家庭用除雪機の選び方とは?レンタルと購入の費用比較とおすすめ商品!
2023/12/23
2023/12/23
雪かきは腰や手に大きなダメージを与えます。雪の量が多いと、除雪作業にかかる時間も増えてしまうものです。
雪が頻繁に降る地域にお住まいの方は、家庭用除雪機が1つあると、雪かきの負担をぐっと減らせます。
しかし家庭用除雪機は、決して安価な品ではないため、選ぶ際に迷ってしまうかもしれません。家庭用除雪機を選ぶ際は、ポイントを押さえて選定することが後悔をなくす鍵です。
この記事では家庭用除雪機の選び方についてご紹介します。レンタルと購入の費用比較や、おすすめの家庭用除雪機についても触れているため、ぜひ最後までご覧ください。
目次
家庭用除雪機を選ぶ際は、以下の4つのポイントから製品選びをするのがおすすめです。
それぞれの詳細について、解説します。
除雪機の稼働方法には、電気式とエンジン式の2種類と、両方を備えたハイブリッド式があります。
電気式の除雪機には、コードタイプと充電タイプの2つがあります。パワーはそれほど強くありませんが、軽くてコンパクトな点が、電気式除雪機の魅力です。女性や高齢の方が使用するのであれば、電気式の方が扱いやすいと言えます。
エンジン式の家庭用除雪機は、ガソリンやディーゼルを使用し稼働します。パワーがあるため広い範囲や厚みのある雪の除雪は、エンジン式の方が適しています。
重量がありサイズも大きいため、保管には十分なスペースが必要です。
ハイブリッド式は、電気とエンジンの両方を使い分けて稼働します。除雪にはエンジン、走行にはモーターと、エネルギーを分散させるため燃費が良く、ランニングコストの低減が可能です。
エンジン式や電気式よりも製品代は高額ですが、雪が多い地域では、パワーがありランニングコストが安価なことから重宝します。
家庭用除雪機の除雪方法は、ローダー式とロータリー式の2種類があります。
ローダー式は除雪機の前面に取り付けられた板(ブレード)で雪を押して、除雪するタイプです。ブレードの前に雪が溜まり続けることから、ある程度進行すると雪の重みで動けなくなります。そのため積雪量が30cm未満の地域向けです。
コンパクトで扱いやすい製品が多く、女性や高齢の方でも扱いやすい点がローダー式の魅力です。
ロータリー式は、機械に取り込んだ雪を削って、外側に飛ばすタイプです。積雪量が多くても稼動するため、豪雪地帯に住む方におすすめします。
ただし飛ばした雪が通行人や車にぶつからないように注意が必要です。
家庭用除雪機は、手押し式と自走式があります。
手押し式は、除雪機を自分で移動させるタイプです。除雪力は少ないですが、自分で進行方向を操作できるため、位置調整がしやすい点が魅力と言えます。
巻き込み事故などのリスクも少ないため、初めての除雪機は手押し式がおすすめです。
自走式はモーターによって除雪機が自動で移動するタイプです。豪雪地帯でも除雪がラクにできますが、重くてサイズも大きいタイプがほとんどになります。巻き込み事故のリスクがあるため、操作には注意が必要です。
家庭用除雪機を購入する際は、雪の質にも着目してください。
柔らかい新雪であれば、どの除雪機でも対応できます。しかし凍った硬い雪や水っぽくなった雪は、自走タイプのロータリー式除雪機がおすすめです。手押し式は硬く積もった雪では進まず、ローダーで押し出すことが困難になります。
家庭用除雪機は、レンタルもできます。費用はレンタル会社によってさまざまですが、安価で貸し出してる会社の中には、1日1,500円でレンタルサービスを行っているところもあります。
ただし、ほとんどのレンタル会社が送料は購入者負担としているため、自宅に近い場所にレンタル会社がない場合、製品の貸し出し費用より送料の方が高くなることがあります。
地域や借りる除雪機のタイプによっては、送料がレンタル代の3倍近くになることも少なくありません。
一方で家庭用除雪機を購入した場合の金額は、3万〜50万円ほどです。ハイブランドの品や機能性が高いタイプほど、高額になります。
両者の金額を比較すると、1年の間に使用する回数が3回未満の家庭や保管スペースの確保ができない場合は、レンタルのほうがお得かもしれません。しかし豪雪地帯や除雪作業が頻繁に必要な地域の場合は、購入したほうが経済的と考えられます。
家庭用除雪機は数多くあり、どれも高額であることから、何を選べば良いのか迷ってしまうかと思います。
ここからはおすすめの除雪機をご紹介します。除雪機選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
画像参考元:https://www.honda.co.jp/snow/lineup/
除雪機選びで失敗を避けたい方は、HONDAの除雪機がおすすめです。HONDAの除雪機は雪国に暮らす人々の目線に立ってつくられており、快適な除雪作業を実現できます。
費用はやや高額で、安価なタイプでも22万円前後です。除雪機を使用する頻度が高い雪国にお住まいの方は、HONDAの除雪機を検討してみてはいかがでしょうか。
小型サイズですがパワーに優れた除雪機です。軽量のため、持ち運びも簡単にできます。コンパクトなサイズ感のため、小さな倉庫や土間収納スペースでも邪魔になりません。コスパに優れているため、エンジン式で安価な除雪機を求める方にぴったりです。
こちらの除雪機は、グリップヒーター付きです。パワーもあり扱いやすい上に、冬でも手がかじかむことなく操作ができるため、雪国では重宝します。
軽くて浅い雪の除雪であれば、こちらの除雪機がぴったりです。本体が軽量のため女性でも操作がしやすく、低く積もった雪であればスムーズに除雪作業ができます。重く厚みのある雪には不向きのため、注意してください。
こちらは電池式ですがパワーがあり、30センチ以上の積雪にも対応できる品です。柔らかい雪も湿った硬い雪にも、操作のコツを掴めば対応できます。操縦も直感的に扱える品のため、除雪機に慣れていない方にもおすすめです。
20cm以下の雪を手軽に除雪したい方には、こちらの除雪機がおすすめです。ガソリン式ですが馬力はそれほど高くなく軽量で出し入れがしやすいため、気軽に除雪作業に臨めます。コンパクトに折りたためる点も、同商品の魅力です。
除雪機があることで、雪かきがぐっとラクになります。手や腰に負担が大きい除雪作業は、機械に任せてみてはいかがでしょうか。
除雪機は、どの品も決して安くないため、製品選びに迷ってしまうかもしれません。その際はご紹介した内容を参考にし、住まいの地域や予算に合わせて、適切な家庭用除雪機を探してみてください。
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