パナソニック製エコキュートのリモコン液晶が表示されない?対処法や交換方法を解説
2024/07/23
2024/07/23
パナソニック製のエコキュートは、多機能なリモコンも人気です。
そんなリモコンの液晶画面がある日突然表示されなくなったら困ってしまいますよね。
エコキュートのリモコン画面が表示されなくなった時には、いくかの原因が考えられます。
この記事ではパナソニック製のエアコンを例に、エコキュートのリモコンが表示されない原因と対処法、リモコンの交換方法について解説します。
他社のエコキュートのリモコンでも原因・対処法を応用できるため、お困りの方は参考にしてみてください。
目次
パナソニック製エコキュートのリモコンが表示されない原因には、下記の要因が考えられます。
それぞれの対処法について、解説いたします。
まず、エコキュート本体やリモコンに電源が入っているかを確認してください。
(パナソニックの場合は、リモコンにオン/オフ機能はありません。)
エコキュートやリモコンに電気が通っていない場合は、リモコンのディスプレイはつきません。
ブレーカーをチェックし、電源を確保してから様子を見てみるようにしてください。
節電モードをオンにすると、リモコン操作後に一定時間が経過するとリモコンのバックライトが消灯します。
パナソニック製のエコキュートリモコンの場合、購入時の初期設定は「1分後消灯」となっていますが、設定を変えることで常時消灯や常時点灯にすることも可能です。
浴室リモコンも、初期設定だと節電モードが「入」になっており、浴室から出て5分後に消灯する仕様です。
どちらもリモコンのいずれかのボタンを触ると電源がつきます。
キッチン側のリモコンをいつでも見やすい状態にしたい方は、節電モードを設定し直し、常時点灯に設定すると良いでしょう。
ちなみに、常時消灯時設定にしていても、50℃以上で給湯する設定になっている場合、パナソニック製のリモコンは安全のためにバックライトが常時点灯します。
エコキュートのリモコンは壁に埋め込まれているため、配線が見えない施工にすることが多いです。
そのため、気づかないうちに配線が腐食してたり、ネズミなどの害獣にかじられたりして断線してしまうことがあります。
リモコンの断線は電気工事の資格を持った専門業者に修理を依頼してください。
また、断線の場合は放置すると危険です。なるべく早めに対処しましょう。
電源に問題がなく、お湯もでるのにエコキュートのリモコンが表示されない不具合だけが生じている場合、液晶の故障も考えられます。
リモコンの液晶だけ壊れていた場合は、リモコンを交換するだけで修理は終わります。
浴室のリモコンだけ、あるいはキッチン側のリモコンだけ表示されなくなったという場合も、どちらかのリモコンの不具合が考えられます。
温度変更がスムーズに行えないと、やけどなどの恐れもありますので、なるべく早めに修理してください。
落雷後など、ブレーカーが落ちると、エコキュートの電源が強制的に落ちてしまうため、リモコンの液晶も表示されなくなることがあります。
家の中にあるブレーカーとエコキュートの室外機、貯湯ユニット外側にある漏電しゃ断器を確認してください。
もし、落雷後にリモコンが表示されなくなり、さらに漏電しゃ断器やブレーカーも切れていない場合は、一度漏電しゃ断器を60秒程度「切」にし、その後「入」に戻してください。
リモコンの表示が治ったら、念の為時計にズレがないか、時刻表示を確認しておくと安心です。
パナソニック製エコキュートで、リモコンの液晶表示はされているけれども、ボタンを押しても反応しないということがあります。液晶が表示されないのも困りますが、ボタンを押しても反応がないのも困りますよね。
リモコンからの反応がない場合、下記の原因が考えられます。
こちらもそれぞれ解説いたします。
パナソニック製のエコキュートでは、お子さんのイタズラ防止や間違えてボタンを押すのを防ぐためにチャイルドロックをかけることができます。
チャイルドロックがかかると、ふろ自動や追いだき、足し湯など限られた機能ボタン以外には反応しなくなってしまうため、他の操作をしたい時にはチャイルドロックを外さなくてはいけません。
パナソニック製のエコキュートのリモコンの場合は、チャイルドロックボタンを3秒押すことで機能を解除することができます。
チャイルドロック機能がオンになっている時に液晶をよく見ると、鍵のマークが点灯しているのがわかります。
反応しない時は、液晶もチェックしてみてください。
エラーコードが表示されていると、エコキュートのリモコンが作動しないことがあります。
故障時にもエラーコードが点灯しますが、浴槽の栓をし忘れた時や水位設定を間違えている時などもエラーコードが表示されるため、エラーコードが表示されたら、エラーコードがしめす内容を確認し対処してください。
パナソニックの場合、Uからはじまるエラーコードは、自分で解消できる内容となっています。
説明書にも記載されているため、エラーコードが表示されたら説明書を確認してみてください。
パナソニック製エコキュートのリモコンが故障したら、交換修理が可能です。
ただし、設置から10年以上経過している場合は、メーカーが部品を保有する義務がなくなってしまうため、交換できない可能性もあります。
また、エコキュート本体の寿命も約10年と言われています。
10年以上経過したエコキュートのリモコンが壊れた時は、修理よりも交換を検討した方が、長期的にみたコスパが良い可能性があります。
トータル的にお得になる方法を考えると良いかもしれません。
最新のパナソニック製エコキュートは、実際に使ったお湯の使用量をリモコンで確認したり、浴室とキッチンとでリモコンを使って交互に会話ができたりと多機能なリモコンが特徴です。
最新式リモコンは増設用に販売されていますが、ナショナル製のエコキュートや古いパナソニック製のエコキュートとの互換性はありません。
そのため、他機種のエコキュートをお使いの場合は多機能のリモコンに交換することはできませんのでご注意ください。
最新式リモコンを使いたい場合は、対応機種のエコキュートへの交換が必須となります。
パナソニック製のエコキュートは、「エコナビ」が搭載されているのが特徴です。
最新のAI技術を駆使し、生活リズムに合わせて最適な運転方法を編み出してくれます。
たとえば、太陽光発電をお使いの場合、翌日の日照量情報をチェックして、夜間の沸き上げを少なくし、日中に発電した電力の余りでお湯を作ることが可能です。
売電価格が下落してきた今、人気の高い機能となっています。
また、専用のアプリを使えば、スマートフォンやタブレットから遠隔操作が可能です。
お風呂の湯はりも外からできるので、帰宅後すぐに温かいお風呂に入ることができます。
パナソニック製エコキュートを例に、リモコンが表示されない時の原因と対処法をご紹介しました。
お湯の温度を変更できなくなったり、確認できなくなると、やけどのリスクが増えてしまいます。
リモコンに不具合がでたら、エコキュートの交換や修理など、なるべく早めに対処すると安心です。
お困りの方は是非参考にしてみてください。
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