家庭用消火器をオシャレに設置!インテリアの邪魔にならないケースを紹介!
2023/12/28
2023/12/28
大切な我が家を火災から守るために用意しておきたい『家庭用消火器』。家庭用消火器があれば、万が一の時にも初期消火を助け、火が広がるのを防いでくれます。
しかし、家庭用消火器は置き場や設置方法に悩む方も多いようです。一般的な消火器よりもオシャレなデザインの消火器が多いとはいえ、どこに置いてもインテリアと馴染みにくいのが悩みどころです。
そこでオススメなのが、オシャレな『家庭用消火器ケース』です。
この記事では、家庭用消火器の最適な置き場や設置アイディア、オシャレな家庭用消火器ケースをご紹介いたします。
消火器には、大きく分けて業務用と住宅用の2種類があり、家庭用消火器は『住宅用消火器』に当てはまります。
業務用消火器は、飲食店やオフィスビル、集合住宅など消火器の設置義務がある場所に設置されている消火器で、消防設備士の有資格者による定期点検を受けなければなりません。
一方、住宅用消火器は自主点検を行えば、定期点検を受ける必要はありません。ただし、詰め替えはできないため、使用期限が切れたものは交換する必要があります。業務用と住宅用の区別は消火器に貼られたラベルを見ればわかります。
また、住宅用消火器は業務用と異なり本体カラーが赤色以外でも良いとされています。そのため、キャラクターデザインのものや、シックなモノトーンの消火器も販売されています。
家庭で使われる住宅用消火器には、液体式と粉末式があり、液体式は天ぷら油火災に適しています。
粉末式は電気火災の消火時にも感電のおそれなく消火できるなど、あらゆる火災に対応しているメリットがあります。
キッチンに置くなら強化液が充填された液体式消火器を、リビングや寝室に置くなら粉末タイプの消火器を置くなど、設置場所に合わせて最適なものを選ぶと良いですね!
家庭用消火器はどこに設置すれば良いのでしょうか?
まずは、家の中でも毎日火を使うキッチンは、火災のリスクが高い場所の一つです。火を使うガスコンロならもちろんですが、IHコンロでも揚げ物をした際などは、火災のリスクが一気に高まります。
コンロの近くやパントリーなど、キッチンの動線上に設置しておくと安心です。
床下収納や食器棚の奥など、取り出しにくいところにいれてしまうと、いざという時にすぐ出せません。また、コンロ下も、火が出た時に開けにくくなるため、避けた方が無難です。
なるべく邪魔にならない場所で、すぐに取り出せるところに設置するのがおすすめです。
冬場はストーブなど暖房機器の近くも火事のリスクがあります。特に、寝ている間に暖房機器をつけている場合は寝具に燃え移るリスクがあるため、寝室に消火器を用意しておくと安心です。
寝起きでもすぐに手に取れるよう、わかりやすい場所に置いておくようにしてください。
基本的には家族の誰もが取り出しやすく、安全な場所なら問題ありませんが、お風呂場や洗面所など、湿度が高くなりやすい場所は避けましょう。
家庭用消火器をオシャレに設置するには、家の雰囲気に合った設置方法を選ぶのがおすすめです。パントリーやクローゼットの中なら、剥き出しのまま置いておいても問題ないですが、リビングやキッチンに設置するなら、ケースやカバーで周りを覆うと悪目立ちしません。
オシャレな消火器ケースやカバーで隠せば、リビングなど人が来る場所に置いておいても違和感が少ないのが嬉しいですね。
インテリアに馴染みやすく、それでいて消火器が入っていることが家族からはわかるような有能消火器ケース/カバーを5つ集めました。家庭用消火器で人気の高いモリタ宮田工業や初田製作所などの主要な消火器が入るサイズ感になっているので、どの消火器をお持ちの方でもご利用できます。
ご自宅の消火器、インテリアに合うものが無いか、チェックしてみてください!
モノトーンのスチール製消火器カバーです。シンプルな形状なので、キッチンやリビングのゴミ箱と並べて置いても違和感がありません。ブラックとホワイトの2色展開で、どちらも艶消し加工になっています。内側には使い方が書かれた標識シールが貼ってあるので、使い方がわからない方でも安心です。
美術館でも使用されているオシャレなスチール製の消火器ケースです。無駄がなくシンプルでモダンなデザインが魅力的です。壁際に設置すれば、違和感なく壁となじみます。さらに、上から見ると可愛らしいサイズ感で消火器のピクトグラムが描かれているので、消火器が入っていることをさりげなくアピールできます。
3枚の板を組み合わせて使う組み立て式の消火器ケースです。ブラック・ホワイト・ナチュラル・鏡面ブラックと4色展開なので、家の内装に合わせてデザインを選べるのが嬉しいポイントです。また、消火器の標識シールは自分で貼る仕様なので、貼らずに使うこともできます。部屋の隅にコンパクトに設置できるので、キッチンなど動線上に置いても邪魔になりにくく便利です。
軽くて丈夫なPVC素材で出来た消火器カバーです。薄手なので、コンパクトに設置できるのが特徴です。木目調とホワイトの2パターンから選べます。また、左右があいているので、取り出しやすいのもポイントです。廊下の途中や棚の横など、壁に沿って置きたい時にオススメの消火器カバーです。
ナチュラルな木目を活かした合板を曲げて作った素朴なデザインの消火器カバーです。無機質なデザインよりも、ナチュラルな風合いのインテリアを好む方にオススメです。北欧風デザインのインテリアにはもちろん、和室にも合うので置き場所を選びません。
家庭用消火器は、万が一の時に使えなくては意味がありません。半年に一度はケースから取り出して点検し、不具合がないかチェックしてください。
まずは本体に貼られたラベルを見て使用期限が過ぎてないか確認してください。見た目に問題なくても、使用期限が切れていたら交換になります。
使用期限内なら、本体に問題がないか見ていきます。上についている安全栓が外れていないか、レバーに腐食がないかを確認します。問題なければ本体容器の確認に移りましょう。凹みや変形、腐食がないかチェックします。特に底や金属の繋ぎ目は要注意です。
交換する際には、ホームセンターや代理店で買い替えます。買い替えの際に、古い消火器を無料で廃棄してくれる業者も多いようです。
もしご自身で廃棄される場合は、特定窓口に連絡し、リサイクルします。ただし、リサイクルできるのは国内製造の消火器に限ります。海外製の消火器はリサイクルできないため、市町村の廃棄方法に従って廃棄してください。
家の内観を邪魔しやすい家庭用消火器ですが、オシャレなケースやスタンドをつかえばインテリアの雰囲気を保ったまま設置することができます。大切な家を火事のリスクから守るためにも、家庭用消火器を設置してみませんか?
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