ガスコンロの排気口カバーおすすめ5選!【掃除の手間を省くアイテム】
2023/07/24
2023/07/24
料理中にはねた油や食材が、ガスコンロの排気口に入り込んでしまい、とても掃除が手間……と感じる方も少なくないのでは?そんなお悩みを解決してくれるのが、ガスコンロの排気口カバーです。
今では一般的な家電メーカーだけでなく、100円ショップ、ニトリ、無印良品などからも発売されており、種類豊富でどのようなポイントで選べば良いのか悩む方も多いかもしれません。
本記事では、ガスコンロの排気口カバーの役割と選び方、おすすめ製品についてご紹介します。
目次
そもそも、ガスコンロの排気口とは何のために取り付けられているものなのでしょうか。排気口とは、グリルなどコンロ庫内の煙や熱を外へ出す役割を果たす部位になります。そのため、排気口は網状になっているのです。
しかしながら、網状ゆえに野菜の切れ端や調理の際の油などが入りやすく、掃除の手間がかかってしまいます。日々こまめに掃除をしていれば問題ないですが、放置しておくと、油汚れがこびりつき、悪臭や動作不良などの原因につながります。
この手間を省いてくれるのが排気口カバーです。調理中に排気口カバーをしておけば、油はねや野菜くずなどが入り込む心配もありません。
ガスコンロの排気口カバーも、形状やサイズ、素材、機能性など、さまざまなものが各メーカーから発売されています。ここでは、自宅にあるガスコンロに合う排気口カバーを探すための選び方を解説します。
ガスコンロの排気口カバーの形状は、大きくフラット型、傾斜型(くの字型)、ラック付き型の3つがあります。
フラット型はその名称のとおり、平行な形状をしている排気口カバーです。傾斜型(くの字型)は、ガスコンロに向かって傾斜がついており、調理油の液だれを防いでくれます。
また、パタンと後ろに倒せる製品も多く、グリル使用時に移動させる手間を省くことができます。
排気口カバーのスペースを有効活用したい方は、ラック付き型がおすすめ。調味料などの小物類が置けるようになっています。
ガスコンロの排気口カバーを購入する際には、あらかじめご自宅の排気口の幅、高さ、奥行きを計測することをおすすめします。
一般的に、ガスコンロの幅は45cm、56cm、60cm、75cmで、中でも60cmが主流です。特殊なサイズのガスコンロであれば、「伸縮スライド式」の排気口カバーの購入がおすすめです。
ガスコンロの排気口カバーは、3〜5cm程度が主流です。排気口カバーが高すぎると、鍋やフライパンと干渉してしまう恐れがありますが、出っ張った形状の排気口だと、排気口カバーに高さがないと、うまくはまらない場合があります。排気口の形状をチェックしましょう。
ガスコンロの排気口カバーの奥行きは、6.5cm〜18cmが一般的です。ただし、奥行きにゆとりがありすぎると、キッチンの壁に当たってしまって設置できない可能性があるため注意が必要です。
排気口カバーの素材は、ステンレス、スチール、アルミニウムの3つが一般的です。
3つのうち、耐熱性・耐久性に優れているのはステンレスです。排気口カバーに鍋やフライパンなどを仮置きしたい方は、ステンレス製の排気口カバーがおすすめ。
スチール製は、熱いものをおくとコーティングが溶ける恐れがあるので注意が必要です。
ガスコンロの排気口カバーの機能性は、「掃除のしやすさ」「安定性」という2つの観点から考えることができます。
まず、「掃除のしやすさ」については、「汚れにくいか」「掃除がしやすいか」の2つのポイントが存在します。伸縮スライド式は、フレキシブルに排気口のサイズに合わせることができる反面、スライド部分の継ぎ目に汚れが溜まりやすいです。
また、コーティング加工がされており、ツヤがかった排気口カバーは指紋や油のハネが目立つ傾向にあります。
掃除のしやすさでチェックをするならば、排気口カバーの重量や取り外しやすさにも注目すると良いです。キッチンでそのまま丸洗いできると掃除も楽です。
シリコンゴムなどの滑り止めが付いたもの、また比較的重さがある排気口カバーだと、ずれにくく安定性が高い傾向にあります。
耐熱性、耐久性でいうと、先にも書いたステンレス素材がおすすめです。耐荷重は5〜30kgと製品によって幅があります。ガスコンロの排気口カバーに調味料を置きたい、フライパンや鍋などを仮置きしたいということであれば、なるべく耐荷重があるものを選んでください。
最後に、ガスコンロの排気口カバーでおすすめの製品をご紹介します。形状・サイズ・素材・本体重量・耐荷重・耐熱など、複数ポイントで比較しているので、購入の際のポイントにしてみてください。
フラット型の排気口カバーです。高さも3cmと薄型であるため、フライパンや鍋とも干渉せず、快適に料理ができます。ステンレス製だから、鍋やフライパンがあたっても変形することはありません。また、奥行き9.8cmであるため、調味料の置き場としてだけでなく、鍋やフライパンの仮置きとしても重宝しそう。
サイズ(幅・高さ・奥行き) | 形状 | 素材 | 本体重量 | 耐荷重(中央部) | 耐熱 |
64cm・3cm・9.8cm | フラット型 | ステンレス | 約680g | 20kg | 約900℃ |
おしゃれな生活雑貨やインテリアを展開する山崎実業の排気口カバーです。伸縮タイプで横幅は43〜82cmまで対応。色はブラックとホワイトの2色から選べます。また、傾斜型(くの字型)だから、グリルを使う際にも簡単に開けることが可能。
サイズ(幅・高さ・奥行き) | 形状 | 素材 | 本体重量 | 耐荷重(中央部) | 耐熱 |
45cm〜82cm・7.5cm・8cm | 傾斜型 | スチール | 約850g | – | 約200℃ |
同じく山崎実業の排気口カバーです。伸縮タイプであるため、さまざまなタイプのガスコンロに対応。また、ラック付きだから、使用頻度の高い調味料や油などを置いておくことができます。
サイズ(幅・高さ・奥行き) | 形状 | 素材 | 本体重量 | 耐荷重(中央部) | 耐熱 |
44cm〜82cm・7.2cm・8cm | ラック付型 | スチール | 約810g | 約3kg | 約200℃ |
イキテクス製の排気口カバー。わずか2.7cmという高さ、かつスリムなデザインで、目立たずにガスコンロにすっと馴染みます。隙間をなるべく最小限にした構造になっており、排気口の汚れを未然に防ぎます。
鍋やフライパンと干渉することもなく、使い勝手も抜群。サイズは60cm、75cmの2種類からお選びいただけます。
サイズ(幅・高さ・奥行き) | 形状 | 素材 | 本体重量 | 耐荷重(中央部) | 耐熱 |
60cm or 75cm・2.7cm・10cm | フラット型 | ステンレス | 約840g | 約10kg | 不明 |
金属加工で有名な燕三条エリアにある「川口工器」が製造する排気口カバーです。
重量はわずか500gと、販売されている排気口カバーの中でも軽量。ちょっとした油ハネも雑巾などで拭くだけで、すぐにキレイになるから掃除の手間もかかりません。
サイズ(幅・高さ・奥行き) | 形状 | 素材 | 本体重量 | 耐荷重(中央部) | 耐熱 |
幅63.1×奥行9×高さ4.8cm | 傾斜型 | スチール | 約500g | 不明 | 不明 |
ガスコンロの排気口カバーは、掃除の手間を減らしてくれる便利グッズですが、使用する際には注意しておかなければいけない点があります。それが、グリル使用時には排気口カバーを外すこと。
先にも述べたように、排気口はグリル使用時に庫内の煙や温度を逃がすために設置されています。閉じたままにしていると、正常に煙や熱を排出できず、故障や火傷などの原因になるため注意が必要です。
排気口カバーは、ガスコンロの排気口が汚れるのを防いでくれる便利グッズですが、サイズ選びを間違えると、うまくはまらなかったり、フライパンや鍋などとぶつかって調理がしにくくなったりと、かえって不便になってしまいます。
購入の際には、本記事で紹介しているポイントを参考に検討してみてください。
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