小林さん宅 第3話 【キッチン・洗面所・トイレ編】かわいい・かっこいい、だけじゃない!
2022/11/17
2022/11/17
会社員・小林剛蔵さんは2018年に中古マンションを購入。フルリノベーションしたことで、どの場所にも“好き”が詰まった空間が完成しました。今回は、小さな雑貨から家具まで、全てに意思を持って選んだという小林さんのお宅を訪問。光が降り注ぐ開放的な空間でお話を伺いました!
部屋づくりを考え始めた頃、料理は全くしなかったという小林さん。ですが、キッチンにはサブウェイタイルを使いたい!…というこだわりが。価格面を考え、キッチンの壁の一部にサブウェイタイルを施すかたちになりましたが、逆にタイルに目がいく仕様に!
小林さんが選んだのは、ウッド調のシステムキッチン。床がフローリングなので、 馴染みが良いのではと考えたそう。確かにサブウェイタイルのモダンな印象と、フローリングから続いている温かみのあるウッド調のバランスが絶妙です。加えて、機械的になりがちなレンジフードの上部分も、お部屋の雰囲気にぴったり。
当時あまり料理をしなかった小林さんは、コンロについてはあまりこだわりがなかったと言います。とはいえ、適当に決めてはいけないと、まだ独身だった小林さんはよく料理をする友人を連れて、ショールームを回りました。
コンロは2口で良いかなと考えていた小林さんですが、料理好きの友人のアドバイスで3口にしたそう。また、作業台は掃除のしやすさを基準に選んだほうが良いと言われ、その通りにしたといいます。その後、コロナ禍となり家で過ごすことが増え、またご結婚もされたので、改めて友人のアドバイスに感謝しているそうです。
冷蔵庫や食器棚、そしてレンジも小林さんが一つ一つ吟味して選んだもの。だだ“かわいい”だけではなく、“かっこいい”だけでもない、絶妙なセンスで好みに合うものを妥協せずに選びました。
続いては、洗面室を見せていただきました!
洗面室のこだわりは“見せる収納”。
あえて棚には扉をつけずに、何がどこにあるか見えて、すぐに手が届くようなつくりにしています。扉があるとついつい詰め込んでしまうのが人間の性…。そんなことも扉がなければ防ぐことができます。
写真の左側のサボテンは、来客時の“おめかし用”。普段はここに小さなゴミ箱を置いているそう。
洗面室には、「こうすれば良かった」という反省点もあります。それが鏡の位置。ライトとのバランスで鏡の位置を決めましたが、女性や小柄な人には鏡の位置が少し高め。使い勝手もしっかり考えて選べば良かったと思っているのだとか。
トイレは“とにかくコンパクトに!”。
それに水流が強いという安心感も加わり、リクシルのタンクレスタイプをチョイス。また、色も重要で黄みがかかった白ではなく“真っ白”であることも、決め手になったそう。
トイレの洗面台は、ここでも顔を洗ったりできるように、と大きめを設置。結婚後、洗面台を使う時間が夫婦で重なることも多いことから、別々に使えるこのスタイルがとても重宝しているといいます。
香りをお届けできないのが残念ですが、トイレには良い香りがふんわりと。「PUEBCO」というブランドのルームフレングラスを置いているそう。やさしく漂う香りが印象的でした。
#3【生活編】では、日々の暮らしに欠かせないキッチン、洗面所、トイレをご紹介しました。お部屋づくりに妥協をしない小林さんの想いが伝わったのではないでしょうか?
次回#4【お休み編】では、寝室を始めとする、ゆったりとした時間を持てる場所をご紹介します。こだわり派の小林さんはどんなおうち時間を過ごしているのでしょうか…?
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