山本さん宅 第2話
【キッチン編】好みはプロ仕様より、すっきりとした家庭に馴染むもの
2022/11/19
2022/11/19
今回お邪魔したのは神奈川県・逗子にある山本千晶さんのお宅。山本さんは逗子駅から徒歩数分の場所にある雑貨店「zuhka(ズーカ)」の店主でもあります。お店とは異なるインテリアでまとめられた「好きなもの」が凝縮されたご自宅と合わせて、お店「zuhka」の様子もご紹介します。
1話【リビング編】では、スカイブルーの壁がステキなリビングの様子とともに、山本さんが逗子に移り住んだ理由や、 リノベーションを依頼した「nu リノベーション 」での運命ともいえるデザイナーさんとの出会いを遡りました。
今回は、【リビング編】にもちらっと登場したレモンイエローの壁が印象的なキッチンをご紹介します。
4畳半ほどの小ぶりなキッチンは、まるでコックピットのよう!山本さんご夫婦が2人並んで作業をしても、互いが邪魔になることのないちょうど良い広さです。
シンクや作業台はホワイトで統一。ステンレスなどの選択肢もあったそうですが、「スッキリしていて、かつ業務用っぽくないから」という理由でホワイトに。
レンジフードのチョイス基準は「掃除のしやすさ」と「家庭のキッチンに馴染む」という2点。「料理がものすごく得意!…というわけではないので、“プロ仕様”というより、シンプルでありつつ、家庭的なものがいいかな、で選んだもの」と山本さん。
そんな山本さんのキッチンには、見習いたい収納法がたくさんあります!なかには、すぐに真似できそうなものも…。
この写真にいろいろな収納法がぎゅっと詰まっています。ひとつひとつ見ていきましょう!
まずは皿の立てかけ収納。皿は重ねて収納する方が多いのでは?
それだと、必然的に下方の皿の出番が減る…なんてことも。山本さんのキッチンでは皿の一部を立てかけて収納しています。これには雑貨店「zuhka(ズーカ) 」の店主として、様々な作家さんの器を取り扱う、器好きな山本さんならではのこだわりが。
「制限がないと次々増えてしまうので、ここに収まる分しか持たない!と決めています。とはいえ、もうこのスペースも一杯なので、ここから我慢できるかどうかにかかっているのですが…(笑)」
そして、平置きでもなく、立て掛けるでもない、吊るす収納もキッチンの各所に発見!
こちらはスチールのラックに強力マグネットを貼り付け、コーヒードリッパーやホーローのストッカーなどを吊るしています。スペースを取らず、使い勝手も良さそうです。
最後は、スチールラックの上段。ランダムに物が入っているのに、とてもオシャレに感じるこのスペースは、クロスで生活感を隠しているそう。山本さんいわく、普段はキムチ鍋の素が見えていたりするそうですが、クロスをかけただけで、ぐっとまとまり感が出る技はさすがです。
山本さんのこだわりが詰まった【キッチン編】いかがだったでしょうか?
キラリと光るセンスが凝縮されたスペースでしたが、山本さんの家にはまだまだ素敵なポイントがたくさん!次回は、3話 【生活編】として、水回りや玄関などをご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
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