天井エアコンは自分で掃除しても大丈夫?お手入れの仕方を解説!
2022/07/14
2022/07/14
「実家の天井埋込エアコンを久しぶりに掃除をしたいです!お手入れの仕方を教えてください!」
「両親も年を取ってきており私が掃除することになったのですが、フィルターをどこから取り出すのかも分からず…そもそも自分で掃除していいものですか?」
天井エアコンや浴室乾燥機、換気扇など、内部のフィルターのお手入れが必要な設備は、天井や壁の高いところに設置してあるため、掃除もしにくいですし、どこをあけてどこを掃除したらいいのか、なかなかわかりにくいですよね。
天井エアコンはご自身でお掃除していただけますが、お手入れできる箇所が決まっていますので、事前に取扱説明書をご確認いただくことをおすすめします。
エアコン本体内部の洗浄や室外機の洗浄などは水漏れ、発火などの原因にもなりますので、行わないでくださいね。
各メーカー共通の一般的なお手入れについてご紹介します。
ご使用中の機種に搭載されている機能により、フィルターの種類やお手入れの仕方が異なることがありますので、お手元に取扱説明書がない場合は、ご使用中の天井エアコンのメーカーにお問い合わせください。メーカーサイトで取扱説明書をダウンロードできる場合もあります。
・天井エアコン専用ブレーカーを「切」にしてから作業しましょう。
・掃除機や濡れ布巾、乾いた布など掃除用具を用意しておきましょう。
・踏み台は丈夫で安定しているものを使いましょう。
・高所作業かつ、フィルターの取り外しなどで両手を使うため、転倒や落下にご注意ください。
※※※ 清掃作業などで脚立から転落する事故が起きています ※※※
天井まで手が届くとなると脚立を使ってお手入れすることがありますが、不適切な取り扱いや不注意などにより脚立から転落する事故も起きています。
脚立の安全な使い方、止め具の止め方など、普段あまり使わないからこそ、しっかり確認したうえで作業するようにしましょう。
脚立の安全な使い方(参照元:長谷川工業株式会社)>
<エアコン本体表面、吸込グリル>
・吸込グリルは、グリルにあるつまみを外すと開けることができます。商品によっては押して開けるタイプ、ツメを外すタイプなどありますが大体3か所くらいです。
・本体表面、吸込グリルに付いたほこりなどを取り除き、柔らかい布でからぶきする。
・吸込グリルの汚れがひどいときは薄めた中性洗剤で水洗いし、日陰でよく乾かしてください。直射日光にはあてないでください。
<エアフィルター>
・エアフィルターは吸込グリルの次にあるフィルターです。掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどいときは薄めた中性洗剤で水洗いし、 日陰でよく乾かしてください。直射日光にはあてないでください。
<その他のフィルター>
・除菌や脱臭、空気清浄フィルターなど、各メーカー機種別の機能対応のフィルターは、商品によりお手入れの仕方が異なりますので、取扱説明書の指示に沿ってお手入れをしてください。
・商品によっては、1~3年で交換目安となっているものもあります。
今年の夏も猛暑だと予想されています。 しばらく使用していなかったエアコンは、内部にホコリが溜まりやすく、フィルターが汚れたままですと能力の低下や消費電力の増加にもつながりますので、定期的なお手入れを行い、快適にエアコンをご使用ください。
最後に、フィルター自動お掃除機能付きのエアコンもあります。お手入れが不要ということではありませんが、フィルターのホコリを自動的にキレイにしてくれるので、手間がかかりません。
次回エアコン交換のタイミングの際は、是非ご検討してみてください。
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