給湯器の凍結防止カバーの取り付け方!カバー以外の防止策や凍結時の解決方法もご紹介
2024/02/01
2024/02/01
寒い季節になると、給湯器の凍結が心配になります。凍結は給湯器の故障や水漏れの原因にもなるため、しっかりと対策しておきたいものです。
この記事では、給湯器の凍結防止に役立つ、凍結防止カバーの取り付け方法を詳しくご紹介します。またカバー以外の防止策や、凍結してしまったときの解決方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
給湯器が凍結すると、お湯が出なくなります。お湯を使いたいときに使えないストレスをなくすために、凍結防止カバーを取り付けてみてはいかがでしょうか。
ここからは、凍結防止カバーの取り付け方法について、ご紹介します。
凍結防止カバーを取り付ける際、必要なのは以下の3つです。
保温チューブは配管に合ったサイズを選んでください。配管保護テープは、別名キャンパステープとも言います。ホームセンターでは保温チューブの近くに置かれていることが多いため、すぐに見つけられると思います。
カッターは、高価な物や特別な物でなくて構いません。ご自宅にある物を、使用してください。
まずは保温チューブを配管の長さに合わせてカットします。カーブがあることを踏まえて、少し長めにカットしておくと安心です。
保温チューブには、配管を包む切り込みが入っています。切り込みから配管を入れたら、テープで仮止めをしてください。
仮止めの位置は配管の上・中・下の3か所ほどで問題ありません。保温チューブを仮止めで固定しておくことでずれにくくなり、作業がしやすくなります。
固定された保温チューブに、保護テープを巻き付けていきます。
保護テープはぐるぐる巻きにして、問題ありません。保護テープ同士に隙間があると、配管が外気の影響を受けるリスクが高くなります。
なるべく隙間がないように、きっちりと巻いてください。
2024年1月現在、100均に保温チューブはありません。以前はダイソーでパイプ保護カバーの販売があったようですが、ネットショップでは現在、取り扱いがないようです。
100均で配管の凍結防止用アイテムを揃えたい場合は、アルミシートといった代用品を活用するのも、1つの手です。
保温チューブは、ホームセンターやネットショップで購入できます。ここからは、おすすめの保温チューブをご紹介します。
こちらはプロも使用する保温チューブです。チューブ自体に粘着テープが貼られているため、チューブの割れ目の接合がとてもラクにできます。発泡スチロール部分の密度が高く硬いため、扱うのに少し力が必要です。しかし断熱性が高いため、寒冷地での給湯器の凍結防止の際に重宝します。
給水や吸湿を防ぐ効果も持つ保温チューブです。とても柔らかく、扱いやすい点が、同商品の魅力といえます。粘着テープがついているため、ワンタッチで作業ができる点もポイントです。
こちらは、黒の凍結防止カバーです。ダーク系の外壁とよく合い、配管の存在を目立たせない効果も期待できます。材質は軽く扱いやすいため、施工もラクです。
配管カバーを用いる給湯器の凍結方法は、手間だと感じる方もいるかと思います。
配管カバーを取り付ける以外の給湯器の凍結防止方法について、見ていきましょう。
湯船のお湯を溜めたままにしておくことで、給湯器の「凍結防止運転」が作動します。給湯器の凍結に悩む方は、お風呂のお湯は抜かずに、翌朝まで残しておいてください。
お湯側の蛇口の水を出しっぱなしにすることで、配管内に水流が発生し続け、凍結を防止できます。
出しっぱなしにする水の量は、1分間に200mlほどです。朝まで出し続けると、およそ108Lほど(水道代約21.6円)の水量になります。
水がもったいないと感じる方は、溜まった水を洗濯や洗い物に使うなど、再利用するのもひとつの手です。
給湯器の配管が凍結した場合、自然解凍を待つかぬるま湯をかける方法の2通りが解決策です。
凍結した配管は、ほとんどの場合、昼頃には解凍されます。
朝のうちだけ水を使用したり、ガスコンロで沸かしたお湯を活用したりして、解凍を待ってみてください。
凍結した配管にぬるま湯をかけることで、すぐにお湯が使用できるようになります。ぬるま湯の温度は人肌程度が目安です。
熱いお湯を配管にかけると、急な温度変化で亀裂や破損が生じる可能性があります。熱湯で凍結した配管を解凍するのは、避けるようにしてください。
給湯器は、0度以下の環境では凍結しやすくなります。天気予報を確認し気温が0度以下になりそうな日は、配管カバーの設置や湯船にお湯を残すなどの、給湯器の凍結防止策を用いてください。
凍結防止カバーを取り付けることで、配管が凍りお湯が出なくなるのを防げます。凍結防止カバーの設置はそれほど難しくないため、DIYが苦手な方でも、問題なく取り付けが可能です。
カバーの取り付けが手間と感じる方は、お風呂のお湯を残したり水を出し続けたりなど、ご紹介した方法で、対策を講じてください。
お湯の使用に関するストレスを感じないように、気温が下がる時期にはぜひ事前に凍結防止策を取り入れてみてください。
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