あると便利な電動剪定バサミ！選び方やおすすめの人気機種を紹介

2023/11/19

木の枝を剪定する時には、専用の剪定バサミが必要です。少し剪定するだけなら、普通の剪定バサミでも十分ですが、本格的に木の手入れをする際には電動剪定バサミがあると非常に楽に作業ができるようになります。

特に握力が低い方や剪定作業に慣れていない方にオススメです。
この記事では、家庭用電動剪定バサミの選び方とオススメの電動剪定バサミをご紹介します。

1 電動剪定バサミの選び方
2 おすすめの電動剪定ハサミ8選
3 電動剪定ハサミ使用時の注意点
4 まとめ

電動剪定バサミの選び方

電動剪定バサミとは、剪定バサミにモーター駆動がついているハサミです。レバーやハンドルに付いている「トリガー」を引くとハサミが閉じ、枝が切れるようになっています。力を入れなくても簡単に枝が切れるので、農家や造園業を営むプロの方も電動剪定バサミを使っています。

電動剪定バサミを使うと作業が楽になるだけでなく、太めの枝や硬い枝もスパッと切れるので、断面が美しく仕上がり、病気のリスクも低下させることが可能です。

電動剪定バサミは1万円未満の安価なものから20万円程度の本格的なものまで、ラインナップが豊富です。木の種類やお手入れの頻度によっては、安価なものでも十分ですが、太い木やたくさんの庭木の手入れをしたい場合は、ある程度本格的なものを手に入れた方が使いやすいはずです。

ここでは電動剪定バサミの選び方を3つの観点から解説いたします。

バッテリー装着方法

まず電動剪定バサミは大きく分けると2種類、バッテリーを本体に装着して使うタイプのものとある程度の大きさがあるバッテリーを背負い、背中のバッテリーからハサミに電力を送るタイプのものがあります。前者はコードレス、後者はコード付きになります。

本体にバッテリーを装着して使うタイプのものは、コードがない分動きやすいのが魅力です。細かな枝の剪定をする際に、コードが枝に引っかかる心配がありません。高いところの剪定など、不安定な足場のもと作業するときにもオススメのタイプになります。

大きめのバッテリーを背負うタイプの有線電動バサミは、バッテリー装着タイプのものよりもハイパワーなのが特徴です。
より太くて硬い枝も切れるものが多く、大きな木の剪定にも適しています。バッテリーが大きいので容量も大きく長時間の使用が可能ですが、コードが邪魔になりがちです。

初めて使う方にはバッテリー装着タイプの電動剪定バサミがおすすめです。

最大切断径

最大切断径とは「どの太さの枝まで切れるのか」を示しています。
ほとんどの電動剪定バサミが直径20mm以上に対応しています。最大切断径はφ20mmやφ25mmのように記載されます。
最大切断径以上太さがある枝を切ろうとすると、故障や怪我の原因となるのでご注意ください。
太めの枝を切りたい場合は高出力モードのある製品を選ぶと太径も切断できるようになります。