濡れた靴を乾かすことができる靴乾燥機は、大切な靴を長く履き続けるためにも、一台あると便利な機械です。靴乾燥機があれば、急な雨で濡れた革靴やスニーカーの汗を乾かすことができ、カビや悪臭を防ぐことができます。

この記事では、靴乾燥機の種類や機能、お勧めアイテムをご紹介いたします。靴乾燥機を探している方は、ぜひ参考にしてください。

浴室乾燥機

靴乾燥機の種類

靴乾燥機

靴乾燥機には、温かい風で乾かす『温風タイプ』と熱で温めて乾かす『温熱タイプ』の2種類があります。温風タイプの靴乾燥機は、シュードライヤーと呼ばれることも。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。

温風タイプ

温風タイプの靴乾燥機は、ドライヤーのように、温かな風を発生させて、靴を乾燥させます。温風の温度が高ければ高いほど乾燥力が強くなり、速く乾かすことができますが、靴を痛める原因になったり、電気代が高くなるデメリットがあります。そのため、高温防止センサーがついているタイプや、タイマー機能が付いているタイプがオススメです。

温熱タイプ

こちらはヒーターのように発熱し、熱で靴を乾燥させるタイプです。シューキーパーのように靴の中に入れて使います。コンパクトなサイズのものが多いので、持ち歩きしやすく、旅行や出張にも持っていけます。

冬には、靴の中を温めておく使い方もでき、冷え性の方が利用することもあるようです。

靴乾燥機の選び方

靴乾燥機

靴乾燥機を選ぶ際には、サイズ感や機能性、対応している靴のタイピングなどを確認する必要があります。

靴乾燥機を選ぶ時に意識したい4つのポイントをご紹介いたします。

使いたい靴に合わせて選ぶ

まずは、どの靴を乾燥させたいのか考えます。基本的に、スニーカーやスリッポンなどのシューズはどの靴乾燥機でも乾燥させることができますが、革靴やブーツ、スパイク付きのスニーカーなどには使えない靴乾燥機もあります。

革靴やレザーブーツを高温で乾燥させると、革が傷んでしまいます。革靴用の低温モードがある靴乾燥機を選びましょう。

ブーツや長靴は、筒部分が長いので温風タイプの靴乾燥機がオススメ。伸縮性のあるノズルがあると便利です。

機能性の高さで選ぶ

靴乾燥機には、ただ乾燥させるだけでなく、脱臭・除菌・水虫予防機能など、さまざまな機能付きのタイプもあります。靴箱のニオイが気になる方や、洗いにくいシューズの除菌をしたい方には、脱臭・消臭機能付きの靴乾燥機がオススメです。

また、夜寝ている間に靴の乾燥をしたい場合に、タイマー機能があると安心です。高温になると自動でオフになるタイプなら、電気代も節約できます。

運転音も要チェック

温風タイプの靴乾燥機はシュードライヤーと言うだけあり、運転中の動作音が気になる方も多いようです。夜に使用する場合は、消音モードがあるものを選ぶと、使いやすいかもしれません。

また、温熱タイプは風を使わないので、運転音も静かです。旅先のホテルなどで夜に使っても、気にせず眠ることができます。

兼用タイプもオススメ

靴乾燥機の中には、帽子やヘルメット、グローブなども乾燥できる「兼用タイプ」の乾燥機もあります。ヘルメット・グローブの除菌ができる靴乾燥機は、自転車やバイクに乗る方から高い支持を得ているようです。

また、布団乾燥機の中にも、靴用ノズルがある製品があります。どちらも使いたい方は、兼用タイプを検討してみても良いかもしれません。

おすすめの靴乾燥機10選

ここからは、靴乾燥機の中でも特に人気の高い10個の靴乾燥機をご紹介いたします。多機能のものや温風・温熱タイプなど、さまざまなタイプの靴乾燥機を集めたので、ぜひ参考にしてみてください。

TWINBIRD くつ乾燥機

洗ったスニーカーやスパイクを乾かす標準モードと、雨で濡れた革靴を乾かす革靴モードを搭載しているツインバードの靴乾燥機です。幅15cm高さ22cmと、温風タイプの中では、かなりコンパクト。スタンドは折り畳みできます。

アイリスオーヤマシューズドライヤー カラリエ

標準モードと革靴モード、夜でも使いやすい低騒音モードを搭載したアイリスオーヤマの靴乾燥機です。1台で最大2足の靴を同時に乾燥させることができます。使う靴や置き方の幅が広がる伸縮式のノズルが便利です。

ご家族が多い方やスニーカー〜長靴まで、タイプの違う靴を乾かす機会が多い方にオススメです。

Shuosi くつ乾燥機

オゾン脱臭機能と除菌機能がついた靴乾燥機です。運動靴やスパイクの乾燥にも最適です。スタイリッシュな見た目で、出しっぱなしにしておいても目立ちません。

約42℃の温風で乾燥させるので、靴が痛みにくい仕様になっています。革靴も利用可能です。

ダイニチ電子 reiz(レイズ) マルチ除菌シューズドライヤー

ダイニチ電子のレイズなら、靴だけでなくヘルメットやグローブの消臭・乾燥ができるマルチな乾燥機です。バイカー人気の高いアイテムです。

オゾン機能は常温の送風なので、革靴に温風を当てずに乾かしたい方にもおすすめです。

Highwood Distillers シューズドライヤー

温熱式の乾燥機です。USBから給電できるので、ポータブルとしての利用に適しています。靴のつま先まで機器を入れられるので、ムラなく乾燥できるでしょう。

サーミック ブーツ ドライヤー V2 (US) THERM-IC BOOT DRYER

持ち歩き可能な温風タイプの靴乾燥機です。スキーなどのウィンターアクティビティ用に作られているので、かなり強力です。

赤と黒のスタイリッシュなデザインも魅力があります。長靴やスキーブーツなど、乾きにくいものを乾かすのには非常に便利です。温風タイプのポータブル乾燥機が欲しい方にオススメです。

macross ポカラリ

リーズナブルでコンパクトな温熱式靴乾燥機です。消費電力も低いので、節約志向の方におすすめです。革靴にも利用でき、パンプスも乾かしやすい形状になっています。コンパクトなので、職場に置いておく方もいるようです。

Raksonic シューズドライヤー 

殺菌・脱臭機能のついた温熱式靴乾燥機です。360度全方位に熱が伝わるよう、1926個の放熱孔がついています。

またコードが曲がらないような設計になっているので、断線のリスクが少ないのも嬉しいポイントです。放熱部分は伸縮できるので、靴のサイズに関係なく、つま先から踵まで乾燥機を入れてしっかり乾かせます。

THANKO 片手に収まる温風式靴乾燥機 SMWASHSIV

幅10cmに高さ16cm、奥行5cmと片手サイズの非常にコンパクトな温風タイプの靴乾燥機です。約70度の温風で乾かすので、カラッとしっかり乾きます。その代わり、革靴への使用は推奨されていません。

スニーカーを短時間で乾かしたい時や一人暮らしの方にオススメです。

HITACHI ふとん乾燥機 アッとドライ

靴乾燥機能付きのふとん乾燥機です。専用のデオドラント剤を入れて運転すると、スズランの香りで消臭・香り付けができます。送風機能を使えば、レザーブーツの乾燥も可能です。

衣類の乾燥機能も付いているので、1台で複数の用途で使いたい方にオススメです。

まとめ

雨や雪で靴が濡れた時や、靴を洗った時にあると便利な靴乾燥機の選び方やオススメ商品をご紹介いたしました。

靴乾燥機を購入する際にはぜひ参考にしてみてください。

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