家電にはたくさんの種類がありますが、新生活を始める方や家電の買い替えを検討している方など、家電の種類別に選び方を知りたい方は多いと思います。

基本的に家電は安い買い物ではないので、失敗は避けたいですよね。

今回は主に大型家電の選び方、それに加えて最新の便利家電までご紹介していきます。

生活に欠かせない大型家電。種類別に選び方を解説!

一人暮らしなどを始める際、必須と言えるのが冷蔵庫などの大型家電です。

引っ越しなどで大型家電を選ぶ際、どのサイズを選べば良いのか分からない、どのメーカーがいいか分からないなど、迷うことがたくさんあると思います。

そんな方に向けて、家電を選ぶ際に重要なことを種類ごとにまとめたのでぜひチェックしてください。

テレビ

テレビの選び方は大きく分けて2つあります。

・お部屋の広さに合ったサイズ

テレビを選ぶ際はまずサイズから決めていきましょう。

当然ですが、サイズが大きければ大きいほど迫力のある映像を楽しむことができます。

しかし、狭い部屋に大きすぎるテレビを置くと圧迫感ができて部屋が狭く感じてしまいます。

メーカーによって差異はありますが、人気の32 インチだと1.2メートル、50インチだと1.8メートルというように、サイズによって適正距離があります。

購入する際は、普段テレビを見る位置からの距離でサイズを決めていきましょう。

・有機 ELか液晶か

有機ELはパネルそのものが光る有機EL素子というものを採用しており、液晶は本体背面に内蔵されたバックライトを液晶でコントロールして映像を映し出します。

有機ELは液晶に比べて高コントラストで綺麗な映像を楽しめます。

スポーツ映像などの速い動きも鮮明に映し出すことができるため、液晶よりも値段が高くなっています

液晶は価格の安さに加えて、サイズの種類が豊富です。

有機ELは現在48インチが最小サイズですが、液晶は20インチ未満の小型モデルから100型の超大型サイズまであります。

上記のサイズの選び方を参考にし、小型サイズが欲しい方は液晶を選ぶのがいいですね。

また、「とにかくリーズナブルな物が欲しい!」という方も液晶一択ですね。

冷蔵庫

大型家電の中でも1番ないと困るものが冷蔵庫です。

今回は、冷蔵庫のサイズとメーカーの選び方をご紹介します。

・サイズの選び方

まず、ご家庭に合った冷蔵庫の容量を決める際に一般的に使われる計算式があります。

「70L×人数+常備用100L+予備用100L」

これを基準とし、まとめ買いをよくする方、作り置きをよくする方などはもう少し大きいサイズのものを買うといいですね。

毎日自炊をする方は予算とスペースが許すなら、できるだけ大きいサイズを買っておくと料理をする際に使う食材がすぐに見つけられるのでストレスがないですね。

また、冷蔵庫を設置する際は左右と高さで開けなければならない隙間が決まっており、横は最低2センチ、高さは最低5センチ以上開けなければなりません。

それに加え、集合住宅ではエレベーターなどの搬入経路を必ずチェックするようにしましょう。

・メーカーの選び方

ここからは、メーカーごとの特徴をお話していきます。

[日立]

「まるごとチルド」

これは冷蔵庫全体がチルド設定になっており、どの場所に食材を入れても鮮度が長持ちするというもので、サラダなどラップなしでも乾燥や変色を抑えられます。

「ぴったりセレクト」

冷蔵庫の下二段の設定を切り替えられるというもので、生活スタイルに合わせて2段とも冷凍庫にしたり、冷凍食材の出番が多い時は真ん中を冷凍庫、下段を野菜室という風に使い分けられます。

[三菱]

「切れちゃう瞬冷凍A.I.」

これは食材を完全に凍らせずに長期間保存ができるというもので、冷凍したら食感が変わってしまうジャガイモが入ったカレーなども美味しさを保ったまま長期保存することが可能です。。

「全室独立お任せA.I」

これはAIが生活パターンを学習し、部屋別に最適な運転をする機能で、誰が使っても食材を最適に保存することが可能です。

[東芝]

「摘みたて野菜室」

水分をたくさん含んだ潤い冷気を1日に20回以上送り込み、野菜のみずみずしさを長時間キープしてくれます。

真ん中野菜室にもこだわっており、他のメーカーと比べて野菜室が広いのが特徴です。

「タッチオープン」

触れるだけで冷蔵庫のドアが開くので、料理中で手が汚れていたり塞がっている時に便利です。

[パナソニック]

「はやうま冷凍」

業務用レベルの急速冷凍で美味しさやうまみ、食感をキープします。

また、霜がつきにくく切った野菜をパラパラのまま保存するので使いたい時に少量取り出すことが可能です。

「微凍結パーシャル」

食材が凍り始めるギリギリの温度で、食品の表面から素早く微凍結の層を作るため、お肉やお魚など酸化を抑えて美味しく保存できます。

[シャープ]

 「メガフリーザー」 

まとめ買いをするご家庭のために、冷凍庫を大容量にしています。

見やすく収納できる工夫もされているため、使い忘れなども防げます。

「プラズマクラスター」

シャープといえばプラズマクラスター。

付着菌や浮遊菌を除菌しながら食材を新鮮なまま保存することが可能です。

各メーカーごとの特徴から自分に合った冷蔵庫を探してみてくださいね。

洗濯機

・ドラム式か縦型どちらを選ぶ?

洗濯機を購入する際に、まず迷うのが「ドラム式か縦型か」だと思います。

この二つの違いは乾燥機能があるかどうかだけだと思っている方は多いと思いますが、実は「洗い方」にも違いがあり、ドラム式は主に「たたき洗い」で汚れを落とすのに対し縦型は「もみ洗い」で汚れを落とします。

たたき洗いは洗濯物を持ち上げて上から下に落とすという方法で、もみ洗いと比べると使う水の量が少ないため、節水の効果があります

一方でもみ洗いは大量の水で洗濯物同士をこすりつけて洗うことによって頑固な汚れを落とすことができます

・ドラム式と縦型のメリットデメリット

ドラム式はメリットが多いように思えますが、洗浄力はやや縦型に劣る、値段が高い、本体サイズが大きいなどのデメリットもあります。

一方縦型はドラム式の逆で、洗浄力が高い、値段が安い、コンパクトなどがメリットに挙げられます。

デメリットはもみ洗いによって衣服が傷みやすく節水性が低いということや、上から洗濯物を出すため、毛布など大きいものを出す際は少し大変ということが挙げられます。

洗濯機に関しては、「乾燥機能が便利だからドラム式!」ではなく、デメリットも知った上でよく吟味して購入することをおすすめします。

おすすめの最新便利家電3種類をご紹介!

ここからは最近流行りの便利家電の魅力やメリットデメリットをご紹介していきます。

電気圧力鍋

最近よくテレビで見かけるようになった電気圧力鍋。

ガスや火を使わずに材料を入れてボタンを押すだけで調理できる魔法のような家電です!

・メリット

圧力をかけてほったらかしで調理ができるため、時間がない朝や仕事で疲れている平日の夜などに大活躍してくれます。

また、電気を使うため、普通の圧力鍋と比べて安全です。

・デメリット

サイズが大きいので設置スペースが限られること、消費電力が多いので他の家電と併用しにくい

デメリットもありますが、本当に便利で毎日の料理が楽しくなるのでぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ハンドブレンダー

ハンドブレンダーは食材を潰したり攪拌したりできる便利な家電です。

ポタージュを作ったりなど普段の料理にはもちろん、離乳食を作るのにも活躍しますよ。

・メリット

ボールなどに食材を入れたまま素早く混ぜたり攪拌でき、手軽に使用できる。

コンパクトで収納に困らない

・デメリット

刃が剥き出しになっているため、電源をつけたまま放置していると子供が誤って指を切る可能性がある

デメリットに関しては気をつければ防げますし、素早くみじん切りができたり、マヨネーズ作りなどの普段しない調理にも挑戦できます。

食器洗い乾燥機

最近SNSで食洗機を購入している方をよく見かけます。

元々食洗機がついていない賃貸でも、後から導入することで一つの家事を減らすことができ、大変便利です。

・メリット

家事の時間短縮ができ、手洗いによる手荒れを防ぎ、節水もできる。

また、手洗いと比べて綺麗に汚れを落とすことができます。

・デメリット

据え置き型もビルトインタイプも導入費用がかかります。

また、食洗機に食器を入れる前に予洗いが必要ですし、洗えない食器もあります。

初期費用などのデメリットを除けば、買ってよかったと思える大変便利な家電です。

まとめ

いかがでしたか?今回ご紹介した選び方を元に自分に合った家電を購入するとこれからの生活が豊かなものになりますよ。