「家電」とは?白物家電・黒物家電・スマート家電について解説
2022/11/05
2022/11/05
家電製品と電化製品の違いとは?白物家電と黒物家電の違いとは?ここでは家電についてわかりやすく解説していきます。最近トレンドのスマート家電もご紹介します。
目次
似たような言葉として使われやすい家電製品と電化製品はどんな意味の違いがあるのでしょうか?
家電製品とは、私たちの家庭内で使う目的で作られた製品のことを言います。一方で、電化製品とは電気の力で動く機械全体を指す言葉です。そのため、家電製品は電化製品の中に含まれる位置付けです。
具体的に家電製品を挙げると、冷蔵庫、ドライヤー、エアコンなど大中小問わず幅広い種類のものが考えられます。そして、電化製品については、電化された機械なので、昔まで手動で使っていた機械が電化された、洗濯機、冷蔵庫、電気ポットなどが挙げられます。
電気屋で家電製品を買おうと思った時に一度は耳にした人もいるかと思いますが、皆さんは、白物家電と黒物家電の違いを知っているでしょうか?白物や黒物と言った言葉は、家電の色から由来していると言われています。
洗濯機や冷蔵庫など白色中心で、生活必需品として使われる家電のことを白物家電と呼んでいます。白物家電として炊飯器、掃除機、電子レンジ、エアコンなどが挙げられます。
現在では、白物家電で知られているテレビから4Kテレビが出たり、スマート家電など生活家電を超えた機能性のある家電が増えてきています。
一方で、テレビやオーディオ機器など黒色中心で、主に娯楽として楽しまれる家電のことを黒物家電と言われています。黒物家電として他にはカメラ、レコーダーなどが挙げられます。白物家電と比較すると認知度はあまり高くなく、黒物家電という名前自体が白物家電の対義語として一部の業界で知られています。
現在では白物家電と黒物家電の区別がつかなくなってきていると言われています。先ほど、白物家電でも話したようにIoTやインターネットと結びついて使えるスマート家電が出てきたり、さらに豊富なカラーやデザインが増えてきています。
家電製品ひとつにしても私たちの好みや生活習慣で選べるのは、まさに娯楽としても考えられるのではないでしょうか。このように白物家電と黒物家電の区別なく家電業界では扱うことが増えてきています。
白物家電と黒物家電が共通して安くなる時期が年に2回あります。
ボーナスや決算時期に行われる大きなセール時期と、家電製品の販売終了時期が近づいている時の値下がり時期です。しかし、セールだからといって、すべての電化製品が安いとは限りません。セール時期でも目玉商品を狙って買わないといけない場合もあります。また、値引きの基準が緩くなるセール時期なので、店員さんに値下げ交渉をしながら買うのもおすすめです。
さらに、販売終了間近の値下がり時期は穴場です。約1年間で販売される電化製品の最終値段は約半分以下まで下がると言われています。そのため、ちょうど販売終了する2ヶ月前に買うのが狙いどきです。
例外はあるものの、白物家電と黒物家電それぞれ安くなる時期が異なることがあります。特に白物家電は、モデルチェンジがメーカーごとにあるため季節の変わり目の春や秋に買うのも安く手に入れられ狙い目です。一方で黒物家電は、ジャンルが細かく分かれているためモデルチェンジの時期が分かりにくいです。それぞれのアイテムによってモデルチェンジがいつなのか把握しておくことが必要です。例えば、パソコンであれば春・夏・秋冬がおすすめです。
最近聞くことが多くなったスマート家電は、インターネットに接続できる家電製品として知られています。ここでは、スマート家電について詳しく説明していきます。
スマートフォンと連携して使える家電をスマート家電といいます。インターネットと接続することで、スマートフォンをリモコン代わりとして使うことができます。例えば、真冬帰宅する前にエアコンの運転ONすることで帰宅後すぐに暖かく過ごすことができます。他にも、スマートフォンのアプリと家電製品が連携することで、ミニコンボに音楽を転送して聞けたり、冷蔵庫にある食材で何が作れるかレシピ検索することもできます。このようにスマート家電は、私たちの生活を豊かにしてくれます。
ここではスマート家電のメリットとデメリットについて説明します。メリットとして、時間の節約、安心な暮らし、シンプルな生活が考えられます。
時間の節約は、スマートフォンひとつでリモコン代わりとなるためカーテンの開け閉めや照明の操作など今まですこし手間がかかっていた時間を省くことができます。
安心な暮らしについては、家を出た後に照明の消し忘れや鍵の閉め忘れにきづくことができ戸締りするのにも便利です。
シンプルな生活については、たくさんのリモコンや鍵も不要になるため一つで管理することができるようになります。
一方でデメリットとしては初期費用がかかり、スマートフォンひとつで管理している場合セキュリティ対策も考慮にいれなければなりません。そしてネット環境がなければスマート家電を使うこともできなくなるので注意が必要です。
スマート家電の種類例としてエアコン、冷蔵庫などの白物家電や照明、カーテンなどの灯りを調節するもの、スマートロックと言われるスマートフォンで玄関のドアを開け閉めできるものなどがあります。
ここでは、おすすめのスマート家電を3つご紹介します。
1つ目はスマートスピーカー。スマートフォンの音楽アプリと連携させて気軽に家で音楽を楽しめるだけではなく、Siriなどの音声アシストの機能を活かしてニュースや予定などを把握することができます。
2つ目はスマートリモコン。外出中でもスマートフォンで家にある電化製品を操作できるので、外にいながら電気を消すこともつけることもできます。
3つ目はスマートロック。鍵の代わりに、スマートフォンなどで開け閉めできるもので、帰宅後に大荷物で手が塞がっている時に鍵を開けるにはとても便利です。
スマート家電を使うには安定したインターネット環境が必要不可欠です。市販で売られているWi-Fiから高速で複数接続にも適している大容量のものを選ぶのがおすすめです。また、スマート家電を選ぶうえでメーカー縛りがないか確認することも大切。同じメーカーに統一することで新商品に引継ぎやすい場合もあります。
今回は、家電の意味や使い方をわかりやすく説明してきました。最近ではスマート家電という生活を豊かにしてくれる家電も出てきているので、これを機に新しい家電を検討してみるのも良いかもしれません。
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