古いインターホンを自分で交換!やり方や注意点・費用をご紹介
2024/07/26
2024/07/26
「インターホンの映像や音が乱れる」
「インテリアに合っていない古いインターホンを交換したい」
インターホンを新しく付け替えたいと考えている方は、DIYで取り付けをしてみてはいかがでしょうか。
インターホンの種類によっては、プロに依頼せず、自分で取り付けができる物もあります。自分で取り付けをすれば、工事費用を大きく節約できます。
この記事では、インターホンの取り付けを自分でやる方法や注意点をご紹介します。
プロに依頼した場合の費用相場も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
インターホンには、いくつかの種類があります。DIYで取り付けが可能なタイプのインターホンであれば、自分で設置することも可能です。
インターホンの交換は、次の2種類のタイプであればDIYで対応できます。
それぞれのインターホンの特徴について、解説します。
電源コード式インターホンとは、コンセントへの差し込みをして電力供給をするタイプのインターホンのことをいいます。
配線を引く必要がないため設置がしやすく、素人でも扱えることができるタイプです。
乾電池式インターホンは、その名の通り、乾電池で動きます。電源が必要ないため、設置場所を選ばない点が魅力です。壁にかけるだけでOKなタイプが多いため、簡単に取り付け作業ができます。
素人では扱うことができないインターホンの種類は、以下の4つです。
電源直結式のインターホンとは、壁の中にある電源と直接接続されているタイプのインターホンのことを指します。電源につねに接続されているため、動作が安定している点が魅力です。
しかし取り付けには電気工事士の資格が必要です。
また、マンションのオートロックや電子錠、集合ドアホンと連動タイプなど、集合住宅で使われるタイプのインターホンも、素人では扱うことができません。プロに依頼をして、取り付け・交換工事を行ってください。
室内側のインターホンの親機を、上にスライドさせてみてください。
インターホンの裏側に、太い配線2本・細い配線2本の合計4本の配線があるタイプは、電源直結式のインターホンです。これらの配線は太い・細い配線がそれぞれ束ねられて2本の配線に見えることもあります。
2本の配線だと思っても、DIYで交換作業ができないタイプの可能性があるため、しっかり確認することをおすすめします。
インターホンの交換作業は、電源式・電池式のタイプであればそれほど難しくありません。
それぞれのインターホンを、DIYで交換する際の手順についてご紹介します。
電源コード式インターホンの取り付け・交換は、コードの接続作業を有します。難しくはありませんが、コードを繋がないと機能しないため、見落としたり忘れたりしないようにしてください。
乾電池式インターホンの作業は、電源式よりも簡単です。しかしコードを扱うときには、感電の危険性があるため注意をしてください。
不安な方はゴム手袋をつけた状態で作業するのがおすすめです。
インターホンの取り付けをDIYで行う場合、次の5つの点に注意が必要です。
それぞれの内容を解説します。
インターホンを自分で交換した結果、うまく作動しなかったりモニターや音声に雑音が入ったりするケースがあります。
これらの原因の多くが、チャイムコードの不具合によるものです。交換作業の際にチャイムコードを傷つけてしまったり、取り付けがうまくできていなかったりということが原因かもしれません。
そのまま使用を続ければ、インターホン自体が故障してしまう可能性も考えられます。インターホンを自分で交換する際は慎重に作業をしましょう。
インターホンの設置をする際は、玄関や外のインターホンの設置場所などに、インターホンの交換作業中であることをわかりやすく明記しておくのがおすすめです。
インターホンの交換作業中は、来訪者がインターホンを鳴らしても音が聞こえないため、来客に気付けない可能性があります。
作業中であることがわかれば、家を訪れた人もドアをノックしたり声をかけたりしてくれるため、対応できます。
玄関側の子機は風雨に晒されます。ビスの部分に防水シートを貼り、雨水が機器の内部に侵入しないようにしましょう。
防水シートは、インターホンに付属されていることもあります。なければ、ホームセンターやインターネット通販で購入が可能です。
ワイヤレスインターホンは取り付けが簡単で、設置場所の選択肢が豊富な点も魅力です。しかし設置場所を誤ると、音声や映像に乱れが生じることも考えられます。
とくに鉄筋や鉄骨の建物の場合は注意が必要です。親機と子機の通信が鉄筋や鉄骨によって阻害され、うまくインターホンが機能しないケースがあります。また、電子機器の近くや親機と子機の距離が離れすぎていないことも、重要なポイントです。
マンションであっても、オートロック設備のないインターホンであれば交換ができる可能性があります。しかしマンションの規約によっては、インターホンも共有部分として定めていることも。
交換する際は、必ず管理組合に相談をしてみてください。
ちなみにオートロック設備が連動しているインターホンの場合、インターホンを交換するとオートロックが機能しなくなります。そのため、個人での交換はできない場合がほとんどです。
インターホンの交換作業は自分でもできますが、種類によってはプロへの依頼が必要になります。
プロにインターホンの交換工事を依頼した場合、1〜4万円ほどが相場価格です。インターホンの価格によって工事費用は大きく左右されます。
費用を抑えたい方は、型落ちのイヤホンやDIYで取り付けができるイヤホンなどを、選ぶのがおすすめです。
インターホンに雑音が混ざったり、映像が乱れたりすれば寿命が訪れたと考えられます。交換・取り付けの費用を抑えたい方は、既存のインターホンの種類を確認し、DIYでの取り付けが可能なタイプであればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ご紹介した内容を参考にし、新しいインターホンを設置してみてください。
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