ウッドデッキに目隠しをするメリット・デメリット!目隠しの種類や選び方について
2023/08/30
2023/08/30
ウッドデッキでゆっくり過ごしたいけれど、外部からの視線が気になってしまう……という方も多いのではないでしょうか。
ウッドデッキはプライベートな時間を過ごす場所です。そのため快適に過ごすには、外からの視線を気にせず、のんびりできる工夫が求められます。
この記事では、ウッドデッキの目隠しの種類や選び方などについて、解説しています。ウッドデッキのプライバシーの確保に悩む方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ウッドデッキに目隠しをすることで、次のメリットが得られます。
それぞれの詳細について、ご紹介します。
ウッドデッキが通りに面していたり、近隣の住宅から見えやすい位置にあったりした場合、気になるのが外部からの視線です。
視線が入ることでウッドデッキで落ち着いて過ごせず、利用機会が減ってしまうケースは多くあります。
目隠しがあれば近隣からの視線を気にせずウッドデッキで過ごせるため、お子さまの水遊びやのんびりと過ごす時間を、心から楽しめます。
また、リビングと繋がっているウッドデッキの場合、ウッドデッキの目隠しによってリビングに入る視線も防げます。
お子さまやペットをウッドデッキで遊ばせている際、うっかりしてウッドデッキから落ちてしまうこともあるかもしれません。
目隠しは転落防止にも役立ちます。
とくに小さなお子さまや元気なペットと暮らすご家庭の場合、ウッドデッキでのケガを防げる目隠しは、重宝するのではないでしょうか。
ウッドデッキに目隠しをすることで、次のデメリットも生じます。
2つの内容について、詳しく解説します。
ウッドデッキの目隠しは視線を遮りますが、同時に日当たりや風通しを防ぐ存在になってしまうことも。
目隠し日当たり・風通しの邪魔にならないようにするには、目隠しの高さや位置の調整が必要です。外のさまざまな角度からウッドデッキを見て、視線が入りやすい位置・高さを洗い出し、必要なサイズの目隠しを算出してみてください。
ウッドデッキの目隠しは、言い換えれば簡易的な「壁」に近い存在です。
オープンなウッドデッキと比べて、目隠しがあるウッドデッキは圧迫感が生じてしまうかもしれません。
目隠しの素材や色、サイズなどを調整し、圧迫感を軽減できる工夫が必要です。
ウッドデッキの目隠しには、さまざまな種類があります。そのため、選ぶ際にはどのような目隠しが良いのか、迷ってしまうかもしれません。
ウッドデッキの目隠し選びに迷った際は、次の4つの内容を基準として、選ぶことをおすすめします。
それぞれの詳細について、ご紹介します。
ウッドデッキの目隠しには、下記3つの形状があります。
横張り型の目隠しは、長い目隠し板を横に繋げて貼ったデザインです。板の幅を調整することで、目隠し効果・開放感のバランスが取れます。
縦張り型の目隠しは、板を縦に貼ったタイプです。板の高さを変えてリズムをつけたり、板の先端デザインを四角ではなく三角や円形にしたり、といったデザインを楽しめます。
また、縦型は雨水が溜まりにくい点が特徴です。汚れや劣化がしにくい形状ともされています。
ルーバー型は、板が斜めに取り付けられた形状です。視線をしっかり遮りながら、風を通す構造をしています。
ウッドデッキのプライバシーの保護と通気性を重視したい方におすすめのタイプです。
市販のフェンス・目隠し製品の多くは、80cm・120cm・160cmの3つのサイズが用意されています。
どの高さが良いかは、ウッドデッキの位置によって変化するもの。人通りが多く視線が入りやすい住まいであれば、120cm以上の高さのほうが安心です。
一方で、人の視線が少ない住まいの場合は、80cmのサイズでも充分といえます。
採光や圧迫感、風通しも考慮し、ウッドデッキの目隠しに必要なサイズを割り出してみてください。
ウッドデッキの目隠しの素材は、主に下記の4つに分けられます。
金属製やアルミ製の製品は頑丈で、雨風への耐久性も高いといえます。一方で、木製デザインのウッドデッキとデザインが合わせづらい点がデメリットです。
人工木材・天然木材であれば、木製デザインのウッドデッキとも合わせやすいといえます。とくに人工木材は金属製・アルミ製の製品と同等ほどの耐久力も持ち合わせています。
しかし天然木材のほうが、木の温かみを感じられ、外・内のどちらから見ても景観が良い点が魅力です。
見た目や耐久性などのバランスを見て、ウッドデッキの目隠しの素材を決めてみてください。
ウッドデッキの目隠しには、次の3つの設置方法があります。
置くだけのタイプは土台がすでについており、ウッドデッキに置くだけで目隠しが完成します。しかし足部分が大きいデザインの製品は、ウッドデッキのスペースを狭めてしまうかもしれません。
ブロック塀近くにウッドデッキを設置している住まいでは、ブロック塀に固定するタイプもおすすめします。固定は簡単にできるため、素人でも設置が可能です。
独立基礎をつくり設置するタイプは、見た目が良い点がメリットです。施工は簡単ではありませんが、その分、すっきりとした印象の目隠しが完成します。
ご自身の施工技術や手間、予算などを考慮した上で、設置タイプを選定することをおすすめします。
ウッドデッキの目隠しを選ぶ際は、使用目的によって高さや形状を決めることが大切です。
たとえば、近隣からの視線が入るといっても、入り方はさまざまです。上から見られるのが気になる場合は、周囲を覆う目隠しだけではなく屋根もあったほうが安心できます。
近くからはウッドデッキ内部が見えなくても、通りを1本挟んだり別の角度からはウッドデッキが見えてしまったりすることも考えられます。その場合は、遠くからでもウッドデッキ内部が見えないように、一部分だけ背を高くするといった工夫が求められます。
ウッドデッキへの視線がどこから入るのか明らかにした上で、適した目隠しのサイズ・形状などを見極めてみてください。
ウッドデッキの目隠しフェンスは木材を用いて、DIYでつくることも可能です。しかし施工技術に自信がなかったり時間がなかったりする方は、もっと簡単で安価な方法を用いて、ウッドデッキの目隠しを導入してみてはいかがでしょうか。
ここからはウッドデッキの目隠しの費用を抑えたい方向けに、簡単&安価な目隠しのアイデアについてご紹介します。
サンシェードを取り付けることで、ウッドデッキに入る上からの視線も防げます。また、ウッドデッキやリビングに降り注ぐ強い日差しへの対策も、サンシェードなら実現できます。
布の色やデザインで、ウッドデッキの表情が変わる点もサンシェードの魅力です。
ラティスは置くだけで簡単に目隠しがつくれます。花や植物を這わせて、ガーデニングを楽しめる点も魅力です。
植物でグリーンカーテンをつくるのも、良いアイデアです。朝顔といった季節の花を愛でながら目隠しを「楽しい存在」にしてみてはいかがでしょうか。
きゅうりやゴーヤなどの収穫物が得られる緑のカーテンであれば、お子さまも進んでお世話をしてくれるかもしれません。
1年中目隠しがほしい方や、植物の手入れに時間をかけられない方は、フェイクリーフでできたグリーンカーテンを用いるのもひとつの手です。
ウッドデッキは安心して過ごせる場所であってほしいもの。目隠しを加えることでプライバシーが守られれば、ウッドデッキを楽しむ時間がもっと増えるかもしれません。
ご紹介した内容を参考にして、ぜひウッドデッキでのおうち時間を楽しんでみてください。
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