断熱効果の高い間仕切りカーテンの選び方｜節電にもオススメ！

リビング階段やオープンキッチンなど、開放感のある間取りはオシャレで人気ですが、冷暖房効率が下がりやすいというデメリットがあります。特に、壁や扉のないリビングダイニングは冷暖房をつけても空気が逃げてしまい、夏は暑く冬は寒くなりがちです。

そんな間取りの住宅で人気なのが断熱効果の高い間仕切りカーテンです。

この記事では断熱効果の高い間仕切りカーテンの特徴や選び方、おすすめのアイテムをご紹介いたします。

断熱効果の高い間仕切りカーテンの特徴・選び方

間仕切りカーテンで冷暖房効率を高めるためには、断熱効果の高いカーテンを選ぶ必要があります。
ここでは、断熱効果の高い間仕切りカーテンを選ぶ際のポイントを2点ご紹介致します。

カーテンの素材

まず重要なのはカーテンの素材です。断熱効果をカーテンに求めるなら、熱を通しにくい素材で作られたカーテンを選びましょう。厚手でしっかりした布製のものやビニール製のカーテンがオススメです。

ただし、リビングとキッチン、階段など、頻繁に通る場所に設置する場合、使い勝手の良いものでないと困ります。例えば厚手の布製カーテンだと、通り抜ける時に開けづらく、特に両手に物を持っている時に大変です。

また、ビニール製のカーテンも通り抜けた後に自動で閉まる形状記憶タイプでないと、カーテンが開きっぱなしになりやすく、効果がなくなってしまいます。断熱性だけでなく、使いやすさも考えながら、選ぶと効果できです。

また、レースカーテンはインテリアとしても部屋に馴染みやすく、間仕切りカーテンに使いたいとお考えの方も多いでしょう。しかし、レースカーテンは小さな穴が空いているデザインのものが多いのが難点です。
たとえ小さな穴でも、空気の通り道ができてしまうため、断熱効果が著しく下がってしまいます。間仕切り用に使うなら、デザインとしてレースのコーティングがされたカーテンなど、穴の空いていないものを選ぶのがオススメです。

カーテンの長さ・機能性

間仕切りカーテンの長さも重要です。カーテンの長さが短いと、空気が通り抜けてしまいます。夏は冷たい空気が逃げてしまい、冬は冷たい空気が入ってきてしまうため、断熱効果が落ちてしまうのです。

とはいえ、長すぎるのも考えものです。カーテンの裾が長く余ってしまうと、床の上にカーテンがたゆんでしまい美しくありません。歩いて通る時に踏んでしまうリスクもあります。

床上すれすれくらいの程よい長さのものがオススメです。空気を逃さず、部屋を快適温度に保ちます。

また、機能性もしっかりチェックしておくと安心です。左右に開閉できるアコーディオン式のものは、隙間が生まれにくく、カーテンが左右に分かれている「のれん」タイプのものなら、通り抜けしやすいといったメリットがあります。
どちらのタイプも隙間ができないよう、マグネット付きのタイプだと、しっかりカーテンを閉めなくても自動でくっついてくれるので、カーテンの効果を実感しやすくなります。

断熱間仕切りカーテンの設置場所

断熱効果の高い間仕切りカーテンをうまく使えば、節電やECOにつながります。特に開放感のある広いリビングは、間仕切りカーテンを使うことで、冷暖房効率が高まりやすい場所の一つです。

たとえば、流行りのリビング階段のデメリットは、冷暖房効率が下がりやすいところですが、階段の入り口に間仕切りカーテンを設置すれば、階段にリビングの冷気や暖気が逃げてしまうことがなくなります。
冷たい空気は下に、温かい空気は上にいくはたらきがあるため、２階リビングの間取りでも、間仕切りカーテンを設置することで、冷房が効きやすくなります。

また、玄関に通じる廊下の前に間仕切りカーテンを設置するのも良いでしょう。玄関や廊下は底冷えしやすいため、仕切るものがないと、冷え切った冷気を家中に流してしまいます。
冬場はちょっとした冷気が流れ込むだけで足元が冷えやすいので、間仕切りカーテンで冷気をシャットアウトすることで、リビング空間が快適になります。

オススメの断熱間仕切りカーテン

ここからは、断熱効果が期待でき、使いやすさも抜群のオススメ間仕切りカーテンを6点ご紹介いたします。

間仕切りカーテンが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください！

HAVARGO 間仕切りカーテン

厚みのある布製の間仕切りカーテンです。アコーディオンカーテンですが、鳩目（ハトメ）があるので、開閉もスムーズで劣化しにくいのが嬉しいポイントです。つっぱり棒に通して設置できます。アイボリーやブラックのほか、ブラウンやブルーなどのニュアンスカラーも選べます。

厚手生地なので、程よい重厚感がありインテリアとしてもオシャレな雰囲気があります。リビングと廊下の間に設置すれば、目隠しにもなるので、宅配便などの受け取り時にも便利です。

Topfinel カーテン

シンプルでシックな間仕切りカーテンです。ホワイトからグレー、ブラックまで、モノトーンの明るさ違いで5色展開なので、どんな壁紙ともマッチします。濃いめカラーでアクセントにするのもオシャレですね！

アコーディオン式なので、使用しない時には片側に止めておくこともできます。

間仕切り断熱エコスクリーン

薄手のスクリーン風間仕切りカーテンです。のれんタイプなので、頻繁に通り抜けする場所や手が塞がったまま通りたい場所に便利な形状になっています。薄手の布ですが、帝人フロンティア開発の特殊繊維「エコリエ®」が使われているので、高い遮熱・保温効果が期待できます。

薄手なので、設置場所のサイズに合わせてハサミでカットしてご使用いただけるのも大きなメリットの一つです。すっきりしたデザインがお好みの方にオススメです。

GMUMU　間仕切りアコーディオンカーテン

柔らかで重厚感のある生地が魅力のアコーディオン間仕切りカーテンです。北欧風のくすみ感がある色味が特徴で、リビングのアクセントとしてもオススメです。

静音性のある鳩目（ハトメ）リングを使用しているので、カーテンの開け閉め音が気になる方でも安心してお使い頂けます。

ANJYUU　間仕切りカーテン

マンションなど広い空間の間仕切りにオススメの大型間仕切りカーテンです。
幅230cm、丈240cmと珍しい大判サイズなので、天井の高いリビングやエントランスホールなどでもしっかり間仕切りできます。大判サイズですが、突っ張り棒があれば設置できるので、自分で施工できるのも魅力的です。

タッセル付きなので、利用しない時はオシャレに束ねておくことも可能です。

Konomi 間仕切りカーテン

ビニール素材でできた間仕切りカーテンです。透明なデザインなので、リビングの開放感が損なわれにくくなっています。また、マグネット付きなので、簡単に開き、自動で閉まるのが特徴です。自分でカーテンを開けにくい小さなお子様やペットがいるご家庭にもオススメです。

まとめ

間仕切りカーテンを使えば、夏も冬も快適に過ごすことができます。リビングの節電対策や冷気対策でお悩みの方は、ぜひ間仕切りカーテンの設置を検討してみてください。