天吊りプロジェクターで快適ホームシアター!天井設置用金具・本体機器の選び方
2023/10/19
2023/10/19
インターネット接続できるスマートテレビをはじめ、動画配信サービスが身近になった今、ホームシアターを設置する方が急増中です。
綺麗な映像を大画面で楽しめるホームシアターには、プロジェクターが欠かせません。しかし、いちいち設置するのは面倒ですよね。そこで人気なのが天井にプロジェクターを設置できる『天吊りプロジェクター』です。
この記事では、プロジェクターを天井に設置するメリット・デメリット、天井設置用金具の選び方を紹介します。天井設置できる人気のプロジェクターも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
プロジェクターを天井に設置すると、プロジェクターが動く心配がいらないので、その都度調整をする必要がなくなります。観たい時にいつでもスムーズにプロジェクターで映像を観られるので、使用頻度も高まるでしょう。
また、通常はプロジェクターからスクリーンまで、物を置かないようにしないと影がはいってしまい、うまく投影できませんが、天井に設置すれば、影が入りにくいので、部屋のインテリアの自由度も広がります。
天井設置できるプロジェクターの中には、投影距離が短めでも大丈夫なものが多いので、コンパクトな部屋で利用したい方にもオススメです。
プロジェクターの天井設置にはメリットが多いですが、いくつかのデメリットも考慮すべきです。
まず、プロジェクターを天井に取り付けるのは、金具を設置する必要があります。天井に穴を開けなくてはいけないこともあるでしょう。耐荷重量などを考慮し、金具やプロジェクターを選ばなくてはなりません。シーリングライトと一体型のプロジェクターなら、比較的設置が簡単です。
また、プロジェクターの電源や各種配線が必要な機器の場合、天井のプロジェクターからどうやって配線をもってくるかも考えなくてはいけません。プロジェクターから配線が剥き出しになって降りているのでは、美観が損なわれてしまうだけでなく、配線に足を引っ掛けてしまったり、配線が引っ張られてプロジェクターや金具に負荷をかけてしまうかもしれません。
配線を隠せるライティングレールを使用したり、無線タイプのプロジェクターを使うと、解消されます。
それでは早速、天井設置するプロジェクター本体の選び方について、解説していきます
プロジェクターを天井に設置する場合、金具の耐荷重量以下の重さのプロジェクターを選ぶ必要があります。プロジェクターの中には、4〜5kgのものもあるので、ご注意ください。
小型・軽量のものだと、頭上にあっても落ちる心配が少なく安心です。
「ルーメン」とは、明るさを示す単位です。プロジェクターの場合は、映像を投影する時に内部で使われているLEDライトの明るさを示すために使われます。
しかし、ルーメンはメーカーにより基準が異なるため、実際の投影時の明るさと異なりやすいというデメリットがあります。
そこで、プロジェクターの明るさは投影面の明るさで測るANSIルーメンという単位が採用されつつあります。ルーメンとANSIルーメンだと、ANSIルーメンの方が低い数値になります。製品を比較する時は、ANSIルーメン値を比較してください。
ANSIルーメンの値が高いと、明るい部屋でも投影画面が観やすくなります。
映像のクオリティを向上させるために、プロジェクターの解像度と投影サイズも重要です。高解像度のプロジェクターは、鮮明で詳細な映像を映し出す事ができます。4KやフルHDと記載されているプロジェクターは高解像度のプロジェクターになります。
また、投写距離も重要な要素です。投写距離とは、プロジェクターからスクリーンまでの距離を示します。最短距離と最長距離を確認し、部屋のサイズに合ったプロジェクターを購入しましょう。
天井からプロジェクターまでの配線を減らすためには、ワイヤレス接続が可能なプロジェクターを検討するのも良いアイディアです。
Wi-FiやBluetoothで接続できるものもありますが、HDMI出力した方が画質は向上します。ワイヤレス接続できるHDMI送受信器を用意すると、配線なしで高画質な映像を楽しめます。
天井にプロジェクターを設置するためのの金具を選ぶ際には、プロジェクターの重量に適した設置用金具を選ぶようにします。
金具の最大耐荷重値とプロジェクターの重さを確認し、プロジェクターの重さよりも耐荷重値の大きな金具を選んでください。
また、天井吊りは、最初の角度調整が重要です。映像に歪みがでないよう、プロジェクターや金具の位置が調整しやすい金具を選びましょう。回転機能や角度調節機能がついていると、調整しやすくなります。
おすすめの天井プロジェクターを6つご紹介します。金具なしで取り付けられるプロジェクターもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
5G WiFi対応の超小型プロジェクターです。Bluetoothでイヤホンやスピーカーに音を飛ばすことも可能ですが、プロジェクター本体にも高性能のスピーカーが付属しています。
プロジェクターにFire Stick TVを接続すれば、テレビやスマホ、PC無しでも動画配信サービスを利用できます。
iPhoneのアクセサリーブランドとして広く知られるAnker社のプロジェクターブランドがネビュラになります。ネビュラNovaは、シーリングライトとスピーカー、プロジェクターが一体になった天井設置用プロジェクターです。
金具設置が難しい場合や、コンパクトで高性能なプロジェクターが欲しい方にオススメです。
FHD対応のプロジェクターです。Wi-Fi接続だけでなく、HDMI端子やUSB端子もあるので、スマホとはWi-Fi接続、ゲームは有線接続など、機器によって繋ぎ方を変えることも可能です。
2.8kgと重めなので、しっかりとした金具で固定すると安心でしょう。
1.6kgと小型のポータブルプロジェクターです。持ち歩いてビジネス用に使う方も多いアイテムですが、天井設置も可能になっています。Wi-Fi対応なので、配信動画も気軽に大画面で楽しめます。
先ほどご紹介したNebula同様、シーリングライト・スピーカーのついたタイプです。明るい場所でも楽しめるよう『900ANSI ルーメン』と、高い輝度で映し出すことが可能になっています。
リーズナブルなシーリングライト付きプロジェクターです。調光機能付きなので、リビングやダイニングにもオススメ!
お手頃価格のプロジェクターをお探しの方にオススメのアイテムになります。
家庭用のプロジェクターも、天井から吊り下げることで、本格的なホームシアターにすることができます。
有線タイプやシーリングライト兼用タイプなど、それぞれの設置場所に併せて最適なものをお選びください。
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