一戸建ての小さい庭・狭い庭でもおしゃれにガーデニング!広く見せるコツや真似したいアイデア
2023/07/31
2023/07/31
一戸建ての狭い庭では、ガーデニングは諦めるしかないと考えていませんか。
狭くて小さな庭であっても、SNSや雑誌で見かけるような華やかなガーデニングを実現できます。それには、レイアウトやアイテムづかいに工夫を加えることが大切です。
この記事では、狭い庭をガーデニングでおしゃれに彩るアイデアについてご紹介します。
庭づくりで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
一戸建ての狭い庭をおしゃれにするには、次のポイントを押さえることをおすすめします。
それぞれの内容について、解説します。
庭づくりをするにあたって、テーマを決めてみてください。
テーマがはっきりすることで、必要なアイテムやレイアウトなどが見えてきます。
たとえば、北欧風をテーマに庭づくりをするのであれば、ナチュラルなデザインのプランターやすっきりした印象のフェンス、華奢なシンボルツリーなどが適しています。日本風の庭にするのであれば、モミジや庭石などを置くと風情が出ます。
このように、テーマを決めることで庭のデザインがよりクリアーになります。庭づくりの際は、テーマ決めから始めてみてください。
庭にフォーカルポイントをつくることで、狭い庭でもガーデニングの美しさが際立ちます。
フォーカルポイントとは、視線を集める場所のことです。狭い庭での主役と言い換えると、わかりやすいかもしれません。
鮮やかな花壇や印象的なオブジェ、存在感の強いシンボルツリーなどがフォーカルポイントとして機能します。
庭の中で目立つ場所を探し、視線が奪われる鮮やかなフォーカルポイントを置いてみてください。
一戸建ての狭い庭で美しいガーデニングを実現するにあたって、生活感は不要の存在です。物置やゴミ箱、室外機など生活感を連想させるアイテムは、目の付かないところに置くことをおすすめします。
隠す場所がない場合は、塗装をしたりカバーをかけたりして、目立たなくする方法も有効です。
目隠しとして設置されているフェンスも、狭い庭を彩るデザインの一部です。フェンスにも小物やグリーンを飾ることで、庭をよりおしゃれに変化させられます。
犬走りのような狭い空間では、フェンスが特に役立ちます。フェンスを活用してツタ系の植物を這わせれば、庭木を植える場所がない環境でも豊かな緑を楽しめます。
くつろぎアイテムとは、ベンチや椅子など、ゆったりリラックスできるアイテムのことを指します。
くつろぎスペースがあることで、狭い庭に「余裕」が生まれます。小さなサイズで構わないため、庭のテイストに合ったくつろぎアイテムを取り入れてみてください。
ガーデニングのレイアウトには、庭を広く見せる手法を用いることで、狭い空間に開放感が生まれます。
庭を広く見せるテクニックはさまざまです。次の項では、狭い庭を広く見せるコツの詳細についてご紹介します。
狭い庭を広く見せるには、次の手段が有効です。
それぞれの内容についてご紹介します。
狭い庭は、奥行きを感じさせることで、広さを印象づけられます。
奥行きをつくるレイアウトでは、「前後に配置すること」を意識してみてください。
たとえば、木を植える場合は手前に1本、その斜め後ろに1本、さらにその斜め後ろに1本といったふうに、木の幹のシルエットが被らないように配置することで、奥行きを感じられます。
花を植える際やガーデニング用の小物を配置する際も、奥行きをつくる手法を取り入れてみてください。
狭い庭いっぱいに花を植えるのも良いですが、足の踏み場がないと庭に使い勝手の悪さを感じてしまうかもしれません。
狭い庭のガーデニングでは、花壇だけでなくプランターや壁面ラックなども用いて、地面以外の空間も有効活用をすることが大切です。
庭と玄関アプローチが隣接している場合は、玄関アプローチを庭の一部として取り入れるのも良い方法です。
玄関アプローチにガーデニングを加えることで、庭のデザインがシンプルであっても、景観に華やぎが生まれます。
また、玄関アプローチがアクセントとしての役割を果たすため、庭のデザインの自由度も広がります。
曲線は奥行きを感じさせる効果を持っています。狭い庭には曲線を多く取り入れることで、広々とした印象を与えられます。
たとえば、飛び石を庭に置く場合はまっすぐ並べるよりも、蛇行を描いて並べるのがおすすめです。花壇も真四角にはつくらず、緩やかなカーブをつけることで、穏やかで余裕のある空間を印象付けられます。
狭くて小さな庭でも、工夫次第でおしゃれに変化させられます。
ここからは、一戸建ての狭い庭・小さな庭で取り入れたい、ガーデニングをおしゃれに彩るアイデアについてご紹介します。
グランドカバーに花を咲かせる品種を選ぶことで、色鮮やかな庭が完成します。花を咲かせるグランドカバーはさまざまな種類がありますが、タピアンやクラピアなどが、手入れが簡単で開花時期も長いためおすすめです。
狭い庭では大きな花壇のスペースの確保は困難です。植物を多く育てたい方は、小さな鉢植えをいくつも並べて、花壇の代用としてみてはいかがでしょうか。
鉢植え植物のメリットは、移動が自由なことや鉢植え自身のデザインが、庭の彩りとなることなどが挙げられます。
日当たりが悪い狭い庭は、画像のように多肉植物を鉢植えに入れて並べるのもおしゃれです。
植物の生育環境が花壇のみで整えられない場合は、鉢植えの活用も検討してみてください。
狭い庭でガーデンファニチャーを用いる場合は、収納と兼用しているタイプがおすすめです。たとえば、ボックス収納ができるベンチであれば、中にガーデニングアイテムを収納しておけます。
庭に降りるステップも、収納ができるボックスタイプを活用することで、庭で大きな存在感を放つ倉庫が不要になります。
狭い庭の空間を有効活用できるように、なるべく使用するアイテムは他のアイテムと兼用できる物を優先して選んでみてください。
カントリー風のデザインは、シャビーシックな寂れた雰囲気が特徴です。
庭をカントリー風デザインにすることで、朽ちた木材や寂びた鉢なども、庭を演出する一部となります。
庭のお手入れに時間をかけたくない方は、カントリーテイストで庭づくりを進めてみてはいかがでしょうか。
おしゃれな庭を演出する際に活躍するのが、オブジェの存在です。
ワンランク上の庭をつくりたい方は、他の家では見かけることが少ない「乗り物」をオブジェとしてみてはいかがでしょうか。
乗り物のオブジェの中でもポピュラーなのが、画像のようなレトロな自転車です。
庭に置いておくだけでも存在感を放ちますが、花を絡ませたりカゴ部分に鉢植えを置いたりして、ガーデニングアイテムの一部とするのも良い方法です。
花車を花壇の代わりとするのも、おしゃれなアイデアです。
木の優しい雰囲気に緑が溢れることで、絵本のような世界観を演出できます。
おしゃれな庭で必ずといっていいほど見かけるのが、車輪型のオブジェです。
車輪型のオブジェが庭先に置いてあるだけで、狭くてもおしゃれな雰囲気のガーデニングが実現できます。
車輪型オブジェはブラウン・ベージュ・ホワイトなどのカラーがポピュラーです。庭の雰囲気に合わせて、色を選んでみてください。
一戸建ての狭い庭であっても、工夫を加えることでおしゃれで華やかなガーデニングを実現できます。
アイテムやレイアウトなどを考慮して、理想の庭作りのプランニングを進めてみてください。
思い描く庭づくりを、楽しみながら少しずつ叶えていけたら良いですね。
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