粗大ごみ?リサイクル?古いガスコンロを安全に処分する6つの方法
2023/07/04
2023/07/04
「古くなった据え置き型のガスコンロを、どう処分すればいいのかわからない…」
今回はその悩みにお答えするため、据え置き型ガスコンロの処分方法について詳しく解説します。
ガスコンロは、ガスと火を扱う特性上、処分のときにも安全面への注意が必要です。
据え置き型のガスコンロを処分する前に知っておくべき注意点と、さまざまな処分の選択肢をお伝えします。
それでは、ガスコンロを処分する前の事前準備から見ていきましょう。
目次
ガスコンロはそのまま捨てると危険な製品です。
どのような処分方法を選んだとしても、以下の注意事項を必ず守り、適切な処分の事前準備を行ってください。
まず、ガスコンロにつながるガスの元栓を閉めて、ガス栓からホースを抜きます。
ガスホース内にも残留ガスがあるため、一度コンロの火をつけ、火が自然に消えるのを確認する必要もあります。
もしガスホースが硬化している場合は、無理に外すのではなく、ハサミやカッターで切ることをおすすめします。
これらの注意事項を守ることで、ガスコンロを安全かつ適切に処分する準備を行うことができます。
ガスコンロを処分する準備が整ったうえで、以下にお伝えする処理方法をご検討ください。
ガスコンロを処分する方法としては、自治体に粗大ごみとして出すことが一般的です。
家電リサイクル法の対象外であるため、自治体によって処理料金や受付時間が異なります。
事前に自治体に問い合わせ、粗大ごみの処理用シールを購入し、収集場所まで運ぶことで処分することができます。
車を所有している方は、ガスコンロを直接処理場に持ち込むことも可能です。
料金については、それほど高くない場合もありますが、手続きなどの手間もあるため、事前に自治体に問い合わせることをおすすめいたします。
次に、リサイクルショップを活用する方法を見ていきましょう。
不要になったガスコンロは、リサイクルショップに持ち込むことも可能です。古過ぎるものでなければ査定の対象になります。
公式の購入証明書や取扱説明書等の付属品がそろっている場合は、査定額がより高くなる場合もあります。
リサイクルショップは出張査定や宅配買取にも対応し、売り手側に負担の少ない買取サービスを行う店舗も多くあります。
可能であれば、複数のリサイクルショップに問い合わせて相見積もりを行うと、お得に買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、全口安全センサーがついていないガスコンロや、汚れがひどくこびりついたコンロなど、一部の商品は買い取り対象外となりますので、あらかじめ確認をすることが必要です。
続いて、手間をかけずにサッと処分できる方法をご紹介いたします。
「不用品回収業者」とは、ガスコンロなどの不用品を回収してくれるサービス業者のことです。不用品回収業者に依頼すれば、ガスコンロの撤去から処分まで、ほぼ全ての作業を請け負ってくれます。
また、状態の良いガスコンロがある場合は、そのまま買取をしてくれる不用品回収業者も多くあります。処分にかかる費用は、粗大ごみの処分よりも高くなる場合もありますが、自宅まで回収しに来てくれるためとても便利です。
なお、ガスコンロ以外にも処分したいものがある場合には、トラック詰め放題などのパックを利用することで、より経済的かつ効率的に処分することができます。
回収が終わった後には、ハウスクリーニングも依頼できる業者もあるので、スッキリとしたお部屋を手軽に実現することができます。
産業廃棄物処理業者にガスコンロを処分してもらう方法もあります。産業廃棄物処理業者は、法律で指定された廃棄物を収集・運搬し、安全に処理・処分する専門業者です。
多くの業者がガスコンロを「金属くず」として取り扱っており、自宅まで回収に来てくれることが一般的ですが、料金は高くなる傾向があります。
引っ越しのとき、業者にガスコンロを処分してもらう方法もあります。一部の業者では無料回収のサービスを行っている場合もありますので、問い合わせてみると良いでしょう。
新しいガスコンロを購入する際には、購入店に古いガスコンロを引き取ってもらう方法もあります。多くの販売店が、設置時に古いガスコンロを無料で引き取ってくれるサービスを提供しています。
しかし業者によっては、回収費/処分費を別途請求という場合もあるので、取替前の古いガスコンロの廃棄処分費が見積りに予め含まれているか、事前に見積り項目を確認することをおすすめします。
今回は、ガスコンロの安全な処分方法についてお伝えいたしました。
繰り返しにはなりますが、ガスコンロはガスと火を扱う製品であるため、その処分に関する取扱いにも細心の注意が必要です。
適切な事前準備を行ったうえで、自治体の粗大ごみ回収、リサイクルショップへの持ち込み、不用品回収業者への依頼などを検討してみて下さい。
また、据え置きガスコンロではなく、キッチンに組み込まれたビルトインガスコンロを取り外す場合は、専門家に依頼する必要があるため、必ず専門の業者に連絡してください。
ガスコンロの処分は専門知識を要する部分もあるため、適切なアドバイスを得ることが大切です。
不要になったガスコンロを処分する際は、くれぐれも安全にお気をつけください。
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