ある程度ほったらかしでOK!お手入れが楽なガーデニングおすすめ庭木
2023/08/30
2023/08/30
日々丁寧にお手入れして、いつでも庭をきれいな状態に保てればベストですが、忙しい毎日の中ではなかなか難しいことも。
かといって手入れを怠ると庭が荒れてしまい、せっかくのお庭が台無しになってしまいます。
そこで、この記事ではお手入れの手間が少なく、ある程度ほったらかしでも美しさを保ちつつ、おしゃれなガーデニングを楽しむことができるおすすめの庭木を紹介します。
目次
ハナミズキは、その鮮やかな花と独特の香りで庭を彩る美しい庭木です。手入れが比較的簡単で、ほったらかしでも美しい姿を保つことができる点が魅力です。
この庭木の開花期は4~5月で、春になるとピンクや白、赤色のかわいらしい花を咲かせ、そのさわやかな香りが庭を包みます。花が散る頃には葉が伸び、夏から秋にかけて緑のカーテンを提供します。また、ハナミズキは日当たりが良い場所で育てると元気に成長し、美しい花を咲かせてくれます。
ハナミズキは乾燥にも耐性があり、適度な水やりを心がければ十分に育てることができます。
土壌の排水性にも注意し、根腐れを防ぐために注意が必要です。また、庭の中心に植えることで、その存在感を引き立てることができます。
お手入れは、花が散った後に剪定を行う程度で十分です。枝を整えることで、次の花芽を作るためのエネルギーが蓄えられます。
美しい花を楽しみながら、お手入れをほったらかしできる庭木としては、山茶花(サザンカ)がおすすめです。日本の伝統的な庭園でもよく見かけるサザンカは、その丈夫さと美しい花でお庭を彩ります。
サザンカは、寒さにも比較的強く、適度な水やりと適切な日照りさえ確保できれば、手入れを気にすることなく成長します。特に日陰や半日陰の場所で育てることが適しています。
花の色もさまざまで、紅白やピンクなど様々なバリエーションが楽しめます。
この庭木のお手入れは、基本的には花が散った後の剪定程度で大丈夫です。古くなった花を摘み取り、形を整えることで、次の花芽の形成を促進します。
また、根元にマルチング(保水材を敷くこと)を行うことで、水分の蒸発を抑え、根の保護にも繋がります。
サザンカは、手入れをほんの少し心掛けるだけで、美しい花を楽しむことができる庭木です。庭の一角に植えて、春から冬までの長い期間にわたって花を楽しむことができます。手間をかけずに、豊かな庭を作りたい方におすすめです。
美しい銀色の葉と独特の香りを持つユーカリは、手入れをほったらかしで楽しむことができる庭木の一つです。
その特有の風合いと簡単な管理方法から、庭のアクセントとして人気を集めています。
ユーカリは、乾燥に強く、少ない水でも育つため、手入れが簡単です。ただし、成長が速いため、スペースに余裕を持って植えることが大切です。銀色の葉が風に揺れる姿は美しく、庭に動きを加えてくれます。
ユーカリの手入れは、特に難しいものではありません。古くなった枝や葉を定期的に剪定することで、健康な成長を促進します。また、成長が速いため、適宜整枝を行い、バランスの取れた姿を保つことが大切です。
ユーカリは、その風合いや香りを楽しむだけでなく、手入れの手間をかけずに庭を魅力的に演出することができる庭木です。
大きなスペースを必要とせず、個性的な雰囲気を持っています。手入れを簡単に済ませながら、庭に個性を演出したい方におすすめです。
香り高い葉と美しい花を持つハーブ、ローズマリーは、手入れをほったらかしで楽しむことができる庭木の一つです。その独特の香りと緑の葉が庭を彩り、調理やアロマとしても活用できます。
ローズマリーは、日照りにも強く、適度な水やりと日光を受けることで簡単に育てることができます。特に乾燥した環境に適しており、手間をかけずに健康な成長を促進します。さらに、鮮やかな青紫色の花を咲かせることで、庭全体に華やかさをもたらします。
この庭木の手入れは、基本的には軽い剪定と適度な水やり程度です。成長が過剰にならないように、適宜葉や枝を整えることで、美しい形を保つことができます。また、ハーブとしても使えるため、葉を摘むことで料理に香りを加えることができます。
ローズマリーは、その香りと美しい花、緑の葉を楽しみながら手入れをほったらかしできる庭木です。庭に活気を与えながら、料理の香りづけやアロマの素材としても楽しむことができます。
手間をかけずに多彩な使い方ができるため、美観と実益を兼ね備えたガーデニングの選択肢としておすすめです。
アジサイは、美しい花色と豊かな花姿で庭を彩る、手入れが少なくても楽しめる庭木です。
上品ながらボリュームのある花が、庭全体を涼やかで魅力的な雰囲気にしてくれます。特に「モップヘッド」や「レースキャップ」などの品種は、その独特の花の形や色で注目を集めています。
梅雨時期には、雨に濡れたあとのみずみずしい輝きを楽しむことができます。
アジサイは、基本的なケアで育てることができ、適度な水やりは必要ですが、手入れが少なくて済むのが魅力です。
また、一度地植えすれば、基本的なケアを守る限り、繁殖や植え替えを心配することなく、美しい花を楽しむことができます。
乾燥を避けるため、特に暑い日々にはこまめな水やりが大切です。
アジサイは日陰を好む性質があり、強い日差しを避けることで花や葉が美しさを保ちます。風通しの良い日陰の場所に植えることで、ほとんど手間をかけずに美しい花を楽しむことができます。
アジサイの植え付けは、落葉期にあたる11月~12月、3月を目安に行います。
1月~2月はアジサイに負荷がかかってしまい傷みの原因になるので、植え付けを行うには避けていただきたい時期となります。
11月~12月、3月の中で、晴れていて比較的暖かな日に植えてあげましょう。
ある程度ほったらかしにしても丈夫でいてくれる庭木をご紹介しました。
もちろん、ずっとほったらかしにしてしまうと、枝が望まぬ方向に伸びていってしまったり、植物の生育に支障が出てしまう可能性があります。
時間に余裕ができた際には、適度な剪定を行うなどして、無理せずきれいな庭を保っていきたいですね。
ARTICLE LIST
2024/04/02
2024/04/01
2024/04/01