電気圧力鍋は、電気を使って調理をする器具です。火を使わず安全に使用できることから、調理中に他の作業ができる便利な家電といえます。
しかし、「実際に電気圧力鍋を使ってみたらめんどくさい」と言う人は少なくありません。

一見、ほったらかし調理ができて、時短調理ができる電気圧力鍋はメリットしかないように思われますが、実はデメリットも存在します。

この記事では、電気圧力鍋がめんどくさいと言われるデメリットについて詳しく解説しています。
「電気圧力鍋ってどうなの?」「電気圧力鍋のデメリットを知りたい!」と考えている方へのご参考になれば幸いです。

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電気圧力鍋がめんどくさいデメリット

電気圧力鍋は、火を使わずほったらかし調理ができるという大きなメリットがあります。
とくに、忙しい共働き世帯や子育て世帯には便利な家電といえるのではないでしょうか。

しかし「初めて電気圧力鍋を使ってみたら思っていたのとは違う」と思ってしまう人は多く、そうならないためにも、事前に電気圧力鍋のめんどくさいデメリットを把握しておくことをおすすめします。

電気圧力鍋のめんどくさいデメリットは以下のとおりです。

  • 調理時間がかかってしまう
  • お手入れがめんどくさい
  • 使い方を守らないと危険となる
  • 自動で作れるレシピが少ない
  • 予約調理できるレシピが少ない

一つずつ解説していきます。

調理時間がかかってしまう

圧力鍋を使ったことがある人はご存知かと思いますが、電気圧力鍋も圧力を上げる作業から始まります。
圧力を上げる作業には約10~20分ほどかかり、それからレシピに記載された調理時間で調理を行います。
その後、蒸らし時間をおきます。むらし時間は料理によって異なりますが、約10〜40分かかる仕組みになっています。

例えば「肉じゃがが3分でできる」といっても、圧力を上げるのに10分、調理時間に3分、蒸らし時間に15分の計28分かかる計算になります。電気圧力鍋は時短調理ができるメリットはありますが、実際はある程度の時間がかかってしまいます。

お手入れがめんどくさい

電気圧力鍋の種類によって異なりますが、お手入れに細かい作業が多く、面倒に思われるかもしれません。

電気圧力鍋のお手入れは、各種パーツを取り外して水洗いができるものの、大小さまざまなパーツがあり、またパーツの数が多いことがほとんどです。
最近はやりの食洗器にも対応していないため、手洗いで洗わなければならない点も面倒な点といえます。
洗い物が苦手な方や忙しくて時間を無駄にしたくない方は、パーツの数が少ない電気圧力鍋がおすすめといえるのではないでしょうか。

使い方を守らないと危険となる

電気圧力鍋には、入れてはいけない食材があります。

代表的な食材は「豆類」「パスタ」「餅」「ちくわ」「牛タン」で、調味料では「カレールー」「重曹」「大量の油」「大量の酒」です。

基本的に、膨らんで爆発する危険がある食材や調味料を入れてはいけません。
豆類に関しては、既定の分量の4分の1から3分の1までの量であれば問題ないとされています。

調味料は、粘り気があるカレールーやシチュールーなどは、蒸気を外に逃す圧力調整装置をつまらせて故障に繋がる恐れがあります。

また重曹や油、お酒は、圧力がかかるとふくらみ爆発する恐れがあるので、調理が終わって減圧し終えてから入れると安全に調理ができます。

自動で作れるレシピが少ない

実際に使ってみたら「意外と自動で作れるレシピが少ない」といったことを感じる人が多いようです。
電気圧力鍋の種類にもよりますが、自動メニューは「無水カレー」「肉じゃが」「豚の角煮」「ポトフ」「白米」「玄米」「おかゆ」「野菜」などが代表的といえます。

自動メニュー以外は、レシピブックの設定を見ながら調理時間を設定することになるので、せっかくのほったらかし調理のメリットが半減されるといえるのかもしれません。

レシピの設定時間を覚えるまでは、電気圧力鍋に時間をセットしなければならないので面倒に思う人は多いようです。

予約調理できるレシピが少ない

電気圧力鍋は「予約調理」ができることがメリットでもありますが、種類によっては予約調理可能なメニューが炊飯だけの場合があります。それでは、炊飯器となんら変わりありません。

また、生ものの予約調理ができない種類もあります。
予約調理可能なメニューが80種類もある電気圧力鍋があるので、自分が電気圧力鍋で何を作りたいかを考えておくと、電気圧力鍋を選びやすくなるのではないでしょうか。

電気圧力鍋を使う時はレンタルしてから使うのがおすすめ

電気圧力鍋を購入しようとすれば、平均2~3万円台と価格が高めです。
電気圧力鍋の平均価格は、約2〜3万円台とされています。
しかし今では、サブスクリプションで月々定額でレンタルすることができます。
電気圧力鍋を購入する前にレンタルすることで、実際に手に取らなければ分からないことを確認することができます。
安いもので月額500円からレンタルすることができますので、電気圧力鍋の購入に迷っている方は、一度レンタルサービスを活用してみて試してみるのも一案です。

どのような仕様かを確認できる

電気圧力鍋は、家電量販店などで販売されていますが、必ずしも品揃えが豊富であるとはいえません。
実際に商品を手に取らなければ、どのように分解できて、大きさはどの程度なのかなどが分からないという人は多いはずです。

また、実際に電気圧力鍋を使ってみないと、お手入れは簡単なのか、どんな調理ができるのかなど分からないことは多々あります。
購入を考えている電気圧力鍋をレンタルして使うことで、どのような仕様なのかを確認することができるので、サブスク・レンタルはとても便利なサービスといえます。

また、実際に使ってみて自分に合わなければ、返品して別の電気圧力鍋をレンタルすることも可能です。
まずはレンタルで実際に使ってみて、購入を検討している電気圧力鍋の仕様を確認してみてはいかがでしょうか。

本当に必要なものかを確認することができる

「時短になる!」「ほったらかし調理にあこがれる」といった理由で電気圧力鍋を購入する人も多いですが、購入しようとしている電気圧力鍋が本当に必要なのかは、実際に使ってみないと分からないのではないでしょうか。

サブスクでレンタルすると数ヶ月は使うことができるため、電気圧力鍋の使用頻度や使い勝手など、自分のライフスタイルに本当に必要なのかを確認することができます。

「実際に電気圧力鍋を購入してみたけど、あまり使わなかった…」ということになると、高い出費があったのにもかかわらず、キッチンの隅で眠らせてしまうことになりかねません。

まとめ


電気圧力鍋は火を使わないで調理ができるため、安心してお子様と料理を楽しむことができる便利な家電といえます。
一方で、お手入れの仕方や調理ができない食材があるなどのデメリットがあります。電気圧力鍋のデメリットをよく理解したうえで、自分の生活に合った種類を選んでいきたいですね。

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