家事を楽にするテクニックとは?おすすめ便利アイテムをご紹介!
2023/01/12
2023/01/12
共働きや、子育てに奮闘されている方で「家事の負担を減らしたい…」と考えている人も多いと思います。じつは家事を楽にするには「コツ」があります。ここでは家事を楽にするテクニックやおすすめアイテムについてご紹介します。
「もっと自分の自由な時間が欲しい」、「子供や家族との時間を大切にしたい」と考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
家事の中で一番時間を使っているところと言えば「料理」ではないでしょうか。まずはこの時間を時短テクニックで楽にする方法をご紹介します。
料理は食材の「買い出し」から「調理」、食後の「後片付け」の3ステップと考え、それぞれのステップで楽になるテクニックが活用できます。
スーパーのチラシを見比べて少しでも安い食材を購入したいと考えている方も多いと思います。もちろんそれは大切なことですが、価格を中心に考えすぎると無駄な時間を消費することになります。料理の時間を短縮するには、まず買い出しの時間を短縮することから始めましょう。
1週間分の献立をあらかじめ考えてまとめて購入すれば、買い出しの時間を短縮することができます。1週間分の献立を考えると思うと「時間をつくらないといけなくて面倒」と考えてしまいがちですが、1週間というスパンで考えると、毎日献立を考えるより時短ができるはずです。
また、調理しやすい「魚の切り身」、「スライス肉」、「どんな料理にも使いやすい白菜・キャベツなどの野菜」を選ぶと調理時間の短縮につながります。
調理器具はよく使うものを中心に収納するようにしましょう。フライパンや鍋は重くて取り出しが大変なのでできるだけ腕の高さくらいに平置きし、しゃがんだり背伸びしたりといったアクションの少ない位置に収納しておきます。また使用頻度の高いキッチンツールは調理台近くにフックで吊るしておくと便利です。
野菜類はまとめて下処理をしておくことをおすすめします。いろいろな料理に使いやすい大きさにまとめてカットしておき、ジップ付きビニールなどで保存しておくと調理の下処理時間を短縮できます。
ジャガイモ・人参・ブロッコリーなどの固めの野菜は使う前に電子レンジで柔らかくしておくと火を通す時間の短縮ができます。
片づけを後回しにして「調理前に片づけから」となるとストレスも大きくなります。また「食後にまとめて」も時間がかかります。できるだけ料理をしながら片づけができるように段取りを考えましょう。例えば味噌汁や煮物などでコンロを使っているうちにシンクで片づけをするといった感じです。
料理を配膳する際にトレーにのせてそのまま食事をすればいくつも食器を運ぶ必要がなく、テーブルも汚れないのでおすすめです。また、仕切り付きランチプレートを使えば使う食器の数も減らせて片づけの時短が可能です。
料理で一番ストレスを感じる「後片付け」の煩わしさを解消するベストアイテムが食器洗い乾燥機です。食器洗い乾燥機にはビルトインタイプの他、後付けできる据置型もありますので、現在使っていない家庭でもお手軽に導入できます。
選ぶポイントは「容量」・「騒音」・「給水タイプ」の3点となっています。意外と確認を忘れがちなのが稼働中の運転音で、静かな深夜の使用時に騒音が気になって使えないという失敗も多いので購入前にしっかり確認しておきましょう。
給水タイプは「分岐水栓取り付け式」の場合、設置工事が必要になりますので、設置を簡略化したい場合は「タンク式」を選びましょう。
調理時間の時短でおすすめなのが電気圧力鍋です。圧力鍋は短時間調理が可能ですが、火加減の扱いが面倒といえます。電気圧力鍋は火を使わず、自動で調理してくれますのでスイッチひとつで料理が完成します。煮込み料理やカレー、肉じゃがなどが簡単に出来上がります。
加熱方法は調理容器を下からヒーターで加熱する「マイコン式」と、電磁誘導で容器を全体から加熱する「IH式」があり、「IH式」は「マイコン式」に比べ食材をムラなく加熱することができますが消費電力が多いので電気代がかかります。
使用頻度が高く電気代をおさえたい人はマイコン式、仕上がりにこだわりたい人はIH式を選ぶと良いですね。
家事の中で一番重労働と言えるのが「掃除」です。ここでもやり方次第で今より掃除を楽にする方法があります。
なによりお部屋に物が多いと掃除の手間は格段に上がります。お部屋はできるだけシンプルにしておくことが大切です。「ごちゃついてきたな…」と感じるようなら不要なものはできるだけ速やかに断捨離していくことが掃除を楽にするポイントです。
リビングの掃除は「一度にやらず目についたらすぐ行動」が大切です。とにかくホコリ・ごみを見つけたら後回しにせずその場でやってしまうこと。面倒に感じるかもしれませんが、目に入るところがきれいなら全体もきれいにみえます。
フローリング部分はフロアワイパーなどをすぐ取り出せる位置に収納しておき、サッとふくだけで終わります。できるだけカーペット・ジュータンは使わずフローリング状態にしておくと掃除も簡単になります。
水回りの汚れは時間が経過すると落としにくくなります。洗面台やお風呂場は使ったあとにすぐきれいにしておきましょう。洗面台は小さめのタオルを常に用意しておき、使い終わって水が飛んでいるところなどを拭いておくだけでかなりきれいになります。
風呂場も入浴しているうちに床や壁を磨いておきましょう。洗面器やおけは吊るしておくと乾きやすいのでカビ、ぬめりの発生を防ぐことができます。また、シャンプーやボディソープなども壁に取り付けるグッズがありますので、できるだけ床置きのものを減らすと掃除もしやすくなります。
トイレも使用後にすぐきれいにしてしまいましょう。トイレットペーパーに吹きかけて拭き掃除ができる除菌スプレーを用意しておけば簡単に掃除ができます。また、便器の中はブラシ不要で流すだけの洗剤などが販売されていますのでこちらも活用してみてはいかがでしょうか。
掃除はとにかく気が付いたとき、使った後にすぐやってしまうことが時短のコツといえますので、掃除機もお手軽なものがおすすめです。コードレス掃除機なら使い始めにコンセントを探し、コードを伸ばす必要がなくすぐに使えるので1台は用意しておくと便利です。
色々なメーカーから販売されていますが「パワー」と「軽さ」に注目して選ぶと良いですね。
そもそも掃除自体をロボットに任せてしまうという考え方もあります。ロボット掃除機ならあなたの掃除時間を大幅に時短することができます。「留守の間に起動し、帰宅時にはきれい」ということができてしまいます。
安価なものなら3万円台から購入でき、高性能なものならフロアマッピング機能で最適な行動を考え、自動ごみ収集(ステーションドックでごみを収集)、水拭きまでやってくれますので時短を考えるならぜひ取り入れたい家電のひとつです。
家事の中で作業ステップが多く、トータルで一番手間がかかるのが「洗濯」。洗濯時間を時短できれば大幅な作業時間の短縮といえます。そのテクニックについてご紹介します。
「洗濯(脱衣所)」→「干す(ベランダ)」→「しまう(クローゼット)」と工程ごとに場所が違うので、この移動にストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。洗濯を楽にするにはこの移動の「導線の見直し」から考えてみましょう。
例えば浴室乾燥機付きのユニットバスなら洗濯後にそのまま浴室で乾燥まで可能です。洗濯ものは入浴時にでることがほとんどですので、入浴後に洗濯しそのまま朝まで干しておくといった方法があります。また、干し場までの移動が動きやすいように改善することで移動時間の短縮や、1回で運べるようになれば往復回数を減らすことも可能です。
洗濯から乾燥までを行い、洗濯ものを干す手間がかからない洗濯乾燥機は洗濯の時短に最適です。選び方のポイントは「洗浄力」と「乾燥機能」です。
洗浄力を重視するなら縦型が良いですね。大量の水でしっかりもみ洗いするので洗浄力が高くなります。乾燥を重視するならドラム式です。衣類を持ち上げ、しっかり温風を当てることができるため乾燥性能が高くなります。
部屋干しの強い味方が「除湿機」です。除湿機は性能ごとに除去できる水の量が決まっていますので、洗濯ものの多い家庭であれば能力の高いものを選ぶようにしましょう。
また、現在は除湿機能のついた空気清浄機なども販売されていますので、花粉やPM2.5などが気になる方はこちらを選択しても良いですね。
家事は工夫することで時短が可能となり、忙しい方には貴重な「時間」をつくることができます。特に現在は便利な家電がたくさんありますので、「楽をするのが悪い」という意識を捨て、どんどん活用していきたいですね。
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