冷蔵庫は、私たちの暮らしに欠かせない大切な存在です。しかし、製品によっては値段が高いものがあり、購入時にはどの冷蔵庫を選べば良いか迷ってしまうと思います。
本記事では、冷蔵庫の平均価格や、容量と値段の関係性を解説しています。

また、自分の家庭にあった冷蔵庫を選ぶポイント、家族構成ごとにおすすめな冷蔵庫も紹介します。
これから冷蔵庫を購入しようと考えている人や、買い替えを検討している人はぜひ本記事を参考にしてみてください。

ビルトインガスコンロ

求める性能や機能によって値段は変わる

コロナ禍の影響で自炊の回数が増えたことから、最近ではさまざまなニーズに応える冷蔵庫が増えてきています。

例えば、カメラを搭載することで冷蔵庫内の食材を確認できるモデルや、急速冷凍で食材のうまみを逃がさないモデル、スマホアプリで運転状況を把握できるモデルなどが挙げられます。

またほかにも、電力消費が少ない省エネモデルや、左右どちらからでも扉を開けられるモデルもあって、冷蔵庫によって性能・機能は大きく異なります。
一般的には、最新型や高性能で機能が多い冷蔵庫ほど、値段が高くなりやすいです。

もちろん、高性能であればあるほど良いに越したことはないのですが、せっかく購入したのに使わない機能ばかりではもったいないと思われるのではないでしょうか。

そのため、まずは自分が冷蔵庫に求める性能や機能を洗い出したうえで、条件を満たすモデルの値段を比較することをおすすめします。

毎日の料理・生活スタイルを思い描きながら、あったら良いと思える機能や求める性能を考えてみてください。

冷蔵庫の価格相場、容量と値段の関係

冷蔵庫にはとても多くの種類があって、容量やスペックによっても値段はさまざまです。
まずは、冷蔵庫の価格相場、容量と値段の関係性などを見ていきます。

冷蔵庫の平均値段は?

冷蔵庫の値段は、性能・機能・容量・発売年によって大きく異なります。
インターネット上で販売されている冷蔵庫の値段を見てみると、安いモデルで3万円ぐらいから、高いと20万~30万円となっています。容量によって価格帯が変わってきますので、自分が必要な容量や性能を満たすモデルをしっかり選ぶことが大切です。

次の項目では、冷蔵庫の容量ごとに平均の値段を見ていきます。

容量ごとの平均値段は?

安い冷蔵庫を購入するためには、まずは自分が求める容量ごとの値段相場を知る必要があります。

冷蔵庫の容量が200L未満の小型タイプ

安い冷蔵庫で2万円代、ハイスペックな冷蔵庫で4万円代後半となっています。

200~300Lの冷蔵庫

7万~8万5,000円あたりが平均的な値段のようです。

容量が300~400L

安い冷蔵庫でも8万円前後からとなっていて、10万円を超える冷蔵庫が多く見受けられます。

400~500L

10万円を下回る冷蔵庫はほとんどなく、14万円から20万円が平均値段となっています。

500~600L

家庭用冷蔵庫のなかで最も容量が大きいこちらのサイズでは、16円から25円の値段の冷蔵庫が多いです。

蛇口・水栓

冷蔵庫を選ぶ際のポイント

冷蔵庫を選ぶ際のポイントは、ただ値段が安い冷蔵庫を選ぶのではなく、生活スタイルに合った容量の冷蔵庫を選ぶことです。

ここまで冷蔵庫容量ごとの値段相場を紹介してきましたが、どのようにして必要な容量を考えれば良いのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

冷蔵庫の容量を考えるヒントは、家族の人数や料理の頻度に隠されています。

一般的には、家族数×70L+(常備品を入れるのに必要な容量100~150L)+(予備70L)という式が、冷蔵庫の容量を計算するのに使われることが多いです。

そのため、単身世帯では200L未満、2人暮らし世帯では310~360Lが冷蔵庫の容量目安といえます。

また、3人世帯の場合は380~430L、4人世帯は450~500L、5人世帯では520L~570Lを目安にしてみてください。

ただし、料理の頻度が低くて冷蔵庫の容量をあまり必要としない世帯では、上記の容量よりも少ない冷蔵庫でも問題はないといえます。

安い値段の冷蔵庫おすすめ9選|省エネモデルで電気代も節約!

自分の家庭に合った冷蔵庫の容量がおわかりいただけたでしょうか。続いては、家族構成や容量ごとに、おすすめな安い値段の冷蔵庫を紹介します。

冷蔵庫を購入するとき、本体価格が安いのはもちろんのこと、電気消費量が少ない省エネモデルであれば電気代を節約できてお得です。

値段が安いモデルに加えて、電気代を安く抑えられるモデルも紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

【単身世帯】おすすめ冷蔵庫3選

COMFEE’ 冷蔵庫 2ドア 右開き ブラック RCT90BL(E)(容量:90L)

自炊の頻度は多くなく、1-2日分の食材と飲み物・調味料などが少し入ればいい、というような方には場所を取らないコンパクトな冷蔵庫がおすすめです。

COMFEE’ 冷蔵庫 冷凍室自動霜取り 2ドア 右開き ホワイト RCB179WH(E)(容量:173L)

ハイセンス 冷蔵庫 幅49cm ブラック HR-D1701B 2ドア(容量:175L)

【2人暮らし世帯】おすすめ冷蔵庫3選

シャープ 冷蔵庫 幅54.4cm SJ-BD23K-W プラズマクラスター(容量:230L)

アイリスオーヤマ 冷蔵庫 IRSN-23A-S BIG冷凍室(容量:231L)

ハイセンス 冷蔵庫 幅55cm シルバー HR-B2501 2ドア 右開き 静音(容量:250L)

【ファミリー向け】おすすめ冷蔵庫3選

シャープ SHARP 冷蔵庫 SJ-W356J-S 幅60.0cm(容量:350L)

ハイセンス 冷蔵庫 幅59.8cm ホワイト HR-G3601W 3ドア右開き(容量:358L)

アイリスオーヤマ IRSN-45A-B 両開きフレンチドア 2段冷凍室 自動製氷(容量:453L)

まとめ

冷蔵庫には、容量や性能、搭載している機能ごとにさまざまな種類があって、それぞれ値段相場も異なります。

そのため、冷蔵庫を購入する際は、家族構成や料理の頻度を考えたうえで、必要な容量や性能を明確にすることが大切です。

本記事で紹介した計算式を使って、まずは自分の家庭に合う冷蔵庫容量を考えてみてください。

そのうえで、同じ容量の冷蔵庫同士で値段を比較してみることをおすすめします。