オシャレな蛇口で水回りのデザイン性を高めよう!レトロorモダン?オススメ蛇口を紹介!
2024/02/07
2024/02/07
キッチンや洗面台などの水回りは、蛇口を替えるだけでもガラッと雰囲気がかわります。
蛇口は比較的安価に交換可能です。蛇口のデザインが気に入らない時や老朽化が気になる時は、洗面所全体の大掛かりなリフォームをしなくとも、蛇口をとり替えるだけのプチリフォームで済むことも。予算が少ない場合はDIYで替えることも不可能ではありません。
この記事では、オシャレな蛇口の選び方やDIYで蛇口を交換する手順、注意点を解説いたします。
目次
ひとくちに蛇口といっても、キッチンや洗面所など、設置場所によって形状が異なります。そのため、設置できる蛇口の形状は、ある程度絞られてしまうのです。
基本的には、現在設置されているのと同じタイプの蛇口を設置することになります。ですので、蛇口をデザインで選ぶ前に、蛇口(水栓)の種類について知っておくと、交換する蛇口が探しやすくなるはずです。
ここでは、一般的に家庭内で見られる蛇口の種類について解説いたします。
単水栓とは、蛇口の先(吐水口)から、水のみを出す蛇口です。場合によってはお湯だけを出す蛇口のこともあります。
水とお湯を使い分けることができません。住宅内では、洗濯機用の水栓や庭先などに設置する外部水栓、トイレ内に設置する簡易的な洗面台などに設置されています。
混合水栓とは、一つの蛇口から水・お湯どちらも出せる水栓です。レバーの方向を替えることで、温度調整ができるタイプのものが多く、簡単にお湯と水を切り替えられるのが大きなメリットです。
キッチン・浴室・洗面所と、さまざまな場所に設置されています。
混合水栓は、ワンホール・ツーホールの2タイプがあります。ワンホールは、1つの穴に水栓を設置し、ツーホールは2つの穴を使い水栓を設置します。ワンホールは蛇口の根本が円柱のまま、ツーホールは根本がT字になっているのが特徴です。
壁付き水栓とは、言葉の通り、蛇口の根本が壁にあるタイプの水栓です。カウンターや洗面台の周りが濡れても蛇口が濡れず、根元に水垢がつきにくいといったメリットがあります。
蛇口は素材や形状により、さまざまな種類があります。
オシャレで人気の蛇口の種類をご紹介いたします。
真鍮製やブロンズメッキの蛇口は、アンティーク感が漂います。銅には殺菌作用があることから、海外では昔から真鍮製の蛇口が使われていました。
真鍮製蛇口はピカピカの物だと、ヨーロピアンな雰囲気が漂いますが、ピカピカのまま保つためには、こまめなお手入れが欠かせません。アンティーク調の真鍮蛇口だと、くすみが味となるので、お手入れが少し楽になるのも嬉しいポイントです。
クロスハンドルとは、蛇口のハンドルの形状の一種で、上から見たときに十字になっているタイプをさします。アンティークデザインの蛇口と相性が良いデザインです。少ない力でひねりやすいので、利便性も兼ね備えています。
レバーを上げ下げしたり左右に操作することで水を出すタイプのハンドルです。手が塞がっていても水を出しやすく、誰でも簡単に操作できるため、多くのご家庭で取り入れられている人気の形状になります。
ツーホール・ツーハンドル水栓とは、お湯と水、それぞれハンドルが異なるタイプの水栓です。昔ながらのお風呂に設置されていたタイプです。ハンドルは、レバータイプのものやクロスタイプのものがありますが、どちらもレトロな雰囲気が出せます。
水栓本体から水が出る蛇口の部分までを『スパウト』と呼びます。一般的なスパウトはストレート形状ですが、ガチョウや白鳥の首のように長くて湾曲した形状のスパウト『グースネック』も人気です。
グースネックだと、鍋やバケツなど高さのある容器に水が溜めやすいといったメリットも。デザイン製の高さと使いやすさを兼ね備えた人気のデザインです。
オシャレさだけでなく、機能性も求めるのなら、最新式のタッチレス水栓もオススメです。キッチン用蛇口なら、LIXILのグースネックのモダンなタッチレス水栓『ナビッシュ』も近年人気が高い製品になります。
今お使いの蛇口から、オシャレな蛇口に交換するためには、業者に頼むのが安心ですが、実はDIYで交換することも可能です。交換手順自体はそこまで難しくないので、配管に関する知識があれば自分で交換しても問題ありません。
ただし手順を間違えたり、新しい蛇口を上手く取り付けできないと、水漏れトラブルを引き起こす原因となってしまうため、ご注意ください。
ここからは、DIYで蛇口を交換する際に必要な道具と手順を簡単にご紹介いたします。
参考ページ:自分でDIYできる?キッチン蛇口の取り付け手順|交換できるくん
まずは交換に必要な道具を用意します。ボルトをはさむ部分が可動式になっており、さまざまなサイズのボルトやナットを締めることができるモンキーレンチは必須の工具です。ナットを回転させるためのレンチと固定させるためのレンチが必要になるため、同じものを2本ご用意ください。
壁付き水栓以外の水栓は、立水栓取付レンチも必須道具です。蛇口の機種やメーカーにより工具が異なりますので、取り付ける水栓と取り外す水栓両方の施工説明書を確認し、適合する製品をお使いください。
壁付き水栓の場合はシールテープとシール剤が必須です。シンク下にもぐらず作業できますが、シールテープの巻き方やシール剤の馴染ませ方にコツが必要になります。
他には、タオルや雑巾など水を拭き取れるものが必要です。
一例として、ワンホールの蛇口を交換する場合の手順を紹介します。
養生シートやダンボール、ビニールなどで床を養生します。
シンク下や洗面台の下を開け、作業できるスペースを確保してください。
新たに取り付ける蛇口を確認して、気になる傷やひび割れ、破損がないか確認してください。
シンク下の給水・給湯配管に設置されている止水栓を締めます。止水栓がない場合は、水の元栓をしめてください。水を止めたら、一度古い蛇口から水を出し切り、配管内の水を減らすと作業が楽になります。
モンキーレンチを使い、古い蛇口の給水・給湯配管からホースを取り外します。配管内の水が漏れ出るので、雑巾やタオルで受け止めてください。
配管を外したら、立水栓取付レンチを使い、古い蛇口を取り除きます。
蛇口を取り外した後に、蛇口で隠れていた部分を掃除しておきましょう。
施工説明書に従い、新しい蛇口を取り付けます。配管との接続は慎重に行ってください。
止水栓・元栓を開栓し、水漏れが起きていないかをチェックします。ホース接続部をチェックし、水漏れがなければ、蛇口をひねり水を出し、再度ホース接続部を確認してください。水漏れがなければ問題ありません。
水漏れが見つかった場合は、施工をやり直すか、なるべく早く業者に依頼し、水漏れ箇所を直してください。修理が終わるまでは、止水栓を締め、水漏れが悪化しないようにしておくと被害を低減できます。
オシャレな蛇口の種類と蛇口の交換方法をご紹介いたしました。蛇口の交換は、資格がなくても施工できるのでDIYでも交換可能ですが、水漏れのリスクが伴います。せっかくオシャレな蛇口に交換するなら、プロに頼んだ方が安心かもしれません。予算とリスクを考慮しながら、最適な方法で素敵な水回りを実現してみてはいかがでしょうか?
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