ウッドデッキに屋根を後付け!メリットデメリットや後悔をしないポイントとは?
2023/08/30
2023/08/30
ウッドデッキに屋根を取り付けることで、使用用途の幅が広がり、ライフスタイルにも良い変化が生じます。
しかしウッドデッキの屋根を「便利だから」と安易に取り付けてしまうと、後悔をすることになるかもしれません。
ウッドデッキの屋根を取り付ける場合は、ポイントや注意点を押さえて、種類を選定することが大切です。
この記事では、ウッドデッキの屋根の取り付けに関する情報を、記載しています。ウッドデッキの屋根の種類やメリットデメリット、依頼先などに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
「ウッドデッキに屋根を取り付けたいけれど、既存の屋根に設置ができるのか不安」と考える方も多いかと思います。
ウッドデッキの屋根は、後付けで設置が可能です。
ウッドデッキの日差しや雨による劣化に悩む方は、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
ウッドデッキに屋根を後付けすることで、次のメリットが得られます。
それぞれの詳細について、解説します。
ウッドデッキに屋根が加えられることで、雨除け・日除けが叶います。
ウッドデッキは屋外に取り付けられているため、風雨や日差しに晒され続ける存在です。雨や日差しは、ウッドデッキの劣化を早めてしまいます。
長くウッドデッキを使用したい方は、屋根の設置をおすすめします。
ウッドデッキに屋根があることで、日差しや雨に悩む心配がなくなります。その結果、ウッドデッキの使用用途も増えると考えられます。
たとえば、屋根があることで雨の日でもウッドデッキで洗濯物干しが可能です。雨で外に出られずストレスが溜まってしまったペットや子どもの遊び場としても、活用できます。
屋根が日差しを遮るため、ティータイムやリラックスをする場としても、ウッドデッキを活用しやすくなるのではないでしょうか。
このように、ウッドデッキに屋根が加わることで、これまで以上にウッドデッキの使用用途の幅が広がります。
雨風、日差しはウッドデッキの劣化を早める大きな要因です。ウッドデッキが劣化した結果、新たに購入したりリフォームをしたりすれば、簡易的なデザインのウッドデッキであっても、数万〜数十万単位の出費です。
また、劣化を防ぐためには雨・日差しによって傷んだ木材に、塗料を定期的に塗らなくてはなりません。
屋根があればウッドデッキを雨風・日差しから守れます。その結果、劣化によって発生するメンテナンスの費用や手間を、抑えられます。
ウッドデッキに屋根が加わることで、次のデメリットが生じる可能性があります。
それぞれの詳細について、解説します。
ウッドデッキがリビングに隣接している場合、屋根によって光や風が遮られてしまう可能性があります。
不安な方は、ウッドデッキの設置位置や屋根の素材などを考慮した上で、ウッドデッキの屋根の取り付けを検討してみてください。
ウッドデッキの屋根の種類によっては、柱の設置が必要です。柱をウッドデッキ上に置くのは強度に不安が残るため、地面に設置をしたほうが安心です。
地面に柱を設置することで、庭が狭くなるデメリットが生じます。
屋根の上は砂埃や水垢などがつきやすい場所です。定期的なメンテナンスが必要ですが、手が届く位置ではないため、メンテナンスの際は脚立をつかったり背の高い位置にも届く掃除用具を使用したりといった工夫が求められます。
掃除の手間が増えてしまうことから、ウッドデッキの屋根の後付けを躊躇(ちゅうちょ)する方は、少なくありません。
ウッドデッキの屋根には、次の5種類があります。
それぞれの特徴について、解説します。
ポリカ製屋根は、ポリカーボネートと呼ばれる素材でできた屋根です。樹脂でできたプラスチック素材の1つで、高い強度を誇ります。
カーポートや賃貸の駐輪場の屋根を想像すると、わかりやすいかもしれません。
ポリカ製屋根は光を通すデザインをしていますが、中には紫外線を防ぐタイプも存在します。
パーゴラは木の柱を組み合わせてつくられた屋根のデザインです。そのままでは光を通してしまうため、木の柱に植物を這わせたり、布を加えたりして、屋根を構築します。
木の温もりが感じられ、高級感を与えるデザインであることから、住まいにこだわりを持つ人に人気の屋根タイプです。
オーニングは布でつくられた屋根のことを指します。外壁に取り付けるのが一般的な工法で、日の位置や時間によって、自由に開閉できる点が魅力です。
オーニングのデザインによっては、ウッドデッキにカフェ風・外国風の雰囲気が強まり、おしゃれな印象をつくれます。
タープやシェードは、オーニングと同じく布でできた屋根です。ただし、オーニングよりも設置が簡単で、価格も安価で手に入ります。
季節の変化や模様変えの際に、布のデザインを気軽に変えられる点が、魅力です。
キャノピーとはアウトドアで使用する背の高いテントのことを指します。屋根部分だけでなく周囲も覆うため、ウッドデッキ全体の目隠しが叶います。
ウッドデッキに充分な広さがある家庭の場合は、キャノピーも選択肢の1つに含めてみてはいかがでしょうか。
ウッドデッキの屋根をDIYで設置したい方は、タープやシェード、キャノピーを用いるのがおすすめです。
タープやシェード、キャノピーはDIYでも施工が簡単にでき、短時間&安価で屋根の設置が実現できます。
こちらの製品は安価で高い品質が評価されているシェードです。デザインの種類も豊富で、生地の強度にも定評があります。
お手頃価格であるため、ウッドデッキの屋根をお試しで取り付けたい方にもおすすめです。
キャノピーなら、こちらのアイテムをおすすめします。設営が簡単で、柱の強度にも優れているため、長く安心して使用できます。
ウッドデッキに屋根を後付けする際、気になるのが費用ではないでしょうか。
ウッドデッキの屋根の後付け費用は、設置する屋根の種類によって異なります。
たとえば、ポリカ製屋根であれば、15万円前後の予算が必要です。ウッドデッキの構造・位置によって費用は変化すると考えられます。
パーゴラは15〜40万円ほどが予算の目安です。簡易的なデザインであれば15万円ほどで設置が可能ですが、布・植物といったアイテムを加えたりカスタマイズをしたりすると、40万円ほどの予算が必要になります。
オーニングは手動で開閉ができるタイプであれば20〜40万円、電動タイプは30〜50万円ほど費用がかかります。
予算と目的のバランスを見ながら、適した屋根をウッドデッキに加えてみてください。
ウッドデッキに屋根を後付けする際は、次の4点に注意が必要です。
それぞれの詳細について、ご紹介します。
ウッドデッキに屋根を取り付けることで、ウッドデッキの開放感が損なわれる可能性があります。屋根の種類や大きさ、リビングからの見え方などを考慮した上で、適した屋根を選択してください。
ウッドデッキに屋根が加えられた結果、日差しや風通しが損なわれることも。日差しの入る角度や風通しなども計算した上で、屋根の設置をしてください。
不安な方は、自分1人で屋根の設置を計画せず、プロに依頼をして適した屋根の設置位置や種類を判断してもらうことをおすすめします。
風が強いエリアや豪雪地域にお住まいの方でウッドデッキの屋根の設置を検討している場合、風雪の対策が必要です。
雪や風でウッドデッキの屋根が壊れてしまったり、壊れた屋根が原因となりウッドデッキが破損したりするケースは、少なくありません。
風が強いエリア・豪雪地域に住んでいる方は、風にも耐えられる強度の屋根を選択することや、ウッドデッキの屋根に雪が積もらない工夫などが求められます。
ウッドデッキの屋根は、風雨に晒された状態です。そのため定期的なメンテナンス・お手入れが必要です。
しかしウッドデッキの屋根は背が高い位置にあるため、メンテナンス方法は限定されます。
脚立に登ってお手入れをする予定の方は、脚立が安定して立てるだけのスペースが、ウッドデッキ周りに必要です。もっと手軽にお手入れをしたい方は、伸縮するモップなどを用いることをおすすめします。
ウッドデッキの屋根の後付けは、下記の業者・店舗に依頼できます。
見積費用・対応力・施工実績などを比較した上で、どこに依頼をするか検討をしてみてください。また、アフターフォローの充実度も、業者を選ぶ際に重視したいポイントです。
安心して依頼ができる業者を選定し、ウッドデッキの屋根の設置で後悔をしないようにしてください。
ウッドデッキの屋根の設置は、ご紹介した内容を参考にしてポイントを押さえることや、選定の基準をしっかり決めることが大切です。
ウッドデッキに屋根が加えられることで、ウッドデッキの使用頻度がより向上し、ライフスタイルにも変化が生まれます。
「ウッドデッキに屋根があったら」と少しでも思う方は、ぜひ、屋根の設置を前向きに検討してみてください。
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