散水ホースのおすすめは?目的別選び方のチェックポイントや寿命について
2023/11/10
2023/11/10
散水ホースがあることで、庭仕事や掃除などの手間が省けます。しかし目的に沿っていない散水ホースを選んでしまうと、利便性の高さをいまいち実感できないかもしれません。
散水ホースを選ぶ際は、使用目的やチェックするべきポイントを把握しておくことが大切です。
この記事では、散水ホースを購入する際のチェックポイントやおすすめの商品についてご紹介します。散水ホースの寿命についても触れているため、ぜひ参考にしてください。
目次
散水ホースは、目的に合わせて購入することが大切です。以下に使用目的別におすすめの散水ホースのタイプをまとめました。
花壇の水やり | 水圧が高くないタイプ |
洗車・外壁の掃除 | 高圧洗浄ノズルがついたタイプ |
ベランダなど狭い場所の掃除 | ホースが短いコンパクトタイプ |
畑や芝生など広範囲での散水 | 穴あきタイプ |
散水ホースを屋外に置きっぱなしにする場合、ホースの劣化が早まります。
劣化をなるべく防ぐために、上記の内容に加えて「フルカバータイプ」や「防藻タイプ」であることも条件に加えてみてください。
使用目的に合わせたタイプの散水ホースを買った場合でも、使い勝手の悪さを感じるケースがあります。
購入後も快適に使用するために、次のチェックポイントを確認した上で散水ホースを選んでください。
散水ホースは長すぎれば扱いにくく、短すぎれば使用目的を満たせなくなります。
庭やベランダなど、水栓から近い距離で使用するなら10m未満のホースでも問題ありません。洗車で使用する場合は、車全体に水が行き渡るよう、ホースは10〜20mの長さがあると便利です。
畑に水やりをするのが目的の場合は、30m以上の長いホースをおすすめします。
水道の位置と使用する場所や範囲を考慮して、適した長さのホースを選んでください。
散水ホースは水圧も確認してください。散水ホースの内径が小さくなるほど水圧は弱く、大きくなるほど強くなります。
それほど強い水圧を求めていない場合は、ホースの内径は7.5〜12mmあれば十分といえます。
外壁やコンクリートの洗浄に使用する場合は強い水圧が必要になるため、内径15mm以上のホースを選択するのがおすすめです。
散水ホースのノズルには、さまざまな形状があります。近年の散水ホースは1つのノズルで複数の水形を補えますが、使用目的に沿った機能の有無を、チェックしておくのがおすすめです。
たとえば、花壇に水やりをする場合は「シャワー」「拡散」など、広範囲に散水できる水形を備えたノズル形状の品が便利です。外壁洗浄に使用する場合は、「ジェット」といった水の勢いが強い水形を備えた散水ホースを重宝します。
散水ホースは使いやすさだけでなく、片付けやすさも大切です。とくにホースの巻き取り時に手間がかかると片付けるのが億劫になり、出しっぱなしになることが考えられます。その結果、散水ホースの劣化が早まります。
長く使用するためにも、使用目的に沿った機能と片付けやすさの両方を備えたホースを選ぶのがおすすめです。
散水ホースの値段は、製品のブランドや機能などによって異なります。安価な品であれば1,000円未満で購入が可能です。高価な品の場合は数万円することもありますが、その分、デザイン性・機能性・耐久性に優れています。
散水ホースに割ける金額を計算し、予算と機能のバランスが取れた品を選んでください。
ホースの中はつねに湿っています。そのため、内部がカビたり脆くなったりしがちです。また、屋外に置きっぱなしのホースは風雨に晒されることから、屋内にしまわれたホースより寿命が短くなります。
散水ホースを購入する際は、耐久性にも着目してみてください。
一般的な散水ホースは樹脂製です。安価で軽量ですが、耐久性はそれほど高くありません。ステンレス製ホースは衝撃や水圧に強いですが、重量があり高価です。
防藻ホースはホース内部に藻が発生するのを防ぎます。樹脂製と同じくらいの重量で扱いやすいですが、価格は樹脂製よりも高額です。
使用頻度や置き場所から、適した耐久性のホースを選択してください。
散水ホースを外に置きっぱなしにする場合は、ホース自体のおしゃれさも大切です。一般的な散水ホースは無機質なデザインをしており、生活感を印象づけます。
エクステリアや庭の美観にこだわる形は、装飾性を損ねないように、華やかなデザインのホースを選ぶことも検討してみてください。
散水ホースはインターネットやホームセンターなどで、数多く販売されています。そのため、どの製品を選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。
ここからは目的別でおすすめの散水ホースをご紹介します。ぜひ、散水ホース選びの参考にしてください。
スタンダードなデザインの散水ホースです。軽量のため持ち運びがしやすく、巻き取りもしやすい点が魅力。日常使いに困ることがない一品です。
こちらは内径が15mmの製品です。水圧が強く、外壁やタイヤの洗浄に適しています。5つの水形に変形するため、車のボディの洗車も可能です。
付属のケースに入れて、ハンドバッグのように持ち運びができるのが、こちらの散水ホースの特徴です。
コンパクトなため、収納スペースを圧迫しません。蛇口口金を使えば、水栓への取り付け・取り外しも簡単にできます。
ホース部分に穴が空いているため、スプリンクラーのように広範囲に散水できます。別売りの連結コネクターを使用すれば、最大22.5mまでホースの長さを伸ばせます。
巻き取りしやすいホースをお求めの方には、こちらがおすすめです。ホース部分がねじれを正す構造をしているため、巻き取りが簡単にできます。家の外観に溶け込むシンプルなデザインも魅力です。
レトロなデザインがおしゃれなこちらのホースは、庭や家の外観の美しさを保ちたい方におすすめです。
おしゃれなデザインのボックスは散水ホースの劣化防止にも役立ちます。立ったままホースの巻き取りができる点も魅力です。
散水ホースの寿命は、使用頻度や保管場所、製品の材質などによって異なります。一般的な樹脂製の散水ホースの寿命は、それほど高くありません。一方で、ステンレス製のホースは耐久性が高いことから、樹脂製よりも長持ちします。
また、樹脂製ホースであっても屋内保管をして使用頻度もそれほど高くないようであれば、使用頻度が高い屋外に保管されたステンレス製ホースと同じくらいの寿命になることも、少なくありません。
このことから、散水ホースの寿命は短くて1年、長ければ10年以上持つといえます。
散水ホースを活用することで、庭仕事や掃除がぐっとラクになります。ご紹介した内容を参考にして、使いやすく利便性の高い散水ホースを選んでみてください。
また、散水ホースは保管や使用状況によって、寿命が変化します。長く使用したい場合は、屋内保管をしてていねいに使うことをおすすめします。
目的に合った散水ホースを手に入れて、より機能的な暮らしに近づけると良いですね。
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