田中さん宅 リビング・寝室編

記念すべき第一回目のお家は、旦那さんのご実家の2階を「二世帯住宅」にリノベーションして暮らす田中さんのご自宅です。ブルーグレーを基調としたおしゃれな空間には随所にこだわりがいっぱい。家づくりのこだわり、そして、日々のなかで大切にしていることもお聞きしました!

リラックス空間とワークスペースの心地良い関係

田中さんご夫婦の楽しみは、ネットフリックスなどで映画や海外ドラマを観ること。

家のどこかにプロジェクターを投影できる白壁を作ることは当初から決めていたそう。結果的に、テレビ上のスペースがプロジェクター投影スペースに。テレビよりもプロジェクターで映像を楽しむことが多いので、テレビの存在感はやや低めです。

ソファやテレビ、プロジェクターのあるリビングスペースに灯るのは、「バブルランプ」。その名の通り、シャボン玉のように輝く特殊な加工を施したガラス玉を使用して作られた照明です。

こちらも、田中さんが絶対に家に取り入れたいと決めていたもの。電気を付けていなくても、本物のシャボン玉のように虹色に輝く様子に思わず見入ってしまいます。

そして、リビングスペース内にある収納棚と一体化したワークスペース。もともとは、全て棚になる予定でした。家の施工開始とともにコロナ禍となり、リモートワークが増えたことで、急遽、収納棚の一部をワークスペースに変更。

結果的にこのワークスペースが大正解。リラックスするスペース、食事をする場所、仕事をするところ…と切り分けたことで、夫婦が互いに別のことをしていても、ストレスをためることなく、過ごすことができるそうです。

仕事用の椅子に選んだのは、カールハンセンのYチェア。座り心地が抜群で、仕事も捗ります。

収納棚には、田中さん夫婦の各々異なる趣味のグッズがずらり。

決して統一感があるものばかりではないはずなのに、不思議とそれぞれがこの場に馴染んでいます。

収納棚の上部は天窓になっていて、それを廊下側からみるとこんなふう。

天窓を設置したのは、風通りを良くするため。単調で暗くなりがちな廊下のアクセントにもなっているそうです。

リビングスペースは、無垢材で作られたヘリンボーンの床材を選択。

一般的なフローリングと比べると、表情が違ってとてもおしゃれです。ダイニングスペースと、リビングの奥の寝室はフローリングなので、ひと続きに見える床もコーナーごとに変化が。床材の雰囲気が違うことが、それぞれの空間の良さを引き立たせています。

リビングスペースは、無垢材で作られたヘリンボーンの床材を選択。

一般的なフローリングと比べると、表情が違ってとてもおしゃれです。ダイニングスペースと、リビングの奥の寝室はフローリングなので、ひと続きに見える床もコーナーごとに変化が。床材の雰囲気が違うことが、それぞれの空間の良さを引き立たせています。

リビング奥にある寝室のベッドは無印良品のもの。当初はダブルベッドを設置予定でしたが、搬入スペースが足りず、シングル2つを並べることに。こちらはあくまで、休むためだけのお部屋。シンプルな空間でぐっすり眠れそうです。

アーチ型の入り口の向こうには、まるで秘密基地のようなウォークインクローゼットが!

洋服やバッグ、靴などが収納されています。ウォークインクローゼットは広々としていてまだまだ荷物が入りそう…。すっきりと綺麗に、そしておしゃれに暮らす秘訣は、余白を残しながら、お気に入りの物、愛着のある物に囲まれることなのかもしれません。