窓サッシの汚れは便利アイテムでササっと簡単に!掃除方法とコツを解説
2024/01/30
2024/01/30
ふと窓を開けようと思うと目につく窓サッシの汚れ。定期的に掃除しないとカビやサビの原因となってしまうことも。とはいえ、細い隙間を綺麗にするのは難しいですよね。
窓サッシの汚れは、汚れに合った便利グッズや洗剤があれば、ササっと簡単に落とすことができます。
この記事では、窓サッシの汚れの種類や掃除に必要な道具、洗剤の種類をご紹介いたします。オススメの便利グッズもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
窓サッシに限らず、汚れを落とすためには、その汚れがどんな種類の汚れなのかを理解して、汚れに合った洗剤や道具を選ぶ必要があります。
まずは窓サッシの汚れの種類について、場所別に解説していきます。
窓サッシの外側は、外気に含まれる排気ガスや土埃、花粉などが付着し蓄積した汚れです。比較的大きな粒子の汚れなので、触ったときにざらつきがあります。特に花粉はベタ付くため、サッシに付着すると他の汚れもくっつけてしまう性質があるので要注意です。
窓サッシの内側は、手垢やホコリが主な汚れの原因となります。頻繁に開け閉めする窓には手垢がつきやすく、「くもり」やベタつきの原因となってしまうのです。また、リビングダイニング、キッチンの窓は蒸気に含まれた油分が付着してベタつくこともあります。
サッシのベタつきを放置すると、空気中のホコリが付着し、さらに汚れが悪化してしまいます。そのうえ、ホコリがつくと、結露が乾きにくく、カビが生えるリスクが高まり、健康的にも良くない状態になってしまうのです。
室内の窓サッシの汚れは、特に早めに落としておきたいですね!
窓サッシは細くて溝が多いので、スキマに入る便利なサイズ感の掃除グッズがあると便利です。家にある道具のなかでは、以下のものが役に立ちます。
掃除道具は窓サッシの素材によって、使い分ける必要があります。現在、多くの住宅で使用されているアルミサッシは、金属製なので丈夫で傷つきにくいと思われがちですが、ブラシやヘラなど、先のとがった物でこすると小さな傷がついてしまうので注意が必要です。さらに、アルミサッシには必ずサビを防ぐ酸化皮膜が施されていますが、細かな傷がつくと皮膜が剥がれています。
アルミサッシの掃除には、毛先が柔らかくなった歯ブラシや雑巾がオススメ。メラミンスポンジでも傷つく可能性があるので、使用時には目立たない部分で確認してから使うようにしてください。
断熱機能が高いことから近年注目を集めている樹脂製の窓サッシは、力を入れてブラシをこするのはNG。細かな傷さえつけなければ、樹脂製のサッシはアルミサッシよりも結露がつきにくい分、カビが生えるリスクは少ないので、優しく汚れを落とすことを意識してください。
木造住宅で見られる木製の窓サッシは、腐食に注意する必要があります。頑固な汚れを落とそうと、びしょびしょのまま放置するのは厳禁です。傷つけないよう、丁寧に汚れを拭き取るようにしてください。
窓サッシ用の掃除道具として使える便利アイテムを3つご紹介いたします。これらのアイテムがあれば、さらに簡単にお掃除できるので、忙しいときでも忘れずにお掃除しやすくなりますよ!
細長いスティックの先端にスポンジがついたスティックブラシです。スポンジはフェルトのように滑らかなので、こすっても傷がつきにくいのが嬉しいポイント!スポンジの横幅は1cm、窓サッシの隙間に入れて滑らせれば、それだけで花粉やホコリを拭き取ることができる便利グッズです。スポンジの反対側は「ヘラ状」になっているので、しぶとい汚れはブラシを持ち替えて、ヘラで剥がすことができます。
20本入りで、コスパもGOOD!窓枠以外にもエアコンや扇風機、加湿器などのお掃除にもお使いいただけます。
こちらは繰り返し使えるエコなサッシブラシです。毛束がしっかりしていて丈夫なブラシなので、窓サッシの外側の汚れなど、頑固汚れにも負けません。
ハンドル側には付属品のヘラが収納可能です。スコップ状になっているので、サッシの隙間に溜まった泥や砂などを集めて捨てることも簡単にできるようになっています。
ブラシ部分がJ型になったブラシは、掃除のプロも愛用する逸品です。丈夫でしなやかな「ナイロン66」素材をブラシに使用することで、傷つきにくさと掃除のしやすさを両立させています。特筆すべきは、J字型のブラシ形状です。窓枠の端っこなど、ブラシの毛先を当てにくい部分もJ型ブラシならラクラク毛先が届くので、ストレスフリーでお掃除できます。
窓枠以外でも、あらゆる溝やスキマの掃除に使えるブラシなので、1本持っておくととても便利です!
窓サッシの掃除は以下の3STEPで行います。
手順1では、古い歯ブラシやサッシブラシなどの専用道具でサッシの溝に溜まった汚れを掃き出します。汚れが溜まりやすい端っこは、特に丁寧に掃除してください。汚れが固まっている場合は爪楊枝やヘラで汚れを剥がします。
手順2では、掃いてでた汚れを取り除きます。汚れを取り除いておかないと、水拭き時に汚れを広げてしまったり、細かい傷をつけてしまう可能性があります。スコップ状のヘラで取り除くか、掃除機で吸い取ってください。
手順3ではスポンジや雑巾で水拭きしたあとに乾拭きをします。水気が残っているとカビやサビの原因となるので、しっかり乾拭きで水気を取り除くようにしてください。
基本的に、カビが発生していなければ、洗剤を使わなくても問題ありません。黒い点々がサッシにある場合は、黒カビが発生していると考えられます。中性洗剤があると、サッシを傷めずにカビを除去できます。
もしくは、クエン酸と重曹で代用することも可能です。クエン酸と重曹を同量混ぜ(小さじ1〜2程度)カビが気になる部位にふりかけます。
その上に霧吹きで水をかけると、シュワシュワ発泡してくるので、20分程度放置してください。最後に水拭きで泡と汚れをしっかりと拭き取り、乾拭きしたら完了です。
窓サッシを綺麗に保ち続けるためには、定期的に掃除するのが一番です。月に1回、ブラシで掃除すれば、黒カビも発生しにくく、頑固な汚れもつきにくいので、毎度の掃除が楽になります。
油汚れや結露がつきやすい窓のサッシは月に2回程度掃除するのがオススメです。また、花粉の時期も汚れが溜まりやすいので、できれば月に2〜3回ブラシで軽く掃除すると綺麗なまま保ちやすくなります。
窓サッシの汚れの種類と掃除方法をご紹介しました。便利グッズはあるだけで窓サッシの掃除が楽になるので、オススメです。楽にお掃除したい方は、ぜひチェックしてみてください!
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2022/12/08
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