第7話「タコヤキ、引っ越しの決め手はそこにあった」
2022/11/17
2022/11/17
前回までは、家が決まるまでについて語りました。
そして“運命の物件”に巡り合った僕、
モトマツが次にしたのは、引っ越し業者の選定です。
ここにも、あれやこれやとこだわりが。
今回は引っ越し業者に思うこと、そして最終的に決めたT社について語ります。
同じマンションの「住んだまま」か「フルリノベ」の部屋どちらかを迷いに迷って、
最終的に「フルリノベ」を選んだ僕は、意気揚々とルークに報告をしたのです。
「新しいおうち見つけたよ」と。
新しい家でのルークとの暮らしを妄想しては、
ニヤニヤしてしまう日々を過ごしていましたが、いつまでもそうはしていられません。
当然ですが、引っ越すからには引っ越し業者に作業を頼まないと!
僕にとって今回は人生で6回目の引っ越し。
過去5回におよぶ引っ越しで、引っ越し業者には思うところがありました。
たとえば…。
引っ越し業者に見積もりを取ると、
担当者から出てくるのは口々に「他社さんの見積もりはいくらでしたか?」という一言。
僕はそれがどうも苦手です。
他社と比べて値段を下げてもらうより、
彼らが自信を持って作業できる価格を提示してもらいたい。
お互いに納得したうえで仕事を依頼したい。
こう思うわけです。これが、引っ越し業者に対する僕なりのこだわり。
そもそも、数百万円ならいざ知らず、
数万円の差で1年後に「損したな~」と思い続けることって、まぁそうないですよね。
だから、多少高くても納得できる引っ越し業者にお願いしたい、そう思いました。
それに、今回の引っ越し、長い間大切にしている家具もあり、
丁寧に運んでもらいたいという気持ちもありまして。
だからこそ、値段で決めるより、金額に見合う仕事ぶりを評価したい、
それが僕のこだわりポイントでした。
そうした評価軸を胸に抱き、様々な業者を比較検討しました。
そんななか、ある一括見積もりにて、面白い社名を発見。
その名も「タコヤキ引っ越しセンター」。
何回かのやり取りを経て、僕はここに直感で飛びつきました。
まず、必要な情報をきちんと提示してくれたこと。
これが好印象でした。
例えば、
「この荷物はこういうふうに梱包してください」
「テレビボードの中の荷物は出さずにそのままでいいです」
「クローゼットは当日ハンガーとそれを入れる梱包材をお持ちします。
私たちが他の作業をしている間に入れてもらえれば間に合いますので」
など、当日の流れやイメージが具体的にできたこと。
こうした細かい情報を事前に提供できる引っ越し業者はそう多くないと思います。
次の決め手、それは、作業員の服装がキレイだったこと。
事前見積もりと物量チェックをしに来た「タコヤキ引っ越しセンター」の
担当者の身なりが整っていました。
新しい家での作業をお願いするわけなので、綺麗な服装で作業してほしい。
これは僕の強いこだわり。
汚れた靴下であがられた日にはもうっ~飛び上がります。
そして、言葉遣いも丁寧、
「当日も私が運びます」と言ってくれたことが大きな安心材料となり、
最終決定打となりました。
結果「タコヤキ引っ越しセンター」にして、大満足。
当日は何のストレスもなく、スムーズに引っ越し完了。
そう、引っ越し自体はスムーズに完了したのです。
引っ越し自体は…。
ちなみに、社名が気になり、由来を聞いてみたところ、
この会社は、もともとタコヤキ屋さん。
そこに元引っ越し会社勤務の人たちが複数転職してきたことから
新規事業として“引っ越し屋さん”を始めたのだとか。
なんともユニークな成り立ちではありませんか。
ルークよ、私がここにお願いした、その勘は正しかったよ。
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