ダイソンの掃除機をVシリーズで比較してみた
2023/02/06
2023/02/06
ダイソンの掃除機は、高い吸引力が特徴となっている掃除機です。中でもVシリーズは、高い吸引力はもちろん、機能性もさまざまなものが発売されています。
そのため、比較しようとしてもどのタイプが自分に適しているのか悩んでしまうのではないでしょうか。
そこで、今回はダイソン掃除機のVシリーズの最新モデルから従来モデルをご紹介、比較します。
ダイソンVシリーズが気になっている方は、ぜひチェックしてくださいね。
ダイソンの最新モデルは、「V12」と「V15」となっています。どちらも吸引力、機能性と申し分ないものとなっており、とても満足できる掃除機です。
ではさっそく、ダイソンの最新モデルを比較します。
ダイソンV12は、2021年5月26日に発売された最新のコードレス掃除機です。
特徴は、緑色に光るレーザーを搭載した「Laser Slim Fluffy クリーナーヘッド」とゴミの量や種類を感知する「ピエゾセンサー」です。
「Laser Slim Fluffy クリーナーヘッド」は、暗くてゴミが見えづらい場所でも、緑色に光るレーザーがゴミを可視化してくれ、ゴミの吸い残しをしなくて済むようになっています。
もう一つの特徴である「ピエゾセンサー」は、ゴミの量と種類を感知し数値化してくれ、液晶ディスプレイに表示してくれます。これにより、掃除した成果が見えやすく、どこにどんなゴミがあるのかわかりやすくなりました。
さらに、吸い込みにくいゴミを感知すると、自動で吸引モードを上げてくれる「オートモード」を搭載しており、よりゴミを逃さないように設計されています。
重量も2.2kgと使いやすく、スイッチもボタン式になったことからトリガーを握り続ける必要もなくなりました。
着脱式のバッテリーとなったことから、ダイソンの弱点でもあった稼働時間も解決できるようになっています。
スペック(V12 Slim+)
モーター | Hyperdymium (毎分125,000回転) |
吸引モード | エコ/オート/強 |
運転時間 | 60分/30分/5分(着脱式バッテリー) |
重量 | 2.2kg |
長さ | 1095mm |
サイクロン | 11個 |
遠心力 | 100,000G |
排気 | 0.3ミクロンの粒子を99.97%除去 |
スイッチ | ボタン |
アタッチメント | 毛絡み防止スクリューツール、アジャスタブル隙間ノズル、コンビネーション隙間ノズル、延長ホース、ミニソフトブラシ |
ダイソンV15は、V12とともに2021年5月26日に発売された、最新のコードレス掃除機です。
特徴は、V12と共通しているところが多く、「Laser Slim Fluffy クリーナーヘッド」、「ピエゾセンサー」、「オートモード」、「毛絡み防止スクリューツール」などが共通しています。
2つの違いは、V15の方はトリガースイッチとなっていますが、よりパワフルな吸引力と高フィルターを搭載しており、0.1ミクロンの粒子を99.97%吸い込むことが可能です。
重量も2.61〜2.72kgとV12より重いことから、V15はパワフルな吸引力が欲しい方、V12は軽量で使い勝手が良いものが欲しい方におすすめといえます。
スペック(V15 Absolute Extra)
モーター | Hyperdymium (毎分125,000回転) |
吸引モード | エコ/オート/強 |
運転時間 | 60分/30分/12分(着脱式バッテリー) |
重量 | 2.72kg |
長さ | 1093mm |
サイクロン | 14個 |
遠心力 | 100,000G |
排気 | 0.1ミクロンの粒子を99.97%除去 |
スイッチ | トリガー |
アタッチメント | 毛絡み防止スクリューツール、コンビネーションノズル、LED隙間ノズル、フトンツール、ミニソフトブラシ、アップトップアダプター |
ダイソンの従来モデルは、最新モデルと比べると吸引力や機能性は劣りますが、まだまだ現役で使用でき、価格も抑えられることから手に入れやすい掃除機です。
ここでは、従来モデル3商品をご紹介します。
ダイソンV7は、2017年5月25日に発売され、その後、2018年3月、2019年3月に違うタイプのV7が発売されました。
現在は、「V7」、「V7 Fluffy」、「V7 Slim」と3機種発売されており、「V7 Slim」が軽量で小型なタイプのものといえます。
V7は、ダイソンコードレス掃除機の中でも古いタイプの掃除機になりますが、吸引力は毎分110,000回転とパワフルさをもっています。
また、15個の2 Tier Radial サイクロンを搭載し、小さなゴミから大きなゴミ、ハウスダストまで99.97%吸い取ることが可能です。
旧シリーズであるV6と比べて、動作音が50%下がっており、音が気になる方も使いやすくなっています。
スペック
モーター | デジタルモーターV7 |
吸引モード | 通常/強 |
運転時間 | 最長約30分 |
重量 | 2.2〜2.47kg |
長さ | 1140〜1215mm |
サイクロン | 15個 |
遠心力 | ? |
排気 | 0.3ミクロンの粒子を99.97%除去 |
スイッチ | トリガー |
アタッチメント | カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、収納用ブラケット、コンパクトモーターヘッド、ミニモータヘッド、ミニソフトブラシ |
ダイソンV8は、2016年5月27日に発売され、現在では、「Fluffy」、「Fluffy+」、「Animalpro」「Absolute」、「Slim」などが発売されています。
発売時期は、V7より古いのですが、V7と同等の機能を搭載し、高い吸引力と長時間稼働が特徴となっています。
V8は、毎分107,000〜11,000回転する強力なデジタルモーターV8を搭載しており、V7と変わらないパワフルな吸引力をもっています。
排気の綺麗さも、V7と同様に15個の2 Tier Radial サイクロンを搭載しているので、0.3ミクロンの微細なゴミやハウスダストまで99.97%を吸い取ることが可能です。
V8 Slimになれば、吸引力はそのままに、重量が2.15kgと軽量化され、使いやすさが上がっています。
スペック(Slim Fluffy Extra)
モーター | デジタルモーターV8 (毎分107,000回転) |
吸引モード | 通常/強 |
運転時間 | 40分/7分 |
重量 | 2.15kg |
長さ | 1123mm |
サイクロン | 15個 |
遠心力 | ? |
排気 | 0.3ミクロンの粒子を99.97%除去 |
スイッチ | トリガー |
アタッチメント | ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、LED隙間ノズル |
ダイソンV10は、2018年3月20日に発売開始され、現在は「Fluffy」「Slim」などが発売されています。
従来モデルの中でも高スペックな機能と吸引力をもった掃除機です。
特徴は、V7やV8よりも高機能なダイソンデジタルモーターV10を搭載したことで、毎分最大125,000回転を可能にしたことで、さらに強い吸引力をもっています。
また、稼働音も前機種よりも抑えられた静音設計となっており、より静かな掃除が可能です。
さらに、稼働時間も最長60分使用可能となり、V7、V8と比べても20分以上伸ばすことを可能にしました。
よりパワフルな吸引力と機能性を求める方におすすめのタイプとなっています。
スペック(Fluffy)
モーター | デジタルモーターV10 (毎分125,000回転) |
吸引モード | 1/2/MAX |
運転時間 | 60分/30分/8分 |
重量 | 2.58kg |
長さ | 1240mm |
サイクロン | 14個 |
遠心力 | 79,000G |
排気 | 0.3ミクロンの粒子を99.97%除去 |
スイッチ | トリガー |
アタッチメント | ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、延長ホース、ミニソフトブラシ |
今回は、ダイソン掃除機のVシリーズを比較してみました。
最新のVシリーズは、高い吸引力に加え、ゴミを見やすくするレーザー機能や、ゴミの量や種類を感知、表示する機能など、他にはない掃除機になっています。
また、従来モデルのものでも高い吸引力が期待でき、軽量タイプのものは、力に不安がある女性でも扱いやすいものといえますね。
気になるダイソン掃除機があれば、スペックを比較し、自分に最適なものを選ぶのはいかがでしょうか。
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