玄関アプローチをおしゃれに!安く&簡単にできるDIYアイデアと施工のポイント
2023/07/26
2023/07/26
玄関アプローチをおしゃれにすることで、住まいの第一印象が大きく変化します。そのため家づくりの際は内装だけでなく、玄関アプローチのプランニングにも力を入れてみてはいかがでしょうか。
この記事では、玄関アプローチをおしゃれなデザインにしたい方に向けて、DIY&安価でできる玄関アプローチの作り方のアイデアや、押さえておきたいポイントについて解説します。
玄関アプローチを構築する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
玄関アプローチとは、玄関に続く道のことを指します。石畳やレンガ、コンクリートなどで装飾をすることも少なくありません。
一方で、玄関ポーチとは玄関ドアの手前にあたる場所のことをいいます。庇(ひさし)がついており、雨や日除けができる場所です。
どちらも家の顔といえる場所ですが、玄関アプローチはより歩道から見えやすい空間です。華やかにデザインすることで、家の印象がよりおしゃれになります。
玄関アプローチを華やかにするには、どのようなアイテムを使えば良いのでしょうか。
下記は、玄関アプローチの装飾で使われることの多い素材です。
上記のアイテムを単体で使用しても良いですが、組み合わせて活用することで、より彩が豊かになります。その結果、玄関アプローチに高級感やおしゃれさが増します。
玄関アプローチをおしゃれにするにあたって、プロへの依頼ではなくDIYで手を加えたいと考える方もいるかと思います。
DIYで玄関アプローチをおしゃれにする場合、次の5つのアイデアを取り入れるのがおすすめです。
それぞれの内容について、ご紹介します。
玄関アプローチのデザインで人気なのが、枕木がある景色です。枕木があることでナチュラルテイストで温かみのあるアプローチに近づけます。
また、枕木は洋風の玄関アプローチだけでなく、和風の玄関アプローチとも相性が良い存在です。テイストを選ばないため、迷った際は枕木を加えておけばデザインで失敗をすることは少なくなります。
枕木は天然木を選んでしまうと朽ちたり白アリの餌になってしまったりする点がデメリットです。コンクリートでできた枕木風のアイテムを使うことで、枕木の欠点を払拭できます。
飛び石とは、一定の間隔で並べられた大きな石のことを指します。古い日本家屋で見かけるケースが多いですが、洋風の玄関アプローチでも用いられる手法です。
飛び「石」という名がついていますが、飛び石の素材は石でなくても問題ありません。
たとえばレンガを組み合わせて1枚の大きな飛び石にしたり、タイルでデザインしたりすることもあります。
飛び石は玄関アプローチだけでなく庭やテラスのアクセントにもなる存在です。
飛び石や枕木のまわり、花壇やアプローチのアクセントなどに、色つきの砂利を加えてみてはいかがでしょうか。
色付きの砂利は、それだけで玄関アプローチを華やかにしてくれます。
砂利の色はさまざまですが、ピンクやオレンジ、茶色などがおしゃれなアプローチで使われる機会が多い色です。1色だけでなく2色以上を組みあわせて玄関をカラフルに彩るのも、おすすめのアイデアです。
玄関アプローチにたくさんの植栽を加えて、緑いっぱいの風景にするのもおすすめのテクニックです。緑で溢れた玄関は温かみに溢れ、玄関ポーチまでの道のりを華やかに彩ります。
植栽は外から玄関に入る視線を遮る、目隠しとしての役割も備えています。人の通りが多い道に面した住まいの方はフェンスと植栽を組み合わせることで、外構・玄関アプローチの華やかさとプライバシーの確保が実現可能です。
玄関アプローチのグランドカバーに、緑を加えてみませんか。グランドカバーに植物を用いることで、温かみがあり表情豊かな玄関アプローチに仕上がります。
グランドカバーとして活用する植物は、天然芝がポピュラーです。手入れが面倒な方であれば、人工芝を用いることをおすすめします。
そのほかにも、ダイカンドラといった植物やハーブ類、玉竜などもグランドカバーとして活躍する植物です。花が咲くタイプのグリーンを選べば、春になると玄関アプローチが花畑になり、美しい景観が実現します。
玄関アプローチをDIYでおしゃれにするにあたって、次の6つのポイントに注意してください。
それぞれの詳しい内容について、解説します。
アプローチのDIYをするにあたって、まずはアプローチの幅を決めましょう。どこからどこまでが庭やカーポートで、どこまでが玄関への小道となるのか、境界線を決めておくことでデザイン決めもスムーズになります。
アプローチに適した幅は住まいの土地の広さによりますが、人の通る通路は1〜1.5mほどを確保しておけば、行き来のしにくさを感じることはほとんどありません。
アプローチのデザインは、住まいの外観と合わせることをおすすめします。
たとえば黒い外壁や真四角の形状といったモダンテイストの外観の住まいであれば、玄関もシックで落ち着いたデザインのほうが統一感を演出できます。
コンクリートのシンプルなグランドカバーの脇に植栽を加えて、照明で雰囲気を演出する、といったデザインはいかがでしょうか。
白壁にレンガ色の瓦屋根といったカントリーテイストの住まいであれば、玄関アプローチは緑でいっぱいのデザインにして、ナチュラルな印象にするのがおすすめです。
そのほかにも、門扉や門柱、フェンスなどの外構ともデザインを合わせると、玄関アプローチが住まいに馴染みやすくなります。
おしゃれな玄関アプローチに生活感は無用です。生活感を連想させるアイテムは、隠してしまうことをおすすめします。
とくに室外機・倉庫などは玄関アプローチや庭で浮きやすい存在です。室外機はカバーをかけてエクステリアの一部としてみてはいかがでしょうか。
シルバーで無機質な印象の倉庫はカバーの販売はほとんどないため、ペンキで色を塗り替えて庭に馴染ませるといった工夫が求められます。
室外機や倉庫はサイズが大きく庭での存在感も強いため、なるべく目立たなくする方法を取り入れてみてください。
玄関アプローチに曲線と直線のラインを組み合わせることで、玄関に奥行きと表情が生まれます。
たとえば玄関まで続く道をSの字で構成すれば、住まいに広さを演出できます。玄関までまっすぐのアプローチの場合、飛び石を円形にしたりアーチラインの門扉を設置してみてはいかがでしょうか。
異なるラインが組み合わさることで、玄関アプローチの空間にリズムができます。
おしゃれな玄関アプローチを参考にしてデザインを決めるのも、玄関アプローチづくりで大切なポイントです。
SNSやインターネットや雑誌だけでなく、近所の華やかな玄関アプローチも参考にしてみてください。
できあがりのイメージが頭の中にあると、必要なアイテムも判断しやすくなります。
玄関アプローチを構築する際、防犯対策も忘れずに取り入れるようにしてください。たとえば砂利を敷き詰めれば足音で人の来訪を確認できます。
門扉を設置すれば、玄関アプローチへの外部侵入を抑制できるかもしれません。
ポストやインターホン付きの門柱は玄関の脇ではなく玄関アプローチの入り口のほうに設置することで、家の敷地内に知らない人が入るのを防げます。
玄関アプローチを華やかにすることで、住まいの表情が明るくなります。また家の印象も大きく変化するため、紹介した内容を参考にしながら、ぜひ玄関アプローチに彩りを加えてみてください。
理想の玄関アプローチを実現して、より自分好みの家づくりができたら良いですね。
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