インターホンを自分で取り付ける方法とは?注意点やプロに依頼した場合の費用相場
2024/05/09
2024/05/09
インターホンの交換や取り付けをするにあたって、なるべく費用を抑えたい、と考える方は多いかと思います。費用負担を抑えてインターホンの取り付けをしたい場合、DIYで設置の検討をしてはいかがでしょうか。
インターホンの種類によっては、自分で取り付けができます。この記事では、インターホンを自分で取り付ける方法をご紹介します。
注意点やプロに依頼した場合の費用相場も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
自分で取り付けができるインターホンは、電源プラグ式か電池式の2種類のみです。この2つは素人でも設置工事ができるため、インターネット通販や家電量販店、ホームセンターなどで気軽に購入できます。
乾電池式インターホンから電源プラグ式に交換する際は、近くにコンセントがあることが条件です。
プロに依頼しないと取り付けができないインターホンは、電源直結式です。電源直結式は壁の中に電源が埋め込まれており、そこから電気を確保しています。
取り扱いには資格が必要で、素人の施工では感電や火災が発生する可能性があります。電源直結式のインターホンの交換は、必ずプロに依頼してください。
また、マンションやアパートなどの集合住宅のインターホン交換も、プロに依頼が必要です。子機が複数あるタイプや壁の中に埋め込まれているタイプなども、作業手順が多いため、プロへの依頼をおすすめします。
自宅のインターホンのタイプが、電源直結式かどうかを見分ける際は、親機をスライドさせてみてください。
親機の裏側に太い配線2本・細い配線2本の計4本のコードがあった場合は、電源直結式です。それぞれの配線はまとめられて、合計で2本に見える場合もありますが、自分で取り付けできるタイプではないため注意してください。
また、親機に電源コードがついていたり、乾電池を交換した記憶があったりする場合は、自分で交換ができるタイプのインターホンです。
インターホンを自分で交換する際の、取り付け方法についてご紹介します。
交換作業は、玄関側からスタートするのがおすすめです。
玄関の外に「インターホン取り替え工事中」「ご用の方はノックしてください」などと書いた紙を貼ってから、作業を開始してください。
取り付け作業の手順は、以下の通りです。
子機の取り付けが終わったら、親機の取り付け作業にうつります。
作業中は外のインターホンを鳴らしても反応しない可能性がありますが、作業中である旨を書いた紙が外に貼られていれば、来客者がノックや声かけなどの対応をしてくれます。
親機側の取り付け作業の手順は、以下の通りです。
インターホンを自分で取り付ける際は、故障のリスクを把握しておいてください。自分で取り付け作業をおこなうことで、配線を傷つけたり必要な部品を壁の中に落としてしまったりするケースが考えられます。
傷がついたり部品が足りなくなったりすれば、インターホンが正常に機能しない可能性があります。
また、親機に取り付けられているコの字型の金具は、壁の中に設置されています。ビスを外す際にうっかり壁の中に落としてしまうと、拾うのが困難です。同サイズのコの字型金具を、ホームセンターやインターネット通販などで購入してください。
加えて玄関に設置する子機は、砂や雨などが入らないよう注意が必要です。取り付けの際はしっかりとネジを締めて、可能であれば防水専用のカバーも用いると安心です。
インターホンの設置工事にかかる費用相場は、2〜4万円ほどです。製品代が高額だったり、設置場所が複雑だったりする場合、費用はより高くなります。
自分で設置をする場合、必要な費用は本体代のみです。費用負担を抑えたい方は、型落ちタイプや電池式などを選んでみてください。
インターホンの設置工事の依頼先として、以下の3つが挙げられます。
それぞれの特徴を解説します。
家電量販店やホームセンターは、インターホンの数が豊富です。選択肢の幅が広く、目的に沿ったインターホンを探せます。
また、取り付けを依頼することで、ポイントがつく可能性があります。家電量販店やホームセンターで買い物の機会が多い方にとって、ポイント付与は嬉しいメリットといえるのではないでしょうか。
ただし工事は外部の業者に依頼することになります。窓口となる店舗スタッフがインターホンの知識に長けているとは限らないため、不明点や不安点を、その場で解決できないかもしれません。
リフォーム会社にもインターホンの取り付けを依頼できます。ただし、インターホンの取り付けだけ依頼する場合、工賃が高くなってしまいがちです。
別のリフォームをした際に、一緒にインターホンの取り付けを依頼することをおすすめします。
また、リフォーム会社はインターホンの取り付け以外に、家のトラブルに対しても、相談に乗ってもらえるメリットもあります。
街の電気屋であれば、インターホンの取り付けのみの依頼も可能です。家電全般の知識に長けているため、安心して任せられます。
しかし小さな店舗の場合、インターホンや部品の在庫がないことも考えられます。在庫がなければ取り寄せなくてはならないため、取り付け工事まで、時間がかかってしまうかもしれません。
マンションや集合住宅の規約によっては、インターホンは共有部分に該当する可能性があります。共有部分を個人の判断で取り替えることはできないため、まずは管理会社に連絡をしてみてください。
故障や不具合によってインターホンの交換取り付けが必要な場合、管理会社が費用を負担してくれるケースがあります。
インターホンは自分で取り付けることもできます。しかしインターホンの種類によってはプロに依頼が必要になるため注意が必要です。
DIYで取り付けられるインターホンは、家電量販店やインターネット通販などで手軽に手に入れられます。
ご紹介した内容を参考にして、ぜひ、ご自宅に新しいインターホンを迎え入れてくださいね。
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