カラーリーフの寄せ植えのポイント!低木・常緑など種類別におすすめのカラーリーフもご紹介
2024/05/02
2024/05/02
カラーリーフの寄せ植えは、庭やベランダを華やかに彩ります。しかし種類がとても豊富なため、カラーリーフ同士の組みあわせや花との色のバランスなどに迷ってしまうかもしれません。
また、植物の大きさや高低差なども難しく感じるのではないでしょうか。
この記事では、カラーリーフの寄せ植えをつくるコツについて解説します。低木や常緑などの種類別に、カラーリーフの寄せ植えにおすすめの植物もご紹介するので、カラーリーフ選びに迷っている方は参考にしてください。
目次
カラーリーフとは、緑色ではない葉っぱを持つ植物のことをいいます。紫・白・赤・班入りなどがあり、葉っぱでありながら花のような豊かな彩りが特徴です。
季節や光があたることで、色や表情に変化が生まれる植物も多く、花が少ない季節でも庭や住まいを豊かな色彩で包みます。
花のようにていねいな手入れは必要なく、丈夫なタイプが多いため、メンテナンスの手間が省ける点もカラーリーフの魅力です。
カラーリーフでつくられた寄せ植えは、花だけでの寄せ植えとは違った魅力があります。
ここからはカラーリーフで寄せ植えをつくるポイントを解説します。
カラーリーフでつくる寄せ植えは、同色でグラデーションをつくるときれいにまとまります。たとえば、右側は紫色の葉の植物、左側は赤系、上部は緑色のカラーリーフを加えるといった感じで、色が散らからないようにしてみてください。
また、暗い色の花と組み合わせるのであれば、明るい葉色のカラーリーフを取り入れることもポイントです。鮮やかなカラーリーフが加わることで、寄せ植え全体が華やかな印象になります。
カラーリーフの寄せ植えは、植物に高低差をつけることで、立体感が生まれます。たとえば、奥には背の高い植物を、手前には背の低い植物を配置することで、奥行きが生まれて自然な雰囲気をつくれます。
配置にルールはないため、高低差がつけばどのように植物を植えても構いません。中心に背が高い植物を植えて、周囲を背が低い植物が囲む配置もきれいにまとまります。
背の低い植物が背の高い植物によって隠れてしまわない配置を、意識してみてください。
カラーリーフで寄せ植えをつくる際は、環境に合った植物を選ぶことも大切です。植物にはさまざまな種類があり、密度が濃い環境を嫌う植物や強すぎる日光の中では枯れてしまうタイプもあります。
寄せ植えを飾る環境に合わせて、組み合わせる植物を選んでみてください。
カラーリーフを自宅で育てたい方に向けて、ここからはおすすめのカラーリーフを種類ごとにご紹介します。
カラーリーフ選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ロフォミルタスは、寒い時期になると葉が赤く染まります。夏前には白い花を咲かせ、寄せ植えや庭を鮮やかに彩ります。
コプロスマは寒さや猛暑に強い、丈夫なカラーリーフです。お手入れの手間が少なく、植物を育てることに自信がない方でも、手軽に育てられます。葉は中心が濃い緑、周囲を赤い枠が彩り、鮮やかな色彩です。夏になると赤い部分は色が抜けて白っぽくなります。
アベリアは初夏から秋にかけて、白い花を咲かせます。葉は秋から冬になると、オレンジや赤紫色に紅葉します。手入れをほとんどする必要がなく、手間をかけなくても育つ丈夫な植物です。
ヒューケラの葉の色は緑から赤紫、銅色、黄色など多彩で、季節や品種によって変化します。葉の形もバラエティに富み日陰でもよく育つため、庭でアクセントとなる植物です。
ヒポエステスの葉には斑やしま模様があります。緑色とピンクや白、赤などのコントラストが美しく、庭や寄せ植えで強い存在感を放つ植物です。耐陰性が高く室内でも育てやすいため、観葉植物として人気があります。
シロタエギクは、シルバーグリーンの葉が特徴です。青、ピンク、白など多彩な花も咲かせますが、葉の美しさのほうに目を奪われます。耐寒性があり冬でも育てられますが、風通しの良い場所に植えてください。
ハツユキカズラは、白い花が特徴のつる性植物です。葉は深緑色で白い模様が入ります。美しい花と独特の葉模様が魅力で、人気があります。
ヘデラは、葉の色は一般的には濃い緑色ですが、品種によっては黄色や白色の斑入りがあります。形も多様で丸い形から星型まで様々です。成長すると地面を這うように広がり、壁や垣根を覆いつくすことがあります。
オタフクナンテンは、広がる樹形と鮮やかな葉色が特徴です。葉は光沢があり、深緑色から黄緑色まで変化し、季節や環境によってさまざまな色合いを楽しめます。耐寒性があり日陰でも育つため、庭木や生垣として広く利用されています。
カラーリーフがあることで、寄せ植えに華やかさが増します。花よりも寿命が長いため、カラーリーフだけで寄せ植えをつくり、長く楽しむのも良い方法です。
カラーリーフの鮮やかで美しい姿を、ぜひさまざまな形で楽しんでみてください。
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