浄8L・小洗浄7.5L・eco小洗浄7L

※eco洗浄は、オート便器洗浄・リモコン便器洗浄搭載機種のみ該当です。

洗浄水量の変更手順は、施工説明書に記載されています。
下記メーカーサイトでも施工説明書や動画のリンクがありますので、こちらもご参照ください。

TOTO 便器の洗浄水量変更方法一覧 >

ご自身での水量変更作業がご不安な場合は、交換工事の委託先業者や、メーカーメンテナンスへご相談してみてください。
※出張費などの費用が発生する場合がありますので、お問い合わせ時に合わせてご確認ください。
※上記はTOTO便器の洗浄水量変更方法です。ご使用中のトイレが変更可能トイレかどうかや設定変更の方法は、お使いのトイレの各メーカーへお問い合わせください。

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