高額な家電は手が出しにくい分、手に入ったときの特別感や生活を贅沢にする優越感は、普通の家電を買ったときには味わえないものです。

そして高額だからこそ、なるべく家電選びに失敗したくないと考えるのは当然ですよね。

当記事では、高額だがおすすめな贅沢家電と、日常でつかいたいおすすめな高額家電の2種類に分けて紹介します。

高額でも買ったときに後悔せず、なおかつご自身の価値観にぴったりな家電が見つかる手助けになれれば幸いです。

高額だがおすすめな贅沢家電

高額な家電を使っていると、普通の家電を使っているときより贅沢でとてもいい気分になることも多いです。

金額だけだとすぐに飽きてしまう可能性がありますが、高額な家電は普通の家電よりも高性能なものがほとんどです。

そして普通の家電にはない贅沢な機能が付いていて、より頑丈で長持ち構造になっているのも高額家電の特徴です。

機能が充実している高額家電で生活を贅沢にするだけでなく、経済的にも精神的にも余裕のある生活を送ってみてください。

全自動コーヒーメーカー

普通のコーヒーメーカー以上に高額な全自動コーヒーメーカーは、材料をセットしてスイッチを押すだけでコーヒーが完成する家電です。

コーヒー豆を砕くところから液体を抽出するところまで全自動でやってくれる分、家電の部品数も多く、高額傾向にあるのも特徴的です。

半面、全自動式の仕組み上コーヒー豆によって自由な調整での淹れ方ができないので、人によっては味の変化が楽しみにくいかもしれません。

オススメのコーヒーメーカーとして有名なのは、デロンギ・パナソニック・ツインバードの3つです。

イタリアの有名家電メーカーのデロンギでは「ETAM36365MB」「ECAM45760B」などがあり、どのメーカーよりも全自動にとことんこだわっています。

作れるコーヒーの種類も多く、ボタン一つで作れるので時短にこだわる方にはもってこいです。

ただし機能が多い分とても高額で、価格は12万円台から20万円台です。

パナソニックは「NC-A57」「NC-R500」が代表的で、全自動はもちろんですが、豆の挽きに優れており、しっかりとコクのあるコーヒーが味わえます。

価格は1万円台から3万円以下です。

ツインバードでは「CM-D465B」「CM-D854BR」といったものがあり、コーヒーができる過程を「目で楽しむ」ことにこだわっているメーカーです。

機能面だけでなく、雰囲気づくりにこだわる方には理想的で、価格は1万円台から4万円台まで幅広くあります。

衣類乾燥機

洗濯物の量が多いとき、あるいは洗濯物の乾燥が間に合わないときに活躍する家電が衣類乾燥機です。

洗濯機と違って乾燥に特化している家電で、高額な衣類乾燥器と安い衣類乾燥機では乾燥の仕上がりに大きな差があります。

例えば安い乾燥機だと、ズボンのポケットやパーカーのフード部分などに若干湿りが残ったまま仕上がることが多いです。

しかし高額な乾燥機だと、こうした生地が重なっている部分の湿りが残ることなく乾き、まるで外で干したような仕上がりといえます。

また、高額なものであれば洗濯物の種類によって専用の乾燥コースが設定できるのも魅力的です。

衣類乾燥機は安いものだと使用するたびに温度や時間の調整が必要ですが、高額なものだと細かく設定せずともボタンを押すだけで乾燥できます。

衣類乾燥機の有名メーカーは「パナソニック」「日立」「東芝」の3つが代表的です。

パナソニック製は乾燥力がコインランドリー並みで、手間もかからないのが特徴的で、価格は5万円台が多い傾向にあります。

日立製は外干しした後のようなふわふわ感が高く、シワも付きにくいという風に仕上がりに長けており、価格は3万円台から5万円台が多いです。

東芝製もパナソニック並みに乾燥力が高く、生地が重なっている部分も隅から隅までカラっと仕上げてくれます。

価格は5万円台から6万円台が相場です。

ロボット掃除機

ロボット掃除機は自動で走行しながら部屋を掃除してくれる便利な家電で、高額なものほど機能が充実しています。

自分が時間をかけて掃除しなくてもボタン一つで掃除が完了し、清潔な状態を維持できるので家事がとても楽になります。

ただし通過する場所に物が置いてあったり、段差がある場所では掃除できないので、掃除する場所を選ぶ家電と言えます。

ロボット掃除機にできる場所はロボット掃除機に任せて、できない場所は自分という風に分担すればより効率的です。

ロボット掃除機の種類は

  • 吸引
  • 吸引+拭き掃除
  • 拭き掃除

の3つに分類されています。

それぞれ「アイロボット」「アイライフ」「エコバックス」といったメーカーが作っている商品が代表的です。

アイロボットは「ルンバ」シリーズが有名で、自動ゴミ収集機能・自動再開機能・ブラシ洗い・水拭きと盛り沢山の機能がついています。

たくさん機能がある分価格も高いものが多く、3万円から12万円以上と幅も広いので、機能をチェックして最善のものを選ぶことをお勧めします。

アイライフでは「A10」「V3s Max」などがあり、スマホアプリでマッピングして掃除したり、水拭き・パワフルな吸引もできます。

中国製で安い価格を売りにしていることもあり、2万円から3万円台で購入できるのも大きな魅力です。

エコバックスは「DEEBOT」シリーズが代表的で、自動でのゴミ収集やモップ洗浄、マッピングもでき、自動化に特化しています。

多機能な分価格も高く、7万円台から14万円台の掃除機もあるので、よく考えて選ぶのが無難ですね。

日常でつかいたいおすすめ高額家電

日常でつかいたいおすすめ高額家電

ここまでご紹介してきた、贅沢であるととても便利な高額家電の他にも、日常的につかいたいもので、高額な家電も多く存在します。

日常でつかうからこそ、贅沢な高額家電以上に買ったときに後悔しないよう慎重に選んでください。

電動歯ブラシ

高額なものが多いですが、電動歯ブラシは自分の力で磨く普通の歯ブラシと違い、電気の力を利用して磨けます。

電力で振動や回転を起こしながら、歯磨きをサポートしてくれる便利で効果的な家電です。

手を動かすことなく歯垢や汚れが落とせるので、手が疲れず短時間で効率的に歯磨きできるのが魅力と言えます。

さらに振動を使っていることにより歯の隙間に付くような汚れも取り除けるので口臭を抑えるのにもピッタリです。

電動歯ブラシは日本の「パナソニック」と「オムロン」、オランダの「フィリップス」、ドイツの「ブラウン」の4メーカーが市場を独占しています。

パナソニックでは「ドルツ」シリーズ、オムロンでは「メディクリーン」が有名です。

ドルツは横磨き式で、価格は8千円台から4万円台、メディクリーンは縦・横磨き両方に対応して3千円台から5千円台が一般的とされています。

価格だけで言えばメディクリーンが良心的ですが、ドルツは洗浄力がとても優れているので、見極めがとても大切です。

フィリップスは「ソニッケアー」シリーズが代表的で、縦磨き式となっています。

歯の着色汚れの除去やホワイトニング方面で人気があり、価格は3千円台から3万円台まで幅広いです。

洗浄力についても日本の歯科医がそろって太鼓判を押しているシリーズで、信頼性が高いのも選ぶポイントと言えますね。

ブラウンでは磨き方が独特の回転式となっている「オーラルB」シリーズに目を引かれます。

通常とは違う独特の磨き方は、他の機種より歯垢や汚れを落とす機能が優れているのが特徴的です。

価格も機能によって3千円台から3万円台と幅広いので、自分に合ったものを選んでみてください。

ドライヤー

高額なドライヤーは普通のドライヤーよりも充実したヘアケア機能が付いており、速乾性・仕上がりもとても高いレベルの家電です。

ほとんど毎日使う家電なので、手の疲れにくさやスイッチの切り替えの簡単さなど、機能以外にも使いやすさも求められます。

ドライヤーの有名なブランドは「ダイソン」「リュミエリーナ」の2つが有名です。

ダイソンのドライヤーは、全メーカーの中でもトップレベルの風量で仕上がりもいいので、時短重視の方にはピッタリですね。

ただし家電自体がとても重いので、長時間使用するのは疲れる可能性が高く、ここは考慮したいポイントと言えます。

価格は4万円台から5万円台が一般的です。

リュミエリーナのドライヤーは美容方面を重視しており、髪全体にハリとコシが与えられるよう細かい工夫がなされています。

乾燥後の髪のなめらかさは他のメーカーより群を抜いており、触るとより実感できます。

価格は1万円台から8万円台と機能によって幅広く、仕上がりのこだわり次第で選んでみるのも一つの手です。

トースター

高額なトースターはただ焼くだけでなく、普通の食パンでさえ高級食パンのように焼き上げられる高機能が備わっています。

朝食がパン派という方には夢のような家電ですよね。

高額トースターの中にはパンを美味しく焼き上げるだけでなく、ピザや揚げ物、焼き野菜なども調理できる機能もあります。

さらにサイズも1・2人用のコンパクトなものからファミリー用の大型サイズのものまであり、用途も幅広いです。

高額トースターは金額以上に価値があるとても便利な家電と言えます。

トースターの有名なメーカーとしては「バルミューダ」「アラジン」「パナソニック」などが代表されます。

バルミューダは普通のパンだけでなく、冷凍や冷蔵パンも美味しく焼き上げられるトースト機能特化型のトースターで、価格は3万円から5万円台のものが一般的です。

アラジンはスイッチを入れてから温まるまでの時間が非常に早く、加熱時間が短くできます。

そのおかげでパンの水分が消えず、ふんわりと仕上がるのがとても魅力的で、価格は1万円台から2万円台が多いです。

パナソニックはどんなパンでも美味しく焼きあがるよう色々工夫を凝らしており、オートメニューが搭載されていることからもこだわりがうかがえます。

価格は2万円台から4万円台が相場です。

まとめ

高額な家電は便利なだけでなく、部屋の雰囲気を華やかにしてくれる可能性も秘めています。

もしこだわりがある家電であれば、贅沢なものを一品でも検討してみてはいかがでしょうか。

ご紹介した家電が、自分の価値と価格に見合うものになれば幸いです。