田中さん宅 キッチン編

記念すべき第一回目のお家は、旦那さんのご実家の2階を「二世帯住宅」にリノベーションして暮らす田中さんのご自宅です。ブルーグレーを基調としたおしゃれな空間には随所にこだわりがいっぱい。家づくりのこだわり、そして、日々のなかで大切にしていることもお聞きしました!

お気に入りが詰まったキッチンは、この家の顔!

限られた空間に、お気に入りをぎゅっと詰め込んだキッチンは、この家の“顔”とも言える場所です。もともと料理をしたり、器を集めるのが好きだったという田中さんにとって、このキッチンは居心地の良い空間。

窓からは明るい陽の光が入り、気持ちよくお料理やお片付けができそうです。

お家全体のポイントカラーとなっているのが、“ブルーグレー”。

この色は田中さんご夫婦が揃って好きな色、キッチンにもガス台や棚にブルーグレーが使われています。それに合わせて、ポットやミルクパンなどもブルー系で統一され、見た目もすっきりした印象です。

ついついキッチン雑貨などに目がいってしまいますが、ビルトインコンロや冷蔵庫などの住宅設備にも田中さんの「大好き!」が溢れていました。

田中さんが選んだビルトインコンロは、「PLUS do(プラス・ドゥ)」。スタイリッシュな見た目はもちろん、高火力で鋳物製ゴトクが存在感を放つ本格派です。プロ仕様でありながら、お家のキッチンにしっくりと馴染んでいます。

「PLUS do(プラス・ドゥ)」には揚げ物、炊飯、湯沸かしのモードがあり、グリルにもタイマーが付いています。田中さんも、炊飯機能を活かし、今は土鍋でごはんを炊いているのだとか。いったん火にかければコンロが自動で火加減を調整してくれるので、面倒なことはないといいます。炊飯器を使うより早くごはんが炊けて時短にもなり、しかも美味しいという一石二鳥(いや一石三鳥!)。

家で仕事をすることが多い田中さんですが、ビルトインコンロについている機能のおかげで、料理をしながらも“目を離せる”タイミングが増え、おうち時間を有効に過ごせるようになったそう。

レンジフードは、施工会社が提案してくれたなかから、予算に合ったものを選んだとのことですが、こちらはノンフィルターなので、後回しにして大変になってしまうフィルター掃除が不要なのだそう!

無駄な凸凹がなく、拭き掃除がしやすく、ファンに付着した油が遠心力でオイルパックに集められるシステム。田中さんはまだ引っ越してきたばかりながら、年末の大掃除に、こちらの便利さを実感したそうです。

シンクはシンプルで掃除しやすいタイプを

蛇口は非接触で水が出るタイプと迷ったそうですが、限られた家族しか触ることのない家の中で使うものなので、蛇口をひねるタイプを選んだといいます。

お皿を洗い終えた後には、シンクの右に台を出し、その上で乾かしてから食器棚にしまうのがいつものルーティーン。

部屋にしっくりと馴染んでいる冷蔵庫とオーブンレンジ、トースター。
どれもデザインのシンプルさが気に入って選んだもの。

冷蔵庫は「Haier (ハイアール)」をチョイス。ヨーロッパでスタンダードな2ドアタイプは、凸凹がなく、潔いほどにシンプル!上が野菜室を含んだ冷蔵庫、下が冷凍庫という作りで、田中さんの生活にはぴったりな容量と機能だそうです。

キッチンで作った料理を囲むのはこちらのダイニングテーブル。

引っ越しにはダイニングテーブルが間に合わず、届いたのはなんと三ヶ月後!それまでは、作業台で食事をしていたそう。それだけに、愛着もひとしお。田中さんは、夫婦でテーブルを囲む時間をとても大切にしているといいます。もちろん、毎回手の込んだ料理を作れるわけではないけれど…。毎日の暮らしのベースは、家族でテーブルを囲む、おしゃべりをしながら食事をする、そんな時間によって作られるものなのかもしれません。