【シーン別に紹介】家事の効率化アイデア
2022/12/08
2022/12/08
毎日生活していくうえで、どうしても避けられない「家事」。
効率的にこなすことができれば、それだけ時間や体力の節約になります。
本記事では、そんな家事の効率化に関するアイデアをご紹介します。
目次
食事は日常生活における、楽しみのひとつです。
毎回外食や出来合いのお弁当では味気ないし、かつ費用がかかり栄養も偏ります。
とは言え手料理はどうしても、手間がかかるものです。
そんな料理を効率化するには、どうしたらよいでしょうか。
料理が非効率になってしまう原因のひとつは、メニューを行き当たりばったりで考えることです。
何を作るかをその場の気分で決めようとすると、以下のようなことになりがちです。
・献立を決めること自体に時間がかかる・必要な材料を買い足さないといけない・材料が中途半端に余ってもてあます・本来まとめてできる下ごしらえを毎日繰り返すことになる |
主婦・主夫の上級者は、あらかじめ一週間分のメニューを決めておきます。
そして食材をまとめ買いし、計画的に使いまわして無駄なく費消します。
さらに余った料理を上手にリメイクし、翌日のメニューに活用します。
最初はむしろ難易度が上がるように思えますが、ノートやパソコンを使ってメニューの計画を立ててみましょう。
数日分のメニューを考えてくれるアプリというものもありますので、参考にしてみるのも一つの方法です。
慣れてくれば無駄のない買い物や、下ごしらえを複数のメニューで共有するなどの工夫が自然とできるようになってきます。
毎回ゼロからメニューを揃えると、それだけ手間が増えて大変です。
常備菜を作っておくことによって、メインディッシュだけ用意すれば済むようになります。
ネット上には無料で利用できるレシピがたくさんありますので、良さそうな常備菜をいろいろ探してみてはいかがでしょうか。
日持ちするものを選ぶようにすれば、日替わりで違う常備菜を出して変化を付けることもできます。
最近注目されているのが、「放ったらかし調理」。
材料を入れてスイッチを入れれば自動で料理を作ってくれる、低温調理器や電気圧力釜などが人気です。
ずっと横についていなくても大丈夫なため、放ったらかし調理をしている間に他の家事をこなすこともでき、大きな効率化になります。
自動で作れるメニューの数が、とても豊富な機種もあります。
料理を効率化したい場合は、ぜひ一度調べてみましょう。
外食などの代替手段がある料理と異なり、掃除には取って代わる方法がありません。
しかも掃除をさぼっていると、家の中がどんどん汚くなってしまいます。
そんな掃除を効率化する方法を、いくつかご紹介します。
掃除する場所を曜日ごとに決めるなどして、一回あたりの作業量を少なくする方法です。
一日おいただけでひどく汚れてしまう、という場所はあまりありません。
家の中の多くの箇所は、週に1-2回の清掃でも清潔に保つことが可能です。
毎日の掃除が10分以内程度であれば、それほど大きな手間にはならないですね。
ただしキッチン・トイレ・お風呂場などの水回りは、特に夏場はカビが生えやすいので注意が必要です。
カビが根を生やしてしまうと、短時間できれいにすることが困難になります。
水回りについてはハンディブラシや洗浄スプレーなどを簡単に取れるところに置いておき、使ったらすぐさっと掃除する習慣を付けるのが理想です。
ロボット掃除機があれば外出中などのあいだ自動的に掃除してもらうことで、床掃除の時間を大幅に削減することができます。
「株式会社こどもりびんぐ」が2021年11-12月に実施した調査では、掃除機所有世帯のうちロボット掃除機を持っている割合は27.1%だったそうです。
共稼ぎ世帯などでは特に有用性が高いので、購入やレンタルを検討するとよいですね。
ただし効率化になるのは、掃除機をかける面積が広い・自分自身は外出している時間が長いなどの条件が当てはまる場合であることに注意しましょう。
ロボット掃除機による床掃除にかかる時間自体は、結構長いものです。
部屋が狭かったり床に置いてあるものが多い場合は、自分で掃除機をかけたほうがはるかに早く掃除が終わります。
ものが少ない部屋は、掃除が楽です。
掃除機をかけるときに床の上のものをどかしたり、家具の隙間にノズルを突っ込んだりすることが少なければ、スムーズに床掃除できます。
机やリビングボードの上に載っているものが少なければ、ホコリをさっと拭き取ることが可能です。
このようにそもそも掃除がしづらい部屋になっていないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。
まずは収納を見直し、出しっ放しになっているものを減らすことです。
もし収納しきれないものがあれば、思い切って処分することも必要ですね。
ものを減らすことで、掃除の効率化につながります。
洗濯も面倒な家事のひとつです。
洗濯そのものに加え、干す・乾かす・取り込む・たたむ・収納するという具合にたくさんの工程が必要なので、時間も手間もかかります。
そんな洗濯を効率化する方法を、いくつかご紹介します。
乾燥機付き洗濯機を使うことで洗濯物を干す工程を省くことができ、乾燥時間も大幅に短縮できます。
ところで最近の洗濯機には乾燥機能が付いたものが多いですが、実際にはあまり使われていません。
以下のような点が、その理由と考えられます。
・洗濯容量に対して乾燥機能の容量が小さい・電気代がかかる・嫌な臭いがすることがある |
そこで「乾燥機能を使う洗濯物と、使わない洗濯物を分けて洗濯する」という方法があります。
乾燥機能を使うのは、乾燥機能の容量に収まる量・乾燥時間が短くて済むもの・乾燥機をかけてもにおいが気にならないものに限るようにするのです。
それ以外のものは、通常通り干してください。
このようにすることで、干す量を減らすことになり洗濯の効率化になります。
乾燥機能を使うものを限定することで、容量や電気代の問題もクリアできます。
洗濯かごを二つ用意し、乾燥機にかけるものとかけないものを最初から分けておくとよいですね。
洗濯物をたたむのは、かなり面倒な作業です。
そもそもたたまないで済むようにすれば、洗濯の手間が効率化できますね。
そのためには、以下のような方法があります。
・ハンガーにかけてクローゼットに収納する・タオル・下着・靴下などはたたまないで仕切りケースに入れる・スラックスハンガーなどたたまない収納アイテムを利用する |
「クローゼットが小さく、そんなにたくさんハンガーを吊るせない」という場合は、ハンガー連結フックの出番です。
ハンガーの下に別のハンガーを吊るすことができるので、クローゼットの収納力が増えますよ。
以前はコインランドリーと言えば、洗濯機を持たない学生や単身者が利用するイメージがありました。
しかし最近では、大型で高機能な洗濯機や乾燥機が揃っているコインランドリーが増えています。
そのため家に洗濯機がないから利用するのではなく、家の洗濯機より便利だから利用するというケースも多いのです。
たとえば乾燥機などは家庭用のものより容量も乾燥力も、格段に上です。
洗濯物の量や種類によっては、最初からコインランドリーを利用した方が効率化につながることもありますね。
近所にそのような最新式のコインランドリーがないかチェックしてみて、必要に応じ利用してみてはいかがでしょうか。
以上で本記事を終わります。
料理・掃除・洗濯などの家事は、やり方を見直すことで効率化できます。
家事を効率化して、時間を有効に使いましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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